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Posted by たまりば運営事務局 at

Y市の樹

2012年02月10日

今朝は、町田から横浜線を乗り継いで鴨居に来ました。

鶴見川にかかる人道橋を渡り、工業団地の中を歩く道。

片隅には一本の桜の木が立っていました。


思い出すのは高2の冬。

当時、川崎の鹿島田という所に住んでいました。
近くには東芝のでかい工場や新川崎の操車場。
多摩川の広い河川敷がありました。

引越したばかりの生活環境の変化に
嬉しさと哀しさが入り混じった心境でした。

高校には随分遠くなり、若干不満に感じてた気もします。


家の近くには、わりと立派な神社がありました。

鎮守の森とまではいかないけど、町の中で神社周辺だけは
まとまった自然が残っていました。

バス停の脇だったのでよく立ち寄る場所でした。


たぶん老木も多かったと思います。立派な木々。
たくましく、優しい雰囲気。
今思うと、事あるごとに木々からエールを送られ続けた気がします。


自然豊かな森に行くのも好きですが
町の片隅に伐られることなく残された樹木には
畏敬の念を感じます。


あたたかな春が近づき
花が咲く日を待ちながら
つぼみを膨らませる季節。

鴨居の桜の樹を、いつまでも大切に残るといいなぁと思いながら、見上げました。  
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  • Posted by えだまめ at 08:11Comments(0)