たまりば

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トビウオ

2013年10月29日

寒い一日でしたね。


夕方になってスーパーで買い物してたら
トビウオのイラストが描かれた袋を発見しました。


長崎の五島産のとびうおの出汁パック。

新魚目町漁協が製造者とのこと。
ついつい買ってしまいました。


歩いて帰宅。


鍋にお湯を沸かして出汁をとりました。


そそられる匂いは海の匂い。

あぁ、アゴだし。


豆腐と三陸ワカメのみそ汁を作りました。


ご飯が炊き上がるのを待ちきれず汁椀に
よそって頂くと、おいしかった~。


福江島で食べたうどんや、屋久島で食べた飛魚の塩焼きや
気仙沼のサンマや、実家のみそ汁や。


たくさんの思い出や風景と繋がるような味。


心の深いところにある郷愁。

静かな祈りみたいな日々の営み。

出汁と発酵の恵み。


小さな豆は形を変えながら
トビウオみたいに泳いでゆくのだ。



なんだかお腹が鳴ってきました。

いただきま~す。  


  • Posted by えだまめ at 20:28Comments(0)

    ランプ

    2013年10月23日

    あたたかくほのかな灯り。

    ぼわっと部屋のどこかを照らすような。


    そんな景色をみたり、言葉をみつけられたらと思う。



    せつなくなるニュースは続く。


    片隅を照らす小さな灯り。  
    タグ :ランプ


  • Posted by えだまめ at 00:03Comments(0)

    白駒池ハイク

    2013年10月21日

    バスが高度を上げるにつれて霧が深くなっていった。


    終点の麦草峠に着いたのは昼前。

    肌寒く感じて着こむ枝豆色のジャケット。


    大きな駐車場をぞろぞろ降りる人たちの賑わい。

    10月の週末。

    こりゃすごい人だな、俺もそのひとりだけど…
    と、思うのも束の間、歩きはじめた。



    シラビソなどの木々。

    鮮やかな苔。くすんだ苔。
    幾種類の苔があるのだろう。

    豊潤な苔の世界が広がっていた。

    いつか見た屋久島の景色を思いだす。


    時は流れてゆく。

    苔に流れている時とヒトが感じる時は同じだろうか。

    ゾウにもサルにも同じ時が流れている不思議。



    木道の上を歩いてゆく。

    分かれ道を左に、青苔荘へ。


    白駒池が見えた。

    湖面からは白い霧が立ちこめていた。

    曇り空も霧も水面も同じ色。

    静寂な木々。穏やかな波。


    やっとここまで来たな、と感じる4回目の八ヶ岳ハイク。

    ここからまた歩きだせそうな気がした。



    薄くなってゆく霧の気配。

    静寂なひとときは行楽客の賑わいに消えた。


    坂道を登り高見石へと。


    苔に幾重にも包まれる柔らかな心地。



    高見石小屋に着くころにはお腹が空いていた。

    タイトな行程を進む急ぎ足を休めるとき。


    小屋に入るとストーブが焚かれていた。

    木のテーブルには天窓から差しこむ光。

    たくさんのランプがぶら下げてあった。


    ご主人と宿泊客の山ガール姉さんが話していた。


    やがてきたラーメンにあったまり
    あげたての揚げパンが本当においしかった。


    ふたたび歩き。渋の湯へ向かう。


    森を抜けて岩だらけの道へ。

    石から石をぴょんと跳ねて歩く。


    今までの人の多さが嘘のように空の下にひとり。

    駆けおりてゆくと、意外な人に再会した。


    今から12年ほど前、地図会社に勤めていた頃の同僚だった。

    お姉さんと一緒の旅。

    ゆっくり話せなかったけど
    なんだかとても嬉しかった。


    カレーを食べに行ったり、古くなったテレビをもらったり、お世話になった友達。

    人生はそれぞれ、色々の面白さ。


    立ち話もつかの間、また坂道を降りてゆく。

    岩から森へ。


    渋の湯に着いて、そこからバスに乗り込んだ。


    黄葉した木々。

    空が晴れてゆき、眼下に裾野が広がっていた。


    隣の乗客はザックからカメラを取り出して写しはじめた。


    陽に照らされて、野一面が明るく染まっていた。  


  • Posted by えだまめ at 22:57Comments(0)

    おでん

    2013年10月18日

    玉子
    大根
    白滝
    厚揚げ
    竹輪
    じゃがいも
    さつま揚げ
    つみれ


    急に寒くなってきて
    食べたらおいしかった。

    あたたまりました~。


    染み渡って、届くもの。



    また、おでん食べたい。  
    タグ :おでん


  • Posted by えだまめ at 05:46Comments(4)

