たまりば

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里山にて

2017年12月17日

鶴川に暮らして7年ほど。

今日は、里山のおおくのこる岡上へ。


映画をみて、パーマカルチャーを語る会に参加しました。


いく途中、谷戸によって森をながめる。

夕陽が西へ、シルエットをつくる。

家々の灯り、人の暮らし。


文化センターにはいると、これから準備って感じ。

はじめて会うひとばっかりで、ちょっとどきどき。


にっこり話してくれたり、よかった。


机をならべて、プロジェクターをつないだり。


地元の野菜などがいっぱい入ってる鍋!


食体験、ということでいただきま~す。


ゴボウや里芋、紅芯大根の味わい。

おにぎりの玄米、おかずの大豆、ひとつぶひとつぶの旨み。




あれよこれよというまに上映開始。


tomorrowという映画。

ヨーロッパやアメリカ、インドなどを回りながら、環境について。

農業、経済、教育などの観点から掘りさげてゆく。



多様な野菜が畑にいい、とか。

食事をすること、話すことが大切、とか。


観ていたら、学生さんの淹れてくれたコーヒー、おいしかった。



観おわって、ちょっと休憩。


ヨガのひとが先生になって、深呼吸をする、すーっ。




そのあと、シェアタイム。


感想とかるい自己紹介。


親子で参加していたり、ちかくの花の農家のかたもいた。


いろんな人と話せてよかった。


茅葺き屋根をふきかえとか、活動もちょくちょくあると言っていた。




これはと思ったのに、行けたらいいなと思ったりして。


豊かなひとときになりました(^^)  


  • Posted by えだまめ at 07:35Comments(0)

    冬の散歩道

    2017年12月17日

    ここのとこ出歩く日々。

    ふらっと図書館へ、つづきの話を読みにいったり。


    川沿いの道、葉を落とした桜並木。

    枝のあいだには、枝のかたまり、小さな鳥の巣。


    きらきらひかる川面と、風の匂い、枯葉をふみわけて。


    駅へと向かう道。踏みきりをわたる。

    オレンジのロマンスカーが通過してゆく。




    ひとりでだったり、時にはいろんな友人たちと。


    下北沢や、西高島平、新宿、和泉多摩川、神保町‥。

    いろいろな街を訪れる。




    高層ビルをぬけ、カレー屋にはいる。

    店員さんがにっこりと話しかけてくる。



    かかってる音楽や、話している声だったり。


    歩いてたら、前をむける。

    息をはずませながら。



    時にはまよっても、きっと大丈夫。

    五感を働かせよう。道ばたの地図、ひとに尋ねたり。



    裏路地も、緑道も、谷戸のほうも、あるいてく冬の散歩道  


  • Posted by えだまめ at 07:09Comments(0)

    希望のかなた

    2017年12月10日

    ひさしぶりの映画だった。


    渋谷ユーロスペース。

    階段をくだり、映画館をでたら、世界がすこし変わってみえた。

    それは、近ごろの早い日暮れというだけではなく‥。


    胸にのこった優しくあたたかな余韻。

    静かな絵みたいな深い色あいと、熱のこもったロック音楽。


    いつも以上に、丁寧に描かれたユーモア。


    希望のかけらを心に生きるひと。

    支えられたり、かなたを夢みながら。





    希望のかなた。アキ・カウリスマキ監督。

    すてきな作品を観られたことに感謝。



    すぐに冷やされそうな風、師走の雑踏、道玄坂。

    マフラーをまいて、颯爽とあるいた帰りみち。  


  • Posted by えだまめ at 21:32Comments(0)

    ピアノと月

    2017年12月02日

    師走の夜のラジオ。

    ピアノの音が流れてきて耳をかたむける。


    クラシックのコンサート。


    ブラームス、リスト、サン・サーンス。

    番組はかわって、マイルス・デイビス、ローリング・ストーンズ、ロシアン・ロック・シンフォニー。



    音楽は流れつづける。


    揺らぎから見えてくる景色。

    全霊をリズムにゆだねる喜び。


    枕にもたれて、聴いていた。

    ベランダの外では、あかるい月が浮かんでいるんだろうな。


    音の粒がしみわたって、心を満たす夜。  


  • Posted by えだまめ at 22:06Comments(0)

