たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

三頭山ハイク

2013年11月04日

葡萄ひと粒の優しさに出会った。

それだけでも充分に満足な山歩きでした。


朝早く家をでて立川駅で食べるおでんそば。

厚めのさつま揚げ。あつあつの蕎麦。
身体がほかほかになる。


五日市線ではひと眠り。うとうと夢心地。


今回は身の丈ハイクの予定でしたが
うまくタイミングあわず、ひとり身の丈。

それもまたいい山歩き。


駅のロータリーでバス待ちの列に並ぶ。

車内に入ると隣の人と肩をぶつけながら
元気なじぃさんや山ガールの会話に耳をそばだてながら1時間の旅。


秋川の渓流の紅葉。

曇り空のすき間から青空が見えてくる。



駐車場について歩きはじめると
人の群れがばらけて空いてきた。


棒のきれはしを持った男の子と背の高いお父さんが
手を繋ぎながらトンネルを歩いていた。


山道の広葉樹。

たくさんの種類の木々。

色々に彩づいた葉が見る心を溶かしてゆく。


汗をかいてシャツのボタンを開ける。

稜線をわたる風。

緑青の湖面が眼下に見えた。


しばらく歩いて中央峰のベンチでお昼にした。

立川で買ったおにぎりと唐揚げと卵焼きとひじき。
魔法瓶にいれてきた熊本のホット紅茶。


わりと混んでいて相席になった山ガールと山地図を見ながら話。

昨秋も三頭山にきたとのこと。


ブナの葉っぱの形が好きだと笑顔を浮かべながら
タッパーにある葡萄を一粒分けてくれた。

口のなかが甘酸っぱくなってゆく。


ありがとう。

ひと粒の大切な一期一会。
来てよかったなと思った。


下り坂は登ってゆく人達とのすれ違い。


伏流水がしみだして川になり流れてゆき滝となる。

自然のダイナミクスとハーモニー。

水の音を聴きながら歩く。


紅葉した楓。

赤や茶や橙色のあたたかみ。


しばらく歩いて駐車場に到着。

ふたたび人の混むところ。


なんだかほっとするやら
バイクの爆音にあきれるやらのヒトの営み。


ここからはちょっとマニアックな裏道。

沢にそって歩く道では誰ともすれ違わなかった。

こんな静かな山歩きもまた良いもの。


大抵の人は数馬の湯まで無料送迎バスでゆく芋洗い風呂。

無料のバスに乗らないで歩いたらオルタナな選択肢。

蛇の湯温泉でゆっくりつかるアルカリ泉。

ぬるめのお湯。手足を伸ばせました。


帰りはふたたび混んだバス。

爆睡してゆく暗い道。


楽しい一日になりました。  


  • Posted by えだまめ at 21:29Comments(0)