たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

えひめの海~入日色

2016年11月19日

やさしい海のいろ。

夕日につつまれるとき。



おつかれさまでした。


きっと明日は、いい日だよ。


そんな声がきこえてきそうな、丘からの眺め。




八幡浜から南へ。


穴井という集落にいます。



みかん摘みの季節アルバイト。


ふるい一軒家の屋根のした。


段々畑がうえまで広がっている。




はじめて家にきたときに感じたなつかしさ。


ボンボン時計とか、こたつとか。



魚をさばいて刺身や塩焼き、骨せんべい。

白和え。マカロニサラダ。筑前煮。


どれもほんとうにおいしくて、もぐもぐ。


こたつでテレビをみながら、みかんをたべて、くつろぎのとき。



あぁ、この一家といられて、よかったなぁと思える。





朝になれば、バンにのって、山の中の畑にはいる。


さわやかな柑橘の匂い。


脚立にのぼって、みかんの枝にハサミをいれて摘み、小さな袋へ。



カゴにうつして、いっぱいになったら、モノラックというトロッコへ。



目にうつるのは、湾にうかぶ島々、海のむこうの九州も。




おいしい、おいしいみかんは、まるで夕日のよう。


やさしくて、あたたかみのある日々のなか。  


  • Posted by えだまめ at 08:47Comments(0)えひめの海

    えひめの海~ナイト・トレイン

    2016年11月19日

    窓のそとを眺めながら。

    夜行列車にのってゆく旅。



    旅のはじまりは、横浜から。


    ホームにゆきかう人たち。

    とぶように流れてゆく街の灯り。




    ハイボールの缶をあけて、崎陽軒のシウマイ。

    軋むレールの音のなか、かるく酔いながら眠りについた。

    熱海、三島‥。


    まるい月が夜空にうかぶ。



    あわい夢のなか、街から街へ通過してゆく。



    ‥、明石、姫路。





    シャワーをあびて、ラウンジへ。


    白く明けてゆく空。

    橋をわたる大橋からの眺め。



    四国にはいると、坂出でのりつぎ。


    ちょうど通勤・通学タイム。

    がたごとと、観音寺ゆきの鈍行にゆられて、西へ、西へ。



    まるっこい山、おだやかな海。


    ほっとしてくる温かな風土。



    ときどきは乗りかえのため、小休憩。

    コーヒーの薫り、パンの味わい。




    松山についたのは、お昼どき。


    さっそく市電の撮影にでかける。


    にぎやかな大街道まで乗車。

    お遍路さんの姿もちらほら。



    オレンジ色の車体、木造りの床。

    モスグリーンのシート。何げなくおかれた俳句ポスト。


    うかんでくる小さなことばたち。


    駅までもどり、いただくじゃこ天うどん、おいしかった。




    さらに鈍行にゆられて、八幡浜へ。


    時間がかかったけど、ぶじに到着!

    充実した旅であった。



    改札をおりると、農家さんやバイターさん仲間が迎えにきてくれていた。  


  • Posted by えだまめ at 08:10Comments(0)えひめの海