たまりば

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藍染の色

2013年07月02日

7月の初めの日。

今日は鶴川にあるクラフト工房 La Manoの夏の染織展に出かけました。



駅から歩いて向かう途中には家々の間に畑があって
ナスやカボチャなどが実っていて美味しそうでした。


ビニールハウス。

ずっと前に園芸農家めぐりの仕事をしていた頃のことを思い出しました。


真っ黄色に咲いたヒマワリの花。土の匂い。

あぁ、もうすぐ夏だなぁと感じながら歩きました。




丘の上には濃い緑の木々。
その間から古民家のLa Manoの建物が見えてきました。


染織の鯉のぼりが泳ぐ縁側。
笹竹に淡い緑の七夕の短冊が飾られていました。


今回の楽しみはアコースティック・ライブ。

藤棚のスロープを登りアジサイの庭のある建物に入ると
たくさんの織り機がある広間に木椅子が並べられていました。


人の熱気に満たされてゆき間もなく満員に。

“しのくに”という男女のデュオによる弾き語り。

ギターがなった瞬間から響きの心地よさが伝わってきました。

二人の声の温かみ。

シンプルな編成だからこそ伝わるニュアンスの豊かさを感じます。


施設に集い作業している障害の女の子が
隣でリズムにあわせて揺れていて
僕もつられて揺れながら音を楽しみました。


いつからか忘れかけた部屋の扉をひらくような懐かしさ。

かすかに甘い優しさと悲しみに包まれるような音色。



ライブのあとで母屋の染織展へ。


たくさんの手ぬぐいや服やストール。

どれも本当に質が高くて欲しいなと思う物が多いです。


草の模様が入った藍染め手ぬぐいを購入。

伝統的なシンプルな柄にも惹かれましたが
絵の味わいと藍の色味が良いなと思い決めました。



奥のテーブルに座るとお茶と杏仁豆腐のサービス。

台所の窓から涼しい風が入ってきました。



送迎の車待ちの間に裏山を散歩しました。

物置小屋の脇から木々を抜けてゆくとトマトやナスのなる畑地。


芝生にすわったら青い空が広がっていました。


草の匂い。

空を見つめているとなんだか静かな時間に充たされてゆきました。



蚊にところどころ刺されはじめたので裏山をおりて母屋へ。


送迎の車を縁側に佇んで待っていたら風鈴の音が聴こえます。


また今年も暑い夏が来るのかなと思いながら庭を眺めました。



どうもありがとう。

また冬の染織展を楽しみにしています!



ではでは。




  • Posted by えだまめ at 01:17│Comments(0)
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