たまりば

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みちのく双六~桜前線

2012年03月31日

こんばんは。
今は石巻に来ています。

前回訪れたのは昨年9月でした。
いつか来たいと思っていて
ようやく実現しました。


駅から歩いて北上川の河口の方へ。

道が舗装されていたり、あらたな店を見かけたり
街に変化がありました。

でも、まだまだ倒壊した家屋も多く残されています。


前回見かけた理容店が営業しており
心からうれしく思いました。
遠目からただ胸いっぱいになりました。


日和山の階段をゆっくり登ると
一面に太平洋が広がっていました。

親潮と黒潮のぶつかる潮目。
船の運行を見まもるようにある鳥居。

日和山は桜の名所と知りました。

小雨の天気。木々からはっきりと薫る匂い。
蕾は花ひらく日を待っていました。


喫茶店で頂いたコーヒーとナポリタン。

しばらく靴屋のおばちゃんと会話を交わす。

“復興するころには私もおばあちゃんね”と。
“そんなことないですよ”と言って笑い合いました。


ゆっくりと歩く道の途中。
灰色の空から薄日がさしました。


あたたかな春の日が石巻に訪れますように。

ここにまた来る日を願いながら
駅へと向かいました。  
タグ :桜前線


  • Posted by えだまめ at 17:32Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~涙

    2012年03月30日

    南相馬3日目。

    今日も仮設住宅の集会所を訪問しました。

    午前中は、歯科衛生士さんと一緒に口のストレッチ。
    昨日と同じ先生で、すこし気楽な気分でした。


    午後は、新聞紙を丸めて棒を作り
    隣の人の肩たたきをしたり
    花の名前のゲームをしました。


    活動の後で、仮設住宅に住まいのおばあちゃんから
    話を伺う機会がありました。

    原発20km圏内にある家のこと。
    3・11当日と余震の日々のこと。
    逃げ遅れたご近所さんのこと。
    動物達のこと。

    お隣りの方に切々と語る目に
    小さな粒の涙が浮かんでいました。


    悲しい気持ちでいる人のことを忘れないように
    胸に刻みたいと思います。


    ボランティアで活動を共にした方が
    車で原発20km区域のゲートまで
    連れていってくれました。

    近づくにつれて不気味な怖さを感じました。


    海に向かうと、崩壊しスケルトンになった家屋。廃車の山。

    ひたすら広い荒野の景色。

    夕暮れの中、犬と散歩をしている方がいました。
    それを見て、なぜかとても胸を打たれました。


    これからも長く続く放射能の問題。

    涙をほんとうの笑顔に変える
    特効薬はないのかも知れない。

    自分にできることは本当に
    小さいと実感しています。

    だから、今後も地道に東北に足を運び
    関わってゆきたいと思いました。  


  • Posted by えだまめ at 23:54Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~朧月夜

    2012年03月29日

    南相馬2日目。

    今日もボランティアセンターのスタッフと一緒に
    仮設住宅の集会所を訪問しました。


    午前中は保健士さんの手伝いで
    口まわりのストレッチをしました。

    ストローを使った紙風船サッカーや
    鏡を見ながらの顔面ストレッチなど。
    “青い山脈”の替え歌も歌いました。

    参加者はご年配の方が10人程でした。

    ストレッチを通して顔の表情がみるみる
    柔らかくなるのがわかりました。


    午後は違う仮設住宅の集会所を訪問。

    血圧測定したり、風船でバレーボールをしました。

    風船が飛び跳ねるたびに沸きあがる声。

    “久しぶりに身体を動したら気分が良くなったよ”
    とおっしゃる参加者が沢山いました。


    今日は、自分の芸のなさを感じた一日でした。

    なんかもっと出来ないのかな、と。

    それでも、参加者からの“ありがとね~”の言葉に
    途端にうれしくなるのです。

    そばにいて相手の話に耳をすますことが
    今ここにいる自分の役割なのかも知れません。


    昨日・今日と過ごすうちに南相馬の街の様子に
    ちょっとずつ馴染んできました。

    喫茶店でナポリタンを食べたり
    図書館に入って本を眺めたり
    居酒屋でラーメン食べたり。
    銭湯の流れる円形プールを歩いて回ったり。

    ちょっと日常らしくなってきました。



    今晩は春を感じる朧月夜。
    明日はどんな一日になるんだろう。

    ゆっくり休んで元気に活動したいと思います。  
    タグ :傾聴風船


  • Posted by えだまめ at 23:37Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~小さな集い

