たまりば

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てのひら

2013年04月14日

昨日は卓球の大会。

いまはまだ筋肉痛のさなか。
へとへとに疲れましたが
参加することが出来て本当に良かったです。


会場は広く新しいスポーツセンターでした。

体育館の中に卓球台を16台並べた姿は圧巻。


川崎北部の事業者で行われる親善試合。

“親善”と言っても練習時間にピンポン玉がおそろしいほど素早く飛び交ってました。


まるで僕らの球はのぞみ号に並走する鈍行列車のよう。

歴然としたスピードの差。



開会の辞のあと試合開始。

相手は工務店の女性チーム。


みんなで礼。

高校の部活の試合のときは
こんなときに気が遠くなるほど緊張し
カチコチに硬くなったものでした。

わりと平気に感じるのは歳をとって様々な経験を重ねたからかも知れません。

この場面に立ち会えただけで
充分に来て良かったなと思いました。



ラケットをお互いに見せあったら相手は粒々のラバー。

ナックルみたいなクセ玉に手こずり
1セットとるのがやっとの敗北。

僕の卓球のいい所とだめな所を指摘してくれました。

こんな風に目の前の相手に向き合えるのはいいなと思いました。


ダブルスで組んだのは部署の違う女の子。
卓球は素人。


普段は通勤のときに川沿いですれ違うだけ。
こんなときしか話せないので部署の様子とかの話。

ほっこりウキウキした気分になる。案の定、惨敗。



次の相手は深緑のユニフォームを着たおじさん。

ポーカーフェイスの静かな雰囲気。
深い世界に入りこむような感覚。

どうやら足が不自由らしい。
フットワークは少なめ。


勝利への甘い期待を抱いたものの
手合わせした瞬間に幻想が崩れ去る音。


サーブの球速の凄まじさ。
ラバーはまたも粒々。

確立し洗練された三球目攻撃。


ビシっバシっと決められました。


対する僕はせこいのですが
前後左右に揺さぶりをかけてみる作戦。

フルセットの末に惜敗。

あとで聞いたら80歳を越えてるとのことでした。


かっこいいな…。

気持ちが素直になってゆく感じがしました。


こんな事を書いていいのか分からないけど
道具を工夫したり技術を磨くことで
そうそう若僧なんぞには負けないぞ
という気概が伝わってきた気がしました。

どんな気持ちで卓球を続けているのだろう。



握手した手のひらのがっしりとした質感と温もり。



それからまだまだ熱戦は続きました。


タグ :ピンポン


  • Posted by えだまめ at 20:29│Comments(0)
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