たまりば

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九州一周~ゆず湯

2017年12月22日

今日は、熊本をぶらぶら。


水と緑のゆたかな街。

市電にのったり、修復中のお城をあるいたり。


世安湯に、ゆず湯に入りにいきました。ぽかぽか(^^)





朝おきて、駅の構内の喫茶店のモーニング、200円也。

市電の一日券を購入。


さっそく、繁華街のある、通町筋まで。

しばらく歩いていたら、アーケードのあいだからお城が見えたので、ぶらぶらとそっち方向へ。

ちかづくにつれ、石垣の崩れに気がついた。


震災による被害の凄まじさを、あらためて感じるとき。

棒庵坂をのぼると、おおきな宇土櫓、天守閣がよく見える。


天守閣は、鉄骨の橋桁が組まれていた。

見たこともない巨大なクレーン。


二の丸広場では、ジョギングをしている人たちの姿。

市民の憩いの場になっていた。


桜の馬場から、御幸橋へ。

ふたたび北方向、県立美術館分館のほうへ。


もういちど、あらためて棒庵坂をのぼる。

見忘れていた百間石垣へ。

そこもまた、崩れ落ちていた。


立体橋の新堀橋をわたり、夏目漱石旧居へ。

震災の影響で、建物内には入れないが、庭に入れた。


坊っちゃん、読んでみたいな、と思った。

作品の風景・情景が、より理解しやすいかも知れないから。



坪井川をわたる。

街なかにながれる小川。あるいている人たちの師走の顔。

どこか、自分が不思議な存在に思えてくる。


種田山頭火や小泉八雲、熊本に滞在した、おおくの旅人たちのことを思う。



藤崎宮前駅から、北熊本へ。


車庫には、青ガエル。玉電の旧車両。

他にも、貴重な車両、銀座線のクマモン車両などが見えた。


黄色い帽子のちいさな男の子。

お母さんと、かっこいいねぇ、って話していた。


女子高生たちが自転車でホームへと入ってゆく。

いつも通りの下校風景、なぜかほっとする。



上熊本まで、熊本電鉄。そこから市電にのって、辛島町。


市電ののりかえ、Aライン。


熊本駅までは、かなり混雑していた。

そういえば、昨晩も、混んでたなぁ。


JR駅前の電停で、ほとんどあらかたの人が降りた。


自分は次の二本木でおりて、しばし市電の写真撮影。

このへんの区間は、線路わきは、他の区間の石畳ではなく、緑化されていた。


保守などの手間は、いかほどのものだろうか。

かつて、屋上緑化の会社でアルバイトしたときの、おぼろげな記憶。


ちかくの黒亭で、ラーメンをいただく。

玉子入りのがおすすめらしいが。なしで。


キクラゲとか焦がしニンニクの入った熊本ラーメン。


世安橋の人道橋をわたる。


すこし回り道したあと、泰平橋、長六橋と、白川にそって歩いてゆく。

ひろい河川敷、気持ちがよかった!



慶徳校前の電停のほうへ歩き、左におれて、坪井川にかかる万歳橋へと。



洗馬橋の電停のちかくには、船場橋。

かつての船着き場。

そして、船場山のタヌキの置物もおいてあった。

この電停も石畳になっていて、ここでも車両の撮影。いい感じ。


唐人町通りから、左におれて、泊まっているカプセルホテルへ。

しばしお昼寝タイム。



夕方6時をすぎて、行動再開。

すこし心身ぼっとしている。


ふたたび世安橋をわたって、世安湯へ。


暖簾をくぐると、番台のおかあさん。

昨日・今日と、本当に親切にしてくれた。


近所のお子さん、おじさん、おばあちゃん、青年たち。

みんなと楽しそうに話してくれた。


震災から、やっと11月1日に営業再開。


それまで、たくさんの人の手に支えられたこと。


楽しい銭湯オリンピックや落語会。


20年前の阿蘇からの水が、湧きだして、使われていること。薪でわかしていること。



お風呂場に入ると、柚子のいい香り~!


