たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

仏果山ハイク

2014年09月05日

バスに揺られてゆく。


いつの間にかうとうと眠っていた。

ふと目に映るのは、山々の緑と民家に咲いたさるすべりの薄紅色。



往時の紡績産業の名残。

撚糸組合前のバス停でおりる。


神社のわきに流れる小さな川にそって歩きはじめる。



晴れた日の陽射し。


暑くてのどがかわく。

頻繁に水分を補給。


汗をかきつつ木々のあいだを歩いてたら、すこし涼しくなってきた。


沢をわたり、荒れた山道をのぼる。



ひと休み。

あぁ、風が気持ちいいなと気がつく。


ボトルにいれたドライフルーツ・柿の種・梅塩昆布の行動食をぽりぽり。


高取山に近づくと植林帯が広葉樹の森にかわった。

落ちている青々としたどんぐり。



多摩丘陵のさきにひろがる平野。

道も線路もビルも、小さな世界に見える。



展望塔にのぼって、湖や灰色に曇った丹沢の山を眺める。

そこからしばらく豊かな森のなか。


根も幹もしっかり生えている。

山陵にふくさわやかな風。



仏果山の山頂のテーブルで昼ごはん。

にぎってきた梅干しおにぎり。

お湯をストーブでわかしてカレーヌードル。

おいしかった!


一瞬、今日一度きりの雨。

蝉時雨がやんで、ひとときの静けさ。



ふたたび山道をあるく。


くだりの道は慎重に、確かめながら。

細かな石の感じ。すこし色づく葉に気がつく。


車道にでたら今日はじめて会う登山者のおじさん。

ヒルにかまれたよと、すこし困った日に焼けた笑顔。



そこからは車道をあるく。

カーブごとにミラー。


なんだか懐かしいことを思い出して、胸があたたかくなった。


丹沢の山を歩いてきた理由。


ここでやっと見つけた気がした、さがしもの。

あきらめないでよかった。また道は続いていた。




リッチランドがしまってたから、清川村をとぼとぼ、てくてく歩いて、別所の湯へ。



露天風呂に入る、ひとときのしあわせ。

蝉時雨をききながら。


ふだんは入らない水風呂が気持ちいい。

火照った身体を冷やすのに最高だった。



バス停まであるく、風呂あがりの風の感じ。


コンビニの前の神社には、祭りの提灯。


しばらくベンチでのんびり待つとき。



厚木ゆきのバスに乗り込んで、帰路につきました。  


  • Posted by えだまめ at 22:26Comments(0)