    栃木生活~うたうたう

    2017年11月30日

    昨日で、大根の仕事がおわりました。


    最後のほうは霜がおりて、とけるまで始まりを遅らせたり。


    土をおおうマルチというビニールをはがして、ひろい地面が顔をだしたり。

    軽トラをホースで水をかけて、洗ったり。


    大根ぬきが、とてもはやくなって、すごいねってほめられてうれしかったり‥(^^)。



    今日は、慰労会♪ということで。


    農家さんのお父さんお母さん、お兄さん、おばあちゃん。パートさんたち。親戚のかたたち。

    みんなでぞろぞろ、スーパー銭湯に繰り出して。


    じっくりぽかぽか暖まって、ごちそうを食べて。


    カラオケも歌いました。

    こういう席、苦手だったんだけど、楽しかった!


    慣れない演歌も、心こめてうたったら、冬の海の景色が見えた気がした。

    はじめはなかなか音程が合わなかったけど、二番から声がではじめて、大拍手!


    おばあちゃんも手拍子してくれて、うれしかった。


    次にうたったのは、悲しいうた。そのなかにある素朴な優しさに、こころうたれる。


    あぁ、違う曲もうたいたかった、と今にして想う。

    喜びや、泣き顔も、笑顔も、感謝も。伝えたい気持ちが、思いが浮かんでくる。


    でも、これでよかった。


    優しいときが、ゆっくりと流れていた。



    あたたかな日々を、ありがとうございました!  


  • Posted by えだまめ at 19:01Comments(0)栃木生活

    栃木生活~きこえてくる

    2017年11月22日

    こっちを向いて、あたかも話しかけてきそうな。


    人懐っこい笑顔で、ぶらりと手を伸ばして、腰かけて。



    君のことを、友と呼びたい。

    そう言いたくなるような、大根に出会った。



    きこえてきそうな優しい声。柔らかな存在感。

    土からひょっこり、顔をだしたよ。


    こんにちは。  


  • Posted by えだまめ at 20:30Comments(0)栃木生活

    栃木生活~アカネ

    2017年11月03日

    夕陽のえがきだすシルエットにジーン!


    ずっしりとした大根にも馴染んできたような‥。

    パートさんたちと、たくさんの茶飲み話。



    自転車をはしらせて、埃まみれの身体をあらうたちより湯。

    こりもほぐれてぽかぽかに。




    さきまでの土を染めてゆく優しい色。


    いい感じに過ごせている日々に、ありがとう(^^)  


  • Posted by えだまめ at 19:40Comments(0)栃木生活

    栃木生活~器いろいろ

    2017年10月19日

    いろいろなおかずがならぶ。


    おでんだったり、ピーマンの肉詰め。

    インゲンのおひたし、とん汁だったり。

    日によってさまざまで、うれしい。



    今日のできごと、ちょっとした笑いばなしをふくらませ。



    かけあい漫才みたいな農家さん夫婦。


    ぼそっとおばあちゃんのひとこと。

    ピリッとおにいさんのふたこと。

    バイトさんのみこと。


    そして、よことを伝えよう。


    おいしいごはんのとき、ありがとうございます。






    先日のお休み、益子にいってきました。


    焼き物の里。

    のぼり窯をみたり、いろいろな器にさわって、たのしかった。

    作りての温もりまで、伝わってきそうなときのなか。




    冷たい雨つづきますが、お身体に気をつけて。

    お元気で~!  


  • Posted by えだまめ at 07:42Comments(0)栃木生活

    栃木生活~土をあるく

    2017年10月04日

    秋晴れ。

    さわやかな風のなか。


    今日は初日、ということで。

    なにかとうろうろしながらも。


    大根をほりあげてゆくとき。

    ほっくりとした土の感触。


    ひげだらけの根。

    くねくねの、細長いの、太いの。

    いろんな大根あるなぁって、あらためて驚きながら。



    靴にくっつく土を感じながら歩いてゆく。

    この畝からあの畝へ。


    ずっしりの大根。

    地面の上へと這い出してゆく。

    いや、もうちょっと寝ていたかったかな。



    ハウスでお茶を一服。


    農家さんもパートさんも、話しやすい人たちでよかった。

    犬のがんものつぶらな瞳。



    箱づめをしてゆく。

    交互に交互に、なかなかむずかしいな。



    なんとか1日が終了。


    農家さん、手作りけんちん汁がうまい!