    2012年03月28日

    今日は南相馬で仮設住宅訪問のボランティアに参加したので
    そのことを中心に書きたいと思います。

    午前と午後に1ヶ所ずつ仮設住宅にある集会所を訪問しました。


    静岡から来た腹話術士と日系ブラジル人の
    4人グループのアシスタントのボランティア。

    お茶出しをしたり、隣合わせた居住者と話をしたり
    あとはひたすら腹話術を見ていました。


    いくつかの人形を使っての小咄。

    女性ならではの語り口の柔らかくやさしくて
    でもユーモアも毒もしっかりあるトークが
    おばあちゃんや子供達の歓声を呼んでいました。

    手焼きのブラジルのお菓子を頂いてのコーヒータイム。
    濃厚な卵のカステラが美味でした。


    仮設住宅に6月から住んでいる方から話を伺いました。

    1年経ってようやく物事を
    楽しみたい気持ちが出てきたこと。

    継続的に来る吹奏楽団のメンバーと遊んだり
    勉強を見てもらったりするのが楽しみで
    子供達に明るい笑顔が戻ってきたこと、など。

    “お兄ちゃんも頑張って”と励まされて
    手作りの五目おこわを土産に持たせてくれました。


    集会所の方は、このようなイベントがあるから
    高齢者のひきこもりを防げる。

    あたたかな春の陽気に誘われて
    もっと外に出るようになれば、と言ってました。


    腹話術のグループは、先日は山谷で炊き出しをし
    明日は遠野に移動するそうです。

    きっと、彼女らの活動は多くの場所で
    本当に必要とされるのだろう。

    手伝いをすることが出来て
    うれしく思いました。



    今朝は、福島からバスに乗りました。
    しばらくすると飯舘村を通過する路線でした。

    住民の姿の殆ど見当たらない集落。
    雪が薄く残る景色を眺めました。

    目には見えない放射能の中で
    生活は続いてゆくこと。

    住民にとってどれほどのストレスなのだろうか。


    ちょっとでも気持ちが和らぐようにと
    願いながら活動したいと思います。  
    タグ :腹話術


  • Posted by えだまめ at 21:51Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~土の色

    2012年03月27日

    今回は福島を中心に旅することにしました。


    今朝6時にはアパートを出て、通勤ラッシュでひしめく
    都心を抜けて、常磐線で水戸へ。

    スカイツリーも住宅地も過ぎて
    いつの間にか田園風景に変わっていました。

    車窓には偕楽園の梅の花。
    春の淡い空の青さにさまざまな色あいの
    ピンクが映えてきれいでした。


    水戸駅ホームのスタンドで納豆そば。
    これがおいしかったです!

    中粒の水戸納豆をかき混ぜずにそのまま丼ぶりへ。
    シャキッとしたネギとたっぷりの刻み海苔。

    麺はオーソドックスなのですが、全体のバランスの良さを感じます。

    スープまで完食。満足しました!


