稲穂
2011年10月01日
今は丹沢の大山から帰る電車の中
金色に輝く稲穂が目に映ります。
夕陽のぼやけた優しい光。
今日は天気が良いので、山頂から相模湾が一望でき
三浦半島・江ノ島・真鶴岬と見渡すことが出来ました。
道の途中で小学の高学年の男の子が、僕に“こんにちは~”と挨拶してくれたとき
口の中の飴玉を落としてしまって、周囲にどっと笑いが起きました。
その時になんか笑いの何たるかを教えられた気がします。
自然に人の気持ちに触れられてこその笑いかなと。
山道を下って、ヤビツ峠から蓑毛へ歩く川沿いの人気のない道。
滝の轟音が心地よかったです。
昨晩は音楽好き繋がりの友達とメールでやり取りしたり
座禅の会に参加して無音の時間を持ったり
“音”が気になる今日この頃です。
もっときちんと耳をすますことが出来たなら
もっと人に優しく、自分が強くなれるのかなとか思いながら。
明日は日曜日。今度は都心に出かけるつもりです。
それではお元気で!
金色に輝く稲穂が目に映ります。
夕陽のぼやけた優しい光。
今日は天気が良いので、山頂から相模湾が一望でき
三浦半島・江ノ島・真鶴岬と見渡すことが出来ました。
道の途中で小学の高学年の男の子が、僕に“こんにちは~”と挨拶してくれたとき
口の中の飴玉を落としてしまって、周囲にどっと笑いが起きました。
その時になんか笑いの何たるかを教えられた気がします。
自然に人の気持ちに触れられてこその笑いかなと。
山道を下って、ヤビツ峠から蓑毛へ歩く川沿いの人気のない道。
滝の轟音が心地よかったです。
昨晩は音楽好き繋がりの友達とメールでやり取りしたり
座禅の会に参加して無音の時間を持ったり
“音”が気になる今日この頃です。
もっときちんと耳をすますことが出来たなら
もっと人に優しく、自分が強くなれるのかなとか思いながら。
明日は日曜日。今度は都心に出かけるつもりです。
それではお元気で!
Posted by えだまめ at 16:43│Comments(7)
この記事へのコメント
えだまめさん
お久しぶりです。お元気そうですね!
今日は山を歩いていても気持ちが良かったでしょうね。
小鳥のさえずり、川のせせらぎ、滝の音・・・自然が醸し出す音は
心地よいですね。
時には座禅の無音の時間も心が安らぎますね。
耳を澄ましていろんないい音を心に止めたいです。
心が豊かになっていると人にも優しく接することが出来ると
思いますね。
お久しぶりです。お元気そうですね!
今日は山を歩いていても気持ちが良かったでしょうね。
小鳥のさえずり、川のせせらぎ、滝の音・・・自然が醸し出す音は
心地よいですね。
時には座禅の無音の時間も心が安らぎますね。
耳を澄ましていろんないい音を心に止めたいです。
心が豊かになっていると人にも優しく接することが出来ると
思いますね。
Posted by kisaragi at 2011年10月02日 00:54
kisaragiさん
お久しぶりです~。お元気ですか。コメントありがとうございます!
昨日はとても気持ちよかったです。やっぱり自然の音は心地好いものでした。
今回のブログを書くきっかけになったのは、古本屋で谷川俊太郎の“みみをすます”を立ち読みしたことからでした。
表現の豊かさに驚きました。遠くのことも過去にも争いにもみみをすますこと。
ひとつのこえにみみをすますことが、もうひとつのこえに
みみをふさぐことにならないように、という言葉も印象的でした。
想像力を持つことってなかなか難しいけれど、持てたらいいなと思います。
それではkisaragiさん、よい秋をお過ごしください!
お久しぶりです~。お元気ですか。コメントありがとうございます!
昨日はとても気持ちよかったです。やっぱり自然の音は心地好いものでした。
今回のブログを書くきっかけになったのは、古本屋で谷川俊太郎の“みみをすます”を立ち読みしたことからでした。
表現の豊かさに驚きました。遠くのことも過去にも争いにもみみをすますこと。
ひとつのこえにみみをすますことが、もうひとつのこえに
みみをふさぐことにならないように、という言葉も印象的でした。
想像力を持つことってなかなか難しいけれど、持てたらいいなと思います。
それではkisaragiさん、よい秋をお過ごしください!