お湯かげんもとてもよくて、ぷかぷか浮かぶ柚子が、目にも鮮やか。

洗い場の設備も、とてもきれいで、おしゃれで。


なんだか、とてもいい銭湯だった。


お風呂あがりには、差し入れのおいしい蜜柑。


どうも、ありがとうございました。

おかげさまで、あたたかな熊本滞在になりました。




ちかくのライオンカレーへ。

正直、なんの身構えもせずに入ったが、とてもうまかった。

若い男のひとが、ひとりでやってるお店。


長崎の天然真鯛と大根のカレー。

自家製ラッシー、サラダ。


すべてが、自分にはツボの味わいだった。


スパイスの使い方が絶妙。手堅い仕上げ方。


チキンカレーが売り切れだったのが、残念。食べたかったな。

ごちそうさまでした~。



白川橋をわたり、駅ちかくのカプセルホテルへ。


あたらしくて、快適な居心地の宿。


明日には、また移動です。

おやすみなさい。  


  • Posted by えだまめ at 22:20Comments(0)九州一周

    九州一周~峠

    2017年12月21日

    鹿児島にあるビジネスホテルにて朝食バイキング。

    湯豆腐もあって、ポン酢をかけて食べた。


    駅近でありがたい。

    7時ちょい過ぎの日豊本線にのる。


    湾の海にたたずむ桜島。

    朝の光にてらされて、神々しく思える。

    居眠りしたり、談笑をする高校生たちにも照らされるとき。


    隼人で乗り換え、肥薩線へ。


    普通列車、思ってたより空いている、ラッキー!


    嘉例川駅で下車。

    明治からの木造駅舎。

    なんとも味わい深い雰囲気。


    おばあちゃんが箒がけをしていた。

    とても可愛らしい笑いじわ。

    しばらく、ここらへんのことを話してくれた。


    特急が到着すると、アジアからの旅行者さんがいっぱい降りてきて、記念撮影。

    また出発時刻になって、にぎやかに汽車のなかへ。


    静かな駅に戻り、クリスマスツリーを眺めていた。

    派手ではないが、華やかさを感じる飾りつけが素敵だった。


    鈍行が到着。

    ふたたび鉄道旅。

    白と青の車両カラーがいい感じ。

    運転士さんの日焼け顔、一本気な薩摩隼人のようだった。


    吉松に到着、跨線橋をわたるとエンジ色のいさぶろうしんぺい号。

    ホームにいた駅弁売りから弁当を買って乗った。


    先頭にある自由席。


    さっそく真幸駅でスイッチバック。

    それから霧島の山々の車窓。日本三大車窓も納得!


    峠をこえて、薩摩から肥後へ。



    矢岳では、SLが展示されていた。デカイ!

    途中でしばらく停車してくれるので、充分に満喫できる。


    大畑駅ではループとスイッチバック。

    なんだか、夢のような時間だった。


    人吉で、鈍行の接続まち。

    外にでて、球磨川まで歩いた。


    空気がすんでいて、冷たい。

    思ったより寒い、南九州の冬。


    人吉からは、球磨川くだりの車窓。

    緑青の色をした水面。ときおり陽射しをうけて光る。


    小学校のときの自由研究で、多摩川を題材にしたことを思い出す。


    各所の石を、拾ってきたなぁ、と。


    八代に到着。ここからは鹿児島本線。

    九州新幹線の高架の見える。


    人も建物もおおくて、なんだか、おのぼりさん気分。


    熊本に到着。


    ゲストハウス、という手もあったが、駅前のカプセルに泊まることにした。


    真新しくて、スタッフさんの親切で、いい感じ。


    さっそく市電にのって、繁華街の上通り、下通り、辛島町、と散策。


    また市電にのって、熊本駅の2階の食堂で太平燕(タイピエン)をいただく。

    野菜たっぷりの春雨。これはおいしかった。


    外にでて、川にかかる橋をわたって、何回か人に場所をたずねて、世安湯という銭湯へ。


    くわしくは明日の柚子湯のときに書く予定ですが、とてもいいお湯だった。


    ぽかぽかの気持ちです