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みちのく双六~土の色

2012年03月27日

今回は福島を中心に旅することにしました。


今朝6時にはアパートを出て、通勤ラッシュでひしめく
都心を抜けて、常磐線で水戸へ。

スカイツリーも住宅地も過ぎて
いつの間にか田園風景に変わっていました。

車窓には偕楽園の梅の花。
春の淡い空の青さにさまざまな色あいの
ピンクが映えてきれいでした。


水戸駅ホームのスタンドで納豆そば。
これがおいしかったです!

中粒の水戸納豆をかき混ぜずにそのまま丼ぶりへ。
シャキッとしたネギとたっぷりの刻み海苔。

麺はオーソドックスなのですが、全体のバランスの良さを感じます。

スープまで完食。満足しました!


水戸から郡山へ向けては水郡線ディーゼルの旅。

奥久慈の川の流れに沿ってゆっくりとした眺めでした。

うつらうつらと眠ったり覚めながら
色々なことを思い浮かべる昼下がり。


郡山で乗りかえると、真っ白い安達太良山が見えてきました。

目の前に広がる淡い土の色が
なんともいえず美しかったです。

畦道から女の子たちがふたり
手を振ってくれました。


東北本線で福島に到着。
私鉄の福島交通へ乗り換えました。

駅のホームに吹く冷たい風。
地元の人の肩には夕方の買い物袋。

単線ローカルは街を抜けて
ゆるやかな勾配を登り飯坂温泉へ。

今回寄れたのは鯖湖湯という共同浴場でした。

松尾芭蕉も浸かったという名湯。
ヒバの木の香り、御影石の湯舟。
平成5年に立て替えられた明るくきれいな雰囲気でした。

お湯がかなり熱かったんですが、身体がすぐに温まりました。

温泉街をぶらぶら歩いてたら“餃子の照井”という店を発見。

お腹が丁度すいてたのでふらっと入ることにしました。

福島餃子が名物とのことで早速オーダー。

出てきたのは薄皮の焼餃子。カリっとフワッとした皮の食感!
ニラと肉の身が実にジューシーです。
今まで食べた餃子の中でも指折りのうまさでした。


再び福島交通に乗り、福島市街へ。

今日は前回泊まったアトマユースゲストハウスが休みで
裏路地に建っている古びた駅前旅館に泊まることにしました。

今までなら設備のいいビジネスホテルチェーンを利用していたのですが
なんとなくこういう所で泊まるのもアリになってきたこの頃です。

宿の人が宿泊者と近い、生活感のある所が多く、そこが魅力だと思います。


明日の早朝にはバスに乗って
福島浜通りの南相馬市へ向かいます。



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    Posted by えだまめ at 21:09│Comments(2)みちのく双六
    この記事へのコメント
    もしかしたら 飯坂温泉の餃子やさん 入って感激したお店かも?しえません 畳のあったような?

    風情のある電車に乗って飯坂温泉へ行ったような、、、思い出が。。。
    Posted by まったさんまったさん at 2012年03月30日 01:56
    まったさん、コメントありがとうございます!


    餃子屋さん、畳ありました。奥座敷のあるお店。
    商店街みたいな道の中程です。

    きっと、まったさんと同じお店かも?
    福島餃子といえばここって名店らしいです。


    電車は東急車両の昭和50年代製で
    その頃の空気感がぷんぷん伝わってきます。

    ほんのちょっとヴィンテージ(笑)なシルバーの車体。

    餃子も電車もテッパンな飯坂温泉でした!!
    Posted by えだまめ at 2012年03月30日 05:55
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      コメント(2)