    大根がなんといっても味わい深いのなんの。

    おばあちゃんの蘊蓄のある存在感。


    栃木って、なんだかぶっきらぼうな良さ。

    今ならば、わかる気がする。



    コンテナの箱みたいな小さな部屋。

    CDウォークマンで聴く音楽。


    フォーキーな音色に染められてゆく。

    ニール・ヤングとか、ジョージ・ハリスン、高田渡、なんだか癒される。




    風呂にでたとき。


    曇っては、また雲間から、まんまるの中秋の月。

    じんわりと染みこんでゆくひかり。



    手足を伸ばして、ぐっすりと眠ろう。

    おやすみなさ~い。  


  • Posted by えだまめ at 21:28Comments(0)栃木生活

    空知の夏~秋へ

    2017年09月26日

    太平洋をゆく。


    苫小牧から大洗への航海、ぶじに鶴川へと帰ってきました。


    台風による揺れもさほどではなく。

    ただ少しずつ曇ってゆく空の色だけが、気がかりで。


    展望風呂がついていて、海をみながらの朝風呂、気持ちよかったなぁ。

    ちいさな女の子と、お父さん、微笑ましかった。




    大洗の港についたあたりで降りだした雨。

    バスで途中下車。そこからあるいて鹿島臨海鉄道という電車にのる。


    赤い京急みたいなかわいい車両。

    たくさんの遠足の子達ものってきた。

    なんだろう、映画みたい。灰色の空を彩ってゆく。


    ひろびろとした田んぼの風景。




    水戸で乗り換えたら、けっこう栄えてた。

    納豆そば食べて、常磐線をがたごと。



    久地では、たまりばーるでおいしいごはん。

    友だちとも話せてよかったな。


    展示のうちあわせの様子もたのしかった‥。





    今晩は、浮かぶほそい月。



    ここんとこの体調が、ようやく快方にむかってきた。


    生姜と鶏団子のスープ、じんわりとしみわたる。


    月とスープ、なんだか似ている気がする。

    そんな気がした秋の夜。  


  • Posted by えだまめ at 21:04Comments(0)空知の夏

    空知の夏~岬のさき

    2017年09月16日

    ひきつづき、旅の途中。


    釧路から帯広までは汽車のなか。

    だだっぴろい平原、ながれる川、素晴らしい車窓だった。

    鰯のほっかむり、という駅弁をいただく。


    帯広は、ずいぶん歩きまわって、駅近のビジネスホテルに。

    薦められてたインディアンカレーのハンバーグのせ。

    そして、クランベリーのおおきなスイートポテト。

    素材そのものの素朴な、しっかりずっしりな味わい。


    最近、うまいものばかり食べ過ぎている気がする‥。



    帯広から広尾まではバス。


    農業高校の生徒たちとともに、すんごい賑やかだった。

    思春期。彼らの会話は、本当に面白かった。

    ずらずらと生徒たちが降りてゆき、旅行者たちとおばあちゃんがひとり。


    廃線されて、バス便だけが残る状況。

    北海道は、そうした地域がおおい。


    広尾から襟裳岬をとおり、様似まで。

    岬では降りなかった。

    ちょうど日高山脈の先っぽの岬。

    この山々をはさんで、釧路側が曇り、浦河側が晴れていた。

    ちょうどミサイル発射の日だった。

    いつか出会った朝鮮のひとの優しさを思った。

    今ごろ、どうしているだろうか。



    様似から浦河へ。

    古ぼけたビジネスホテルに荷物をあずけて。


    喫茶ぶらぶらという所によった。

    べてるの家、というグループが運営しているところ。


    ついてすぐに、メンバーの女性が綱ひき綱ひき~とジェスチャーしながら、ここ座りなよ~と。


    話をしながら、ネギチャーハンと幻聴パフェをいただいた。

    写真をとって、と言われて、写真をとった。

    とても素敵な表情でとれた、と思う。



    彼女はグループホームに帰っていった。


    たまたまお客さんに話しかけたら、べてるの家に連絡をとってくれて、職員さんとべてるの家の見学させてもらえることになった。


    点在するグループホーム、それぞれの活動について、畑の様子、浦河教会。


    充実したひとときになった。

    安心して、心をひらけるところ、という印象。


    心のままに、幻聴したり。

    弱さをもったまま、絆をもてること。



    いつか、またゆっくり来られるだろうか。

    来れないとしても、心に深く刻もう。





    朝はやく起きて、現在運休中の日高線の代行バスにのり、富川経由で二風谷にむかう。

    バス停がわかりずらかったり、いろいろ大変だったが、なんとか到着。

    資料館をふたつ見学。



    服装や木皿の模様。死にたいするユーカラ(物語)の儀式。

    アイヌとは人という意味。アイヌモシリとは人の静かな土地。


    ゆたかな物語を紡ぐ人たちの生。

    なんだか、良いひとときだったなぁ。


    民芸屋さんによったら、知人も演奏するトンコリという楽器が置いてあった。

    演奏していいよ、とお店のご夫妻に言って頂き、試奏♪

    左右両指をつかって、深い音色だった。


    タイムトリップしてゆく感覚‥。