    どんぐり

    2013年10月14日

    木々の緑。

    どんぐりがいくつも落ちている階段。


    帽子がついてる実をてのひらに転がすと
    聴こえてくるころころのメロディー。

    水筒の温かなお茶で一服した。



    おおきな桜の木が枝をひろげる広場。

    螺旋階段をぐるぐる登ると
    頭もぐるぐる、なんてことはなく
    すっきりと青い空がひろがっていた。


    都会のタワーも家も山々の緑も見えるけど
    すぐ真下のおじさんのハゲたあたまも見える。

    遠くも近くも晴れた日の光たち。



    老若男女、えっさほいさと登ったり降りたり。



    草の芝生へ。

    寝ころべば木々の葉の間からは青い空が見えた。


    ご飯を食べたら眠たくなる催眠術。


    黄色い葉。虫の声。

    白い雲は刻々と形を変えてゆく。



    風が吹いたら葉がひらひらと
    揺れながら降りてきた。


    時はゆっくりと穏やかに流れてゆく。


    木の切り株。
    積み重なる地層。
    腕時計の針の音。


    青い空を見あげながら眠くなりあくびする。



    歩きはじめたらハンノキや萩の花。

    さらに歩くと広場には光るしゃぼん玉。

    青い車両にプラネタリウム。


    トイレからベンチへと歩きつづけ
    温かなお茶をまた飲む。


    どんぐりの背くらべ。

    ところどころに落ちている実は
    じつはひとつひとつの木の末裔なのだと
    気がついた小さな秋。


    近所の喫茶店でブレンドコーヒーと小豆の餡のせトースト。

    意外とおいしかった。


    電車にのって金の着ぐるみの男から地図をもらい
    カレーを食べたらおいしい食欲の秋。



    楽しい秋の夜長。

    へんてこな文ですみません。


    そろそろ眠ろう。  
    タグ :どんぐり


  • Posted by えだまめ at 22:48Comments(0)

    中山峠ハイク

    2013年10月10日

    3回目の八ヶ岳。

    広い山域の所々を知りたくて
    確かめるように歩いています。



    今回は茅野から小海へ中山峠を越えるルート。

    渋御殿湯から歩きはじめました。



    登山ポストに入山届を提出。

    硫黄の匂いがする川を渡り
    坂道を登ると針葉樹の森のなか。


    苔の豊かな生態。

    目に映るさまざまな色あいの緑。

    挿し色の紅葉の赤。


    枯れ葉のかさっという乾いた音を聞きながら歩きました。



    やがて道はひらけて黒百合平へ。


    黒百合ヒュッテの小屋が見えました。


    木の扉をあけて中に入るとランプやストーブ。

    とても趣がある雰囲気です。


    昼食にビーフシチューを注文。

    丸いテーブルでほかの登山客の方々と頂きました。

    クリーミーでおいしかったです。

    いつか泊まってみたい宿になりました。



    今回は天狗岳に登る時間がなく
    途中にある天狗の奥庭まで。

    岩をよじ登ると突如見えた溶岩の箱庭。

    気分はコーフン。


    目の前には双耳峰の東天狗と西天狗の姿。



    ふたたび黒百合平に戻り
    中山峠からは下り。


    峠を境に植生が変わり広葉樹がメインの森。


    小さな葉っぱの黄色やオレンジや赤や黄緑。

    たくさんの温かな色に包まれるこころ。

    木々の灯すいのちが見えるようなとき。



    やがて池のそばにあるしらびそ小屋に到着。

    コーヒーを注文して食堂から景色を眺めながら頂きました。

    穏やかな心地よいひとときになりました。



    さらに歩いてゆく下り坂。

    こまどり沢の水にひたす指先の冷たさ。


    昨年の台風の影響で閉ざされた山道にかわる迂回路をへて稲子湯へ。


    二酸化炭素泉とのこと。

    備えつけのコップで源泉を飲むとまさに炭酸水でした。


    岩風呂の秘湯の雰囲気。

    明治に創業した宿。


    85歳という湯治客のおじいさんと温泉話。

    頬の色がつややかな若々しい方でした。


    バスに乗るときに、頑張ってくださいよ、と励まされました。



    小海行きのバス。

    途中下車して小海線で帰路につきました。

    小淵沢からあずさで中央線を八王子へ。



    また八ヶ岳へ行きたいです。

    地図を眺めながら、歩くルートを思い浮かべています。  


  • Posted by えだまめ at 21:25Comments(0)

    小さな海

    2013年10月08日

    ひさしぶりに小海線に乗った。

    夜のローカル線はなかなかいいものだ。



    無人駅ホームのベンチで待ちぼうけ。


    森の匂い。虫の声。

    地元の高校生たちの佇まい。


    車窓から見えるライトの色あい。  
    タグ :小海線


  • Posted by えだまめ at 23:14Comments(0)

    モンブラン

    2013年10月05日

    喫茶店で行き交う人をながめながら
    コーヒーを飲むのは幸せだな。


    モンブランをすこしずつ崩しながら頂くひととき。

    甘さと苦みが溶けあうバランス。



    なにかいいことありますように。


    どんなに小さなことでも。  
    タグ :モンブラン


  • Posted by えだまめ at 19:52Comments(0)

    栗ご飯

    2013年10月04日

    外は薄曇り。

    自転車で川沿いを下ってゆきました。


    冷たい風。

    柿の実。
    金木犀の匂い。

    季節を身に受けるようにひたすら走る。


    30分ほどで寺家ふるさと村に到着。


    こんもりとした森。

    稲刈りをしていた広い谷戸田。


    自転車を置いて地図をもらい歩く。

    神社。林。ため池。水車小屋。横穴遺跡。喫茶のあんみつ。


    ふたたび自転車に乗る。


    梨果樹園。広々とした空。

    町工場。弁当屋。コンビニ。

    緑茶とシュークリーム。


    アパートに帰宅。

    駅前のスーパーまで歩く。


    栗ご飯の素。鮭の切身。柿。焼き芋。

    秋の夜風。川の流れる音。



    栗ご飯を炊いて、食べる。


    ほくほくの粒。

    一粒一粒の栗は口の中でご飯と一緒に溶けていった。


    まるで今日見た風景ひとつひとつを
    温かく包み込むような懐かしい味がした。  
    タグ :栗ご飯


  • Posted by えだまめ at 23:20Comments(0)