    水戸から郡山へ向けては水郡線ディーゼルの旅。

    奥久慈の川の流れに沿ってゆっくりとした眺めでした。

    うつらうつらと眠ったり覚めながら
    色々なことを思い浮かべる昼下がり。


    郡山で乗りかえると、真っ白い安達太良山が見えてきました。

    目の前に広がる淡い土の色が
    なんともいえず美しかったです。

    畦道から女の子たちがふたり
    手を振ってくれました。


    東北本線で福島に到着。
    私鉄の福島交通へ乗り換えました。

    駅のホームに吹く冷たい風。
    地元の人の肩には夕方の買い物袋。

    単線ローカルは街を抜けて
    ゆるやかな勾配を登り飯坂温泉へ。

    今回寄れたのは鯖湖湯という共同浴場でした。

    松尾芭蕉も浸かったという名湯。
    ヒバの木の香り、御影石の湯舟。
    平成5年に立て替えられた明るくきれいな雰囲気でした。

    お湯がかなり熱かったんですが、身体がすぐに温まりました。

    温泉街をぶらぶら歩いてたら“餃子の照井”という店を発見。

    お腹が丁度すいてたのでふらっと入ることにしました。

    福島餃子が名物とのことで早速オーダー。

    出てきたのは薄皮の焼餃子。カリっとフワッとした皮の食感!
    ニラと肉の身が実にジューシーです。
    今まで食べた餃子の中でも指折りのうまさでした。


    再び福島交通に乗り、福島市街へ。

    今日は前回泊まったアトマユースゲストハウスが休みで
    裏路地に建っている古びた駅前旅館に泊まることにしました。

    今までなら設備のいいビジネスホテルチェーンを利用していたのですが
    なんとなくこういう所で泊まるのもアリになってきたこの頃です。

    宿の人が宿泊者と近い、生活感のある所が多く、そこが魅力だと思います。


    明日の早朝にはバスに乗って
    福島浜通りの南相馬市へ向かいます。  


  • Posted by えだまめ at 21:09Comments(2)みちのく双六

    春風

    2012年03月21日

    今日は藤沢市の長後というところで仕事でした。

    小田急江ノ島線の駅から15分ほど歩くと
    田んぼや畑や林の見える景色が広がります。

    おにぎりと焙じ茶の昼食。

    ゆたかな用水路の流れと
    風にゆれる笹の音だけが聞こえました。

    早春の冷たい風。
    陽射しの温もりの気持ちよさを感じます。


    昨年の今頃は思えば心の中は
    常に震えていました。

    不安感を言いあらわすことも躊躇われて
    感情の一部を凍らせて閉じ込めている様でした。

    いま思うと、ちょっと無理してたなぁと思います。


    色々な人と話すうちにちょっとずつ
    気持ちが落ち着いてくるようでした。


    今日は腰の曲がったおばあちゃんが
    “あたたかくなったねぇ”と皺だらけの笑顔で話しかけてくれました。

    この辺りの畑の急速な宅地化のこと。
    戦争の頃に比べたら生きてるだけで
    幸せだよ、と言ってました。

    大切な人と馴れ親しんだ景色と
    時をあわせて生きていることの歓び。

    声から優しさが伝わってきました。


    春風のあたたかさ。
    心も身体もふわりと軽くなる気分です。


    来週には東北へ!
    まだ旅の感覚はないけど
    充実した活動ができればと思います。


    それでは、お元気で!

    よい春を、お互いに!  
    タグ :春風


  • Posted by えだまめ at 18:11Comments(2)

    椿の花

    2012年03月17日

    雨降りの朝の土曜。

    今日は洗濯をしなければならない
    と偉そうに言うことではないけど…(笑)


    先日、仕事帰りの電車の中で
    新卒の頃の職場の上司にばったり会いました。

    2駅の束の間の立ちばなし。


    文京区の根津に会社はあって、よく交差点角の吉野家で牛丼食べたり
    銭湯に行ったり花見をしたことを思い出しました。

    園芸用土の営業の日々。
    辛かったことも懐かしいものになるから不思議な感じ。


    あの頃から様々なことがあったけど
    実は、本質的な部分は何ひとつ
    変わってないような気分になる。



    昨日の夜。

    喫茶店のコーナーに飾ってあった椿の花。
    ガラスの花瓶の青い色。


    晩御飯のおいしくて楽しい時間が過ぎてゆく。


    帰り道、ゆっくり歩きながら眺めた桜並木。

    マフラーはそろそろ要らなくなるかな。

    蕾の膨らんでいるのを見つめていました。  
    タグ :椿


  • Posted by えだまめ at 07:29Comments(0)

    春巻

    2012年03月12日

    今日の晩ごはんは春巻。

    揚げたてを入手し、つまみ食い。うまい。

    春のつく名前に引き寄せられる愚かもの…(笑)


    帰り道にただよう花の匂い。


    シャワーを浴びたら晩ごはん。

    細野さんの“HoSoNoVa”に和む。


    デザートは八朔。

    紅茶は友人からのおすそ分け。
    薫るなぁ。感謝!