    ドライブインでラーメンをたべて、バスでまた富川。

    そこから、代行バスで鵡川。


    そして、汽車で苫小牧へ。



    駅近の喫茶店で、コーヒーとレアチーズケーキ。

    落ちついた、いいお店。

    そして、なぜかBGMはサザン・オンリー。


    おそらくはじめて、サザンで泣いた気がする。


    思えば。。


    大学の友だちたちはサザンが大好きだった。

    そして、自分はそれほど好きではなかった。

    なんだかおやじくさくて、ベタな気がしてたから。


    今となって。

    真夏の果実、いとしのエリー。胸に刺さってゆく。

    YaYa~あの頃を忘れない、もヤバいな。


    聴きやすくて、小さなフックがじわじわと効いてくる‥。



    駅前のバス停から、フェリーターミナルへ。


    いまは洋上、船のなかにいます。


    レストランや展望風呂がある、きれいな新造船さんふらわぁふらの。


    明日の昼ごろには大洗の予定。


    台風18号も近づいてるけど、あまり揺れなかったらいいな。

    ナイト・クルージング。夜の航海。


    ではでは~。  


  • Posted by えだまめ at 20:35Comments(0)空知の夏

    空知の夏~鈍行、東へ

    2017年09月14日

    東へ、東へ、鈍行で。

    いまは根室に来ています。



    旭川からは石北本線にのって。

    つめたい雨の日、上川という街に8時頃について。

    地元の高校生たちも、ぞろぞろとおりてゆく。

    夕方4時まで接続待ち。


    バスで層雲峡まで足をのばして、温泉にはいって。


    また街にもどってラーメン食べたり。


    ふたたび鈍行で北見方面へ。


    なんだか懐かしくて。

    友人の実家でいくらを食べさせてもらった記憶。


    すっかり暗くなっちゃったけど、網走まで。


    踏切をわたって、民宿へ。

    ふるいくたびれた感じ、宿のおかみさんがいい感じ。

    鉄道ばなしなど、ちょこちょこと。


    こういう家庭的な宿、ときどきほっとする。

    ファミレスでおろしハンバーグ、サラダの食べ放題。


    翌朝もわりと早起き。


    網走から釧路までの直通鈍行。

    しばらくしてオホーツク海がみえてきた。


    曇り空に、海の鈍色。

    荒れた波をながめながら。

    冬、流氷のころを想像してみる。


    知床斜里からは森へと入ってゆく。


    途中、酪農の牧場もみえた。牛が何頭か放牧。

    空が晴れてきた。


    釧路湿原、スケールのおおきなところだ。


    あわい空のいろに見とれた。



    釧路に着。

    観光案内所で地図をもらって、歩き始める。


    なんといっても和商市場。

    勝手丼、といって、ご飯をかって、好みのネタもかって、オリジナルな丼にする。


    旬のさんま。秋鮭。いくら。ぼたんえび。それと店員さんからすすめられたクジラもいってみよう。

    なんだか見映えがヘンテコになってしまったが、おいしかった。

    観光市場、だけでなく、地元の人たちもけっこう来ている。



    大通りをあるきつつ、幣舞橋へと。

    野口雨情や、石川啄木の足跡を感じながら。


    がらんとしたおおきな街で、散歩を満喫した。


    釧路駅構内にもどって、ソフトクリームをたべて。



    根室本線に乗車。


    海側の席。今度は太平洋。

    ひろい草地に、馬もいたりして。

    窓をすこしあけたら、心地いい風。

    ディーゼルの匂いが混ざりあう。



    夕方に根室に着。


    歩いてすぐの所にある素泊まり民宿へ。

    洗濯をすませて、ご飯を食べにゆく。

    エスカロップというカツライス、おいしかった。




    今日は納沙布岬までいってきます。

    それから帯広方面へ、また鈍行の旅。


    たのしい1日になりますように。  


  • Posted by えだまめ at 06:20Comments(2)空知の夏

    空知の夏~北へ、北へ

    2017年09月11日

    北海道の旅、北へ、北へ。


    旭川では、ラーメン三昧。ジンギスカン。

    とにかくうまい!きっと食材がいいんだろうな。

    旭山動物園の動物たち、素晴らしかった。



    鈍行にのる。

    朝6時にのって、昼12時に稚内。


    天塩川にサロベツ原野の車窓。

    牛たちが草を食んでいる。

    スケールのおおきさに見とれるばかりだ。


    バスでさらに北へ。

    宗谷岬へたどり着く。


    たくさんの旅人たち。

    晴れ晴れとした天気のした、まぶしい笑顔。

    あおい海と空。


    翌朝、船にのり、利尻島へ。


    ホタテラーメンで腹ごしらえ、レンタサイクルで東のほうへこぐ。

    利尻富士のなだらかな裾野。

    ちょうど快適なスピードで、風を感じる。

    かっこいい岬の地形。


    お昼過ぎ、利尻島から礼文島へわたる船にのる。


    学生時代にきて以来、約22年ぶり。

    うろ覚えの記憶。自分にとって大切な思い出。


    港にユースホステルのヘルパーさんが迎えにきてくれた。

    あぁ、この独特のテンション!


