たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

中山峠ハイク

2013年10月10日

3回目の八ヶ岳。

広い山域の所々を知りたくて
確かめるように歩いています。



今回は茅野から小海へ中山峠を越えるルート。

渋御殿湯から歩きはじめました。



登山ポストに入山届を提出。

硫黄の匂いがする川を渡り
坂道を登ると針葉樹の森のなか。


苔の豊かな生態。

目に映るさまざまな色あいの緑。

挿し色の紅葉の赤。


枯れ葉のかさっという乾いた音を聞きながら歩きました。



やがて道はひらけて黒百合平へ。


黒百合ヒュッテの小屋が見えました。


木の扉をあけて中に入るとランプやストーブ。

とても趣がある雰囲気です。


昼食にビーフシチューを注文。

丸いテーブルでほかの登山客の方々と頂きました。

クリーミーでおいしかったです。

いつか泊まってみたい宿になりました。



今回は天狗岳に登る時間がなく
途中にある天狗の奥庭まで。

岩をよじ登ると突如見えた溶岩の箱庭。

気分はコーフン。


目の前には双耳峰の東天狗と西天狗の姿。



ふたたび黒百合平に戻り
中山峠からは下り。


峠を境に植生が変わり広葉樹がメインの森。


小さな葉っぱの黄色やオレンジや赤や黄緑。

たくさんの温かな色に包まれるこころ。

木々の灯すいのちが見えるようなとき。



やがて池のそばにあるしらびそ小屋に到着。

コーヒーを注文して食堂から景色を眺めながら頂きました。

穏やかな心地よいひとときになりました。



さらに歩いてゆく下り坂。

こまどり沢の水にひたす指先の冷たさ。


昨年の台風の影響で閉ざされた山道にかわる迂回路をへて稲子湯へ。


二酸化炭素泉とのこと。

備えつけのコップで源泉を飲むとまさに炭酸水でした。


岩風呂の秘湯の雰囲気。

明治に創業した宿。


85歳という湯治客のおじいさんと温泉話。

頬の色がつややかな若々しい方でした。


バスに乗るときに、頑張ってくださいよ、と励まされました。



小海行きのバス。

途中下車して小海線で帰路につきました。

小淵沢からあずさで中央線を八王子へ。



また八ヶ岳へ行きたいです。

地図を眺めながら、歩くルートを思い浮かべています。




  • Posted by えだまめ at 21:25│Comments(0)
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    中山峠ハイク
      コメント(0)