    明日までレンタルの映画を観なきゃ。

    星の光。楽しい夜になる。  
    タグ :春巻


  • Posted by えだまめ at 20:34Comments(2)

    一年が過ぎて

    2012年03月11日

    今日で東日本大震災から一年が経ちました。

    子供たちに被災地ボランティアの話を聞いてもらったり
    散髪したり、日比谷公園のデモに参加したので
    そのことを書こうと思います。


    最初はぼそぼそと慣れない感じで
    聞き取りづらかったかも知れません。

    小学生高学年の男の子がじっと真っ直ぐ真剣な視線で見てて
    関心の高さを感じました。


    その子が描いた原発の絵は
    黒く塗り潰した廃墟のようでした。


    言葉にすることはとても難しい。
    でも、被災地で感じたことを、心をこめて伝えたいと思いました。



    昼間のあたたかい陽気で、ふらりと散髪。
    ちょっとアタマが軽くなりました。


    小田急の新宿行きの快速急行に乗る途中で
    14時46分を迎え電車は停止しました。
    しばらく黙祷。


    千代田線に乗り継いで日比谷公園から脱原発デモに参加。

    数々の団体のテント。元気鍋を食べつつ
    坂本龍一さんらのトークに耳を傾ける。

    人・人・人の多さにびっくり。
    ご年配の方が黙々と歩いている姿。

    予想を超える数の人の群れ
    波のように響く声に揺られていました。

    歩き疲れたけど、とても印象に残る日でした。  


  • Posted by えだまめ at 23:57Comments(0)

    紙ひこうき

    2012年03月04日

    こんばんは。

    手前味噌ながら“えだまめの家プロジェクト”
    ブログが1周年を迎えました。


    書き始めの日のことはわりと憶えています。

    昼休みにハルピンで小籠包や餃子を食べたあと
    皆で紹興酒を呑みました。

    すぐ赤くなっちゃうから顔に出るとマズいと言って
    舐めるほどだったけど。

    今はもう時効かな?どうかな(笑)??


    光陰矢の如し、時が経つのは、気づくと早いものです、しみじみ…。



    今日は、近所の小学生の女の子と遊びました。


    白い画用紙をつかって紙飛行機を折るひととき。

    色鉛筆があったから彼女は水色の窓とニッコリマークの笑顔。
    僕は青や黄やピンクのストライプを描きました。


    2階の窓から灰色の空へ飛ばしました。
    くるくると螺旋を描いて芝生に着地!

    なんだかとても印象に残りました。


    寒い日でしたが、ちょっと温かい気持ちになりました。

    どうもありがとう。


    ではでは、新たな週のはじまり、お元気でお過ごしください!  


  • Posted by えだまめ at 21:14Comments(2)

    はじまりの音色

    2012年03月01日

    ビートルズの曲“ハード デイズ ナイト”の
    イントロのジャーンという音色。

    どのように出したのか包まれてきた長年の謎。
    逆回転のエフェクトというのが定説でした。


    最近知ったのですが、実際はジョンとポールとジョージが
    それぞれ別のコードを同時に鳴らした和音らしいです。

    それであの不思議な音色になるという。ジャーン。



    3月始まりの日。
    昨日の雪が溶けだす爽やかな天気。

    世間は卒業や引っ越しで変化の大きな時季。
    自分もまた何かしら変化がありそうです。


    仕事のあとぶらぶらと町田を歩く。

    吹き溜まりの街。
    雪だるまの薄汚れた感じ。

    夜空に浮かぶ半月。


    ハードに働いてぐっすり眠れたら
    とりあえずいい日かな。


    充実した月になればいいなと思います。  
    タグ :3月1日


  • Posted by えだまめ at 22:59Comments(0)