    荷物をあずけて、そのとき同宿することになる旅人ふたりと、しばし観光することに。

    北のカナリアパーク。

    冬場の礼文を舞台にした映画。

    雪景色を想像したりして。


    港にもどり、ほっけ焼き定食に舌鼓。

    ヘルパーさん運転の車でユースホステルへ。



    おかえりなさい、ただいま。


    もう、本当にいつ以来に言っただろうか。


    たくさんの人が出迎えてくれた。

    歌いながら、踊りながら、夜のミーティング。


    礼文島の西海岸をあるく8時間コースに申し込む。

    なぜかリーダーに任命された。


    早起きして、ユースの車で島の最北端、スコトン岬へ。

    総勢10名。うちふたりは途中までの4時間コース。

    ひとりは年輩の女性。あとは皆男性。

    学生、同年代、年輩の方。

    バラエティーに富んだメンバー。


    岬めぐり、とてもよく晴れていた。

    あおい海と空、澄海岬。

    何回もあるいているベテランさんに、島の花や自然を教わりながら。


    あるいていたら生まれてくる連帯感。

    ひとはひとりひとり、だけど助けあうことができるから。


    岩礁の海をあるく。

    貝殻をひろってみたり。


    途中、宇遠内では休みどころへ。

    地元でうに漁もされているという。


    超格安でうにをいただきながら、いろいろな話。

    舌がこぼれそうになる。コクがあるとれたてのウニ。



    坂を登ってゆき、林道をあるいてゆく。

    利尻山もよくみえる。


    陽もかたむきはじめ、夕景色になってゆく。


    出迎えの会、そして夕暮れの会。

    いっぱいいっぱい、歌をうたった。


    ヘルパーさんが紡いできた言葉たち。

    旅人たちをやさしく癒したり。

    鼓舞したり、寂しさや悲しみをひろいあげたり。


    忘れかけていた青春が、水平線をわたって、胸にとどく。

    ときおり後ろをふりかえりながら、前へとすすむ。


    熱いものを、まぶたの奥に感じる。

    ちょっぴり隠し涙。心のおくのほのかな温泉。


    なんだか、とても豊かなときを、礼文島で過ごした。


    稚内へ帰りの船、8時間コースの何人と一緒になった。

    ターミナルで、手をふって、よい旅になりますように。



    いまは、ふたたび旭川へ。


    明日からは、道東へと向かいます。  


  • Posted by えだまめ at 21:53Comments(0)空知の夏

    空知の夏~木のうた

    2017年09月04日

    丘のうえへ。

    おおきく息をすいこんで。


    織りをなす畑、たたずむ木。

    かたりかけてくる風景。





    富良野・美瑛と、旅の日々を過ごしています。



    札幌から富良野までは都市間高速バス。

    途中、芦別、赤平といった旧産炭地も通過しながら‥。

    学生のころ、地理学ゼミの巡検でちかくの上砂川を訪れたことがあり、不思議な気持ち。

    光陰は、あっというまに、飛ぶように。



    富良野についたら、ローカルバスにのりついで。