Posted by えだまめ at 2011年10月02日 08:34
あ、書かれてしまった。
(*⌒-⌒)
夜にコメントしようと思っていたのに。
谷川俊太郎「みみをすます」。
しかし、それよりはるか以前に、谷川俊太郎は、「鉄腕アトム」主題歌を作詞する際に、このフレーズを使いました。
みみをすませ
めをみはれ
日本でただ1人の職業詩人は、アニメの主題歌を書いても凄い。
当たり前の言葉も、谷川俊太郎が使うと、手垢が消え、新しい言葉になりますね。
これを、異化という。
と、うんちくを傾けてみました。
ヽ(*⌒-⌒)/
(*⌒-⌒)
夜にコメントしようと思っていたのに。
谷川俊太郎「みみをすます」。
しかし、それよりはるか以前に、谷川俊太郎は、「鉄腕アトム」主題歌を作詞する際に、このフレーズを使いました。
みみをすませ
めをみはれ
日本でただ1人の職業詩人は、アニメの主題歌を書いても凄い。
当たり前の言葉も、谷川俊太郎が使うと、手垢が消え、新しい言葉になりますね。
これを、異化という。
と、うんちくを傾けてみました。
ヽ(*⌒-⌒)/
Posted by セギ at 2011年10月02日 16:11
セギさん、こんばんは。ありがとうございます!
そうなんですよね、鉄腕アトムも谷川俊太郎の作。いま思い出しました。
異化という言葉は知りませんでした。確かに谷川俊太郎の詩の言葉遣いって、ありふれた言葉でも新しく感じますね。
“みみをすます”は本当に凄いなと思いました。老若男女だれにも分かる、飽きのこない、頭の中で映像になるような言葉選び。
“くびつりだい”とか“きのこぐも”のリアルで漂白されてない世界。冒頭のあまだれが最後のせせらぎにループする構造。
きっとまだまだ気がつかない魅力や深みがある気もします。
言葉のプロってのは、やっぱり違うな~と思いました。凄すぎです(笑)
そうなんですよね、鉄腕アトムも谷川俊太郎の作。いま思い出しました。
異化という言葉は知りませんでした。確かに谷川俊太郎の詩の言葉遣いって、ありふれた言葉でも新しく感じますね。
“みみをすます”は本当に凄いなと思いました。老若男女だれにも分かる、飽きのこない、頭の中で映像になるような言葉選び。
“くびつりだい”とか“きのこぐも”のリアルで漂白されてない世界。冒頭のあまだれが最後のせせらぎにループする構造。
きっとまだまだ気がつかない魅力や深みがある気もします。
言葉のプロってのは、やっぱり違うな~と思いました。凄すぎです(笑)
Posted by えだまめ at 2011年10月02日 21:35
“鉄腕アトム”の頃から“みみをすます”まで、谷川俊太郎のメッセージが繋がってるのも新発見でした。ありがとうございました。
Posted by えだまめ at 2011年10月02日 21:40
雑な言い方をすれば、異化がなされているものが現代詩で、それ以外は、行替えしてあるだけのただの作文です。
それゆえ、行替えをしていなくても、異化のなされているものは、詩と呼ぶ。
これを散文詩という。
以上、うんちく第二段でした。
ヽ(*⌒-⌒)/
それゆえ、行替えをしていなくても、異化のなされているものは、詩と呼ぶ。
これを散文詩という。
以上、うんちく第二段でした。
ヽ(*⌒-⌒)/
Posted by セギ at 2011年10月03日 09:48
なんか現代文の講義ですね(笑)ありがとうございます。
授業料はギャラと引き換えということで。
谷川俊太郎の詩を読んだあとブログを見返すと
恥ずかしさで赤面しまくりです…。
でもまぁ、これも自分。
驚く程の異化を目指して書いてくつもりです。
授業料はギャラと引き換えということで。
谷川俊太郎の詩を読んだあとブログを見返すと
恥ずかしさで赤面しまくりです…。
でもまぁ、これも自分。
驚く程の異化を目指して書いてくつもりです。
Posted by えだまめ at 2011年10月03日 20:56