また会いに
2016年05月15日
バスにならんで座っていた。
去年の暑い夏のことだった。
麻生不動前からたまプラーザまで。
じりじりと陽が照りつけていた。
白いワンピースを着た友人は、ときおりにっこり微笑んだり、相槌をうったり。
なんだか、僕のほうが、ほとんど話していた気がする。
これからゆくインドのこと。
聞き上手の彼女のおかげで、かるい気持ちになりながら。
たまたま、子どもの頃にいったアクバルというカレー屋さんを、彼女も知っていて。
おいしいですよねと盛り上がって。
澄んだ瞳の女の子。
はじめて会ったのは6年前、教会のキッチンのなか。
そのときも白いシャツを着ていた気がする。
無垢な少女のような妹にも、しっかりした姉のようにも思えた。
食卓のテーブルをかこんで、英会話のことも話していたなぁ。
はにかんだ顔ばかりを思い出す、優しい光。
そっと心のなかで、手をのばせたら。
お土産ばなしをしたり、彼女の話をきいたり。
ほそくて白い糸を、ゆっくりと紡げたなら。
悲しみの一端も、喜びの一端も。
また、会いにゆくからね。
去年の暑い夏のことだった。
麻生不動前からたまプラーザまで。
じりじりと陽が照りつけていた。
白いワンピースを着た友人は、ときおりにっこり微笑んだり、相槌をうったり。
なんだか、僕のほうが、ほとんど話していた気がする。
これからゆくインドのこと。
聞き上手の彼女のおかげで、かるい気持ちになりながら。
たまたま、子どもの頃にいったアクバルというカレー屋さんを、彼女も知っていて。
おいしいですよねと盛り上がって。
澄んだ瞳の女の子。
はじめて会ったのは6年前、教会のキッチンのなか。
そのときも白いシャツを着ていた気がする。
無垢な少女のような妹にも、しっかりした姉のようにも思えた。
食卓のテーブルをかこんで、英会話のことも話していたなぁ。
はにかんだ顔ばかりを思い出す、優しい光。
そっと心のなかで、手をのばせたら。
お土産ばなしをしたり、彼女の話をきいたり。
ほそくて白い糸を、ゆっくりと紡げたなら。
悲しみの一端も、喜びの一端も。
また、会いにゆくからね。
Posted by えだまめ at 21:20│Comments(0)