    まえからいってみたかったゴリョウゲストハウスへ。


    古民家を改装した宿。

    つくりがとてもお洒落で、そして食堂のカレーがとてもおいしかった!

    南瓜ケーキも、ずっしり濃厚。メロンつきでうれしかった!!


    富良野はとても野菜がおいしい。

    ながい冬にたくわえられた地の養分が宿っている。

    寒暖差も味をつくる要素だという。


    メロン、とうきび、ジャガイモ、何を食べても驚いてばかりだ。



    翌日は、駅前でレンタサイクルをかりて、麓郷へ。


    こちらは、19の夏、学生男4人で、北の国からのロケ地を訪れたところ。

    記憶はすっかり抜けていて、たしかに丸太小屋に触れた気がする程度‥。


    でも、振り返っても、その北海道旅は、とても最高だったのだ。

    あれから、本当にあちこち旅しても、今だに‥。



    自転車のペダルをこいでゆく。

    片道20キロちかくもある‥。


    とてもきれいに晴れた日。さわやかな風。


    川ぞいの道を、どんどんこいでゆく。

    すれ違う車も、追い抜いてく車も、いなかった。


    学生のころうたってた歌を口ずさむ。

    なかなか幸せ、熱唱サイクリング。


    ついたら、北の国からのロケ地めぐり。

    テレビほとんど見なかったから、番組への思い入れは、ない。


    しかし、廃材を組み合わせてつくられた家の、緻密さに魅せられた。


    小さな灯は、いつも暖かい。


    バブル期に、嘲笑の対象にもされるような、コマーシャル・センセーショナルに利用されやすいドラマと思っていたけど。


    倉本聰さんが描こうとした世界は、今の自分には理解できる気がする。


    帰り道、小野田そば屋さんでたべたかしわそば、おいしかったな。



    翌朝は、ゴリョウゲストハウスを早めにでて、電車で美瑛へ。


    駅前でレンタサイクルをかりる。


    今日も、なかなかいい天気。


    丘のうえには、広大な畑がひろがっている。


    作物の違いによって、地面がタペストリーのような模様になっていた。


    ぽつんとたたずむ木。

    いくつかは、名前がつけられている。


    親子の木、といって両親のあいだにちいさな子、といった感じの木々もある。


    イエラ・マリの絵本、木のうたを連想した。

    一本の木に、季節はめぐってゆく。

    その移ろいを、見ている木は、何を思うだろう。



    お昼でたべた食堂は、ピザと葡萄ジュースを注文したら、サービスに枝豆ととうきびまでつけてくれた。

    とてもおいしかったです。ありがとう。


    午後は、美馬牛方面まで足を伸ばしかけたが、連日の自転車に満足して、引き返すことにした。


    自転車をかえす直前に、天気雨。

    喫茶店で雨宿りして、午後5時にユースホステルの方が、美瑛駅に迎えにきてくれた。



    丘へのぼったところで、きれいな、おおきな虹。


    しかも二重だった!!



    今日は、修学旅行生とかさなったこともあり、離れのロッジをひとり貸しきり状態に。ある意味、ラッキー。


    早めにお風呂にはいり、併設されているレストランでビーフシチュー。

    これが、とてもおいしかった!


    秋の虫の声をききながら、眠ることにします。



    明日には、旭川へ。


    すこしゆっくりしたら、また北上するつもりです。では。  


  • Posted by えだまめ at 22:38Comments(0)空知の夏

    空知の夏~空と大地

    2017年09月01日

    いいネギ、つくってるだろ~。

    東京や、大阪にも出荷してるんだよ。

    農家さんが、ぼそぼそっと云った。



    ここは畑のなか。

    あおく澄んだ空と、ひろいひろい大地。


    同僚たちと、ネギを拾い集め、束ねてゆく。

    けっこうな力仕事、ときどきは雑談と笑い声。


    顔も手も泥だらけになった。

    土の匂い、ってこんなだったな。



    空知に来てからひと月。

    おかげさまで、昨日が作業最終日。

    なんとか、やりとげることができた。



    個性的な面々。


    手に彫られたタトゥー。LGBT。DV。

    そのひとの、さまざまなかけら。


    たくさんの傷や優しさ。

    でこぼこな人生者どうしで働いていた。


    だからか、ちょっと、人の幅がひろがった気もする。


    歳をかさねる命。あらたな命。




    空と大地のあいだ、思いっきり息をする。


    ちいさな鰯雲、彼方へとつづいてゆく。

    見上げたり、しゃがんだり、なにかとせわしなく生きるとき。


    そんな空知の日々に感謝!


    これから、また少しずつ、ぶらぶらと北海道を旅します。  


  • Posted by えだまめ at 05:52Comments(0)空知の夏

    空知の夏~風のように

    2017年08月05日

    もう秋の風ね。

    農家さんは言った。


    白い雲は刷毛で描いたように細いすじの形。

    空のいろは、とてもきれいに澄んだ青。


    休憩時、おおきく切られた西瓜をほおばる。

    したたる汗のながれる頬に、心地いい風。




    いまは、空知の南幌というところにある農家さんではたらいています。


    今朝の雨で、今日の仕事はおやすみ。

    部屋で寝ころびながら、この文を書いています。



    来てそうそうは、暗據ほりといって、畑のしたの土管を掘り返す作業。

    あらたな土管と交換するため、腰をかがめて。


    土からは炭っぽい泥々の水があふれだす。

    これがなかなかきつくて、きつくて。


    筋肉痛でかたかたになりながら。


    僕のほかにバイトさんが男2名。

    同じ宿舎で生活をともにしている面々。


    あとは、季節パートさんたち、農家さんのご家族。


    帰ったら、近くのスーパーで買い物したり、食堂もいくつかあって、便利。

    あと、ザンギ、という北海道ならではの唐揚げの持ちかえり専門店もおいしくて。



    洗濯して、シャワーをあびて、ご飯をたべて、あとはぐっすり眠ります。



    昨日は、ネギの収穫と、根切りをしました。


    収穫は畑で。一面のみどりの葱畑。


    列にそって、ほりあげる農機がネギをおこしてゆく。

    それをムシロに束ねてゆく作業です。


    紐がゆるまないように結んでゆく。


    このコツをまだつかみきれていないのが課題。

    それでも、だいぶ上達してきました。


    束を軽トラに、みんなで積みいれてゆく。



    農家さんのハウスに戻って、根切りの作業。

    こちらには、パートさんがいっぱいいます。


    ハウスのなかに、葱をはこびいれる。

    下のほうのひげ根をカッターで切るのが根切りです。


    ほかにも、本数をととのえるひとや、箱詰めするひと。


    いろいろなひとの手をとおして、出荷されてゆくのがわかります。




    見あげた空には、ながれる雲。

    いつか、どこか、だれかを思うような空。


    風のように、ただ、思いを浮かべてゆく。



    あと、しばらくは空知の日々です。  


  • Posted by えだまめ at 08:49Comments(0)空知の夏

    空知の夏~バターサンド

    2017年07月31日

    ゆっくりとゆられてゆく、函館本線。


    朝、函館を発って、札幌につく頃には夕方になっていた。

    北海道って、本当にひろい!



    途中の、森駅がよかった。

    海沿いのホーム。


    停車時間が30分ちかくもあって、構内の売店へ。

    いかめしを買ってみたりして。



    白い車体、黄緑のラインが入ったディーゼル。

    生えていた草地とよく似合ってた。



    ずっと海をみながら。


    おおきな太平洋。



    おいしいいかめしを食べる。もぐもぐ。



    長万部で次の接続まち。

    北海道新幹線がこれから作られるという。

    だけど、とても静かな町、といった印象。


    駅前の食堂でたべて、待合室できく音楽。


    いろいろな旅する人たち。

    心のなかではもはや同志‥(^^)




    倶知安方面へは山路線。



    森がふかいなぁ。

    マルセイのバターサンドをたべながら。


    ニセコ、クッチャン。アイヌ地名の由来を知りたい。

    余市からはいよいよ人がおおくなる。


    小樽では、花火大会があるらしく浴衣姿の女の子たちも。


    窓ぎわには日本海。

    荒涼とした灰色の海。風情を感じる。


    札幌まで、たのしい旅となった。  


  • Posted by えだまめ at 08:59Comments(0)空知の夏

    空知の夏~函館へ

    2017年07月30日

    遥々と旅して、函館へ。


    22年ぶりに訪れたところ。

    とおい記憶のなか、思い出したりしながら。



    バスタ新宿から、弘前まで夜行で。

    電車にのって青森にでて、船にのる。



    薄曇りの津軽海峡、かすむ海をわたってゆく。

    うとうと眠りながら。



    立派な函館フェリーターミナルから、シャトルバスで駅まで。


    駅周辺が整備されていて驚いた。

    まえはどんなだったかな。



    19の頃、友人4人と旅をした。

    とてもたのしかった夏のこと。



    駅近くのビジネスホテルに泊。

    ややさみしげな気持ちを抱えながら、路面電車にのって。

    谷地頭温泉、ぽかぽかになってよかった。



    次の日、よく晴れて、風がここちよい。


    函館山に登って景色をながめ、八幡坂周辺をいったりきたり、のぼりおり。


    きこえてくる高校の吹奏楽。

    坂道のしたには、海がみえる。

    ここはまえに来た道。

    見覚えのある街。



    なんだか、色んなことを忘れてしまったけど。

    こうして今も歩いている不思議。


    大正湯という銭湯でひとっぷろ。


    風呂あがりに、市電にのる。

    あけっぱなしの窓から入りこんでくる風。


    なんとなく気になるところまで。



    いい函館滞在になりました。  


  • Posted by えだまめ at 05:24Comments(0)空知の夏

    おぶせフルーツ~フルーツ

    2017年07月18日

    葉っぱのあいだから陽がさしこむ。


    あかるい草の色。


    ころころの緑の実が、たくさんおちている。


    木になっているリンゴたち。

    脚立にのって、お喋りしながら。



    通りぬけてゆく風。


    さわやかな、青らしい匂いを感じる。


    あぁ、涼しいねって、一瞬だけどよろこぶ。







    小布施は、なんだかんだで、いいひとときでした。


    あたり一面にひろがる果樹園。


    出会った人たち。街なみ。家々。



    7月はじめ、あっというまの映画のようだった。


    暑い陽ざしのとき。雲がたちこめてはげしい夕立。


    雨あがり、山並みをながめては、そのさきの光を思う。




    人生でであう果実。



    かたかったり、すっぱかったり、あまかったり。


    いろいろなころころの実。木の枝のさき。



    時をかさねたみのり。


    風も、雨も、陽射しも、そのなかに。


    ちいさな命。


    味わえることに感謝。



    農作業にたずさわれて、たのしかったです。


    さまざまな果物たち、表情ゆたかに。



    ありがとうございました!  


  • Posted by えだまめ at 08:49Comments(0)おぶせフルーツ

    おぶせフルーツ~モモ

    2017年07月12日

    今朝は、自転車にのって。


    千曲川のかわべにある果樹園まで。


    昨日の夕立からの雨あがり、きらきらにぬれた草をふむ。



    ネクタリン、プラム、栗、桃、杏‥。


    ひろい土地に、色とりどりの果実。



    桃をみつめる。


    やわらかな気持ちになった、やさしい色。


    なぜか、なつかしくなって、そっとふれてみた。  


  • Posted by えだまめ at 15:51Comments(0)おぶせフルーツ