たまりば

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鍋割山ハイク

2012年11月30日

今日は丹沢の鍋割山を歩きました。


小田急線の新松田からバスに乗って30分。

山道の砂利採取場を抜けると山あいに寄(やどろき)集落がありました。


終点で下車。
石垣のある家の間の坂を登ってゆくと
所々に黄色い実をつけた柚子の木。
一面の茶畑が広がっていました。


初老のおじさんが右手に柑橘をぶらさげて歩いてきました。

こんにちはと挨拶すると若い頃に秦野の専売公社に
勤めていた頃の思い出を話してくれました。

穏やかな笑顔にふれて元気をいただく。
何となくちぃ散歩…な一期一会(笑)


シカフェンスを開けると山道へ。

イロハカエデの落ち葉を踏みしめてゆく。

風のない初冬の空はとても澄んでいて
真っ白な富士山も広く青い相模湾も
その先にある大島も一望できました。

落葉に埋もれて道がわかりづらく
逸れては戻りを繰り返す消耗戦。
それでもとことこと進んでゆく。


くぬぎ山から栗の木洞。
思ってたよりペースが遅く不安になる。

後沢乗越を過ぎたあたりで二俣から合流してきた
ハイカー達をぽつぽつ見かけヘンにほっと安心。


それにしても紅葉の美しさ。
赤や黄色の溶けあうような暖かく落ち着いた色み。



木道を歩いてゆき鍋割山の山頂に到着。12:30。

広々とした眺望の開放感にひたる。

昼食は鍋割山荘の名物の鍋焼きうどん。

この季節に食べたくてわざわざ歩いてきたようなもの。

大きなベンチで富士山を見ながら“いただきま~す”

エノキ・シメジ・椎茸・ネギ・卵。
しっかりと具が入って熱々で最高にうまいのだ。

すべての疲れはチャラにはならないけど
ここにいるとはっきり確かに感じる。


山頂を満喫して下山は小丸尾根へ。


ジグザグと石の多い坂を下ってゆく。

あくまでも今日の気分ですが
帰りのほうがハードに感じました。


山あいの夕暮れは早く訪れるもの。
心もち早足で歩いてゆく。


沢の水の流れる音が聴こえてきて二俣に到着。

川ぞいの林道を歩いていると4台の水を積んだ
スクーターに乗った男達にすれ違いました。


それからはひたすら1時間近く林道を道なりに歩きました。

すぐ後ろには亀仙人みたいな独特のヒゲを生やしたおじさんの姿。

偶然に近い一定の距離を保ちながら
目的地の大倉まで歩き続けました。


バスに乗って渋沢駅へ。
小田急線で途中下車。
弘法の里湯につかり一息。

いい一日でした!




  • Posted by えだまめ at 00:24│Comments(0)
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