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Posted by たまりば運営事務局 at

みちのく双六~サイコロ

2011年09月06日

今日も気仙沼に滞在。
ボランティアし、居酒屋で飲み、銭湯に入り、いまランドリーで洗濯しています。


気仙沼ボランティアセンターから派遣され、港近くで被災された雀荘の清掃活動を行いました。
1階は壊滅しており、2階の片付けがメインで、4人で活動を行いました。

店長さんは50才くらいの女性です。掃除のあいまに
震災当日の様子や避難所での生活について話を聴かせて頂きました。

家もぐちゃぐちゃなのに、水道もつい数日前に復旧したばかりなのに
今日は営業申請の書類を出しに行ったり、建築業者の立ち会いをしたり。
その姿に勇気を頂きました。

ボランティアを一緒に行った方は、地元に生まれ育った65才のおじさんと
浜松から来たお兄さん、東京から来たお姉さん、でした。
一緒に汗をかきながら、ボランティア活動についての話を伺いました。

店長さんからは、絶対に商売再開するから、遊びに来てこの部屋に泊まってね!
と言って頂き、めちゃめちゃ嬉しかったです。


3時には作業が終了し、旅館に戻ってしばらく昼寝。


素泊まりだから、近くの小料理屋さんで夕食を食べることにしました。

さんま塩焼きと鰹刺身でビールを飲んでいたら、カウンターの隣のおじさんが話かけてくれました。
被災の現実的な痛みが広く深く存在していることが伝わってきました。
ボランティア活動に対して好意的な方で、焼き鳥とビールをご馳走頂き
申し訳なくもありがたい気持ちになりました。


銭湯は、気仙沼市街に残された唯一の公衆浴場だと聞きました。
昭和40年頃できたレトロな好みのタイプです。震災前は廃業を考えていたそうです。
お風呂あがりに、番台のおばあちゃんが、これからも営業するから、お兄ちゃんまた来てね~!
と言ってくれました。身体も心もぽっかぽかになりました。

気仙沼は自分にとって特別に大切な町になりました。  


  • Posted by えだまめ at 22:03Comments(0)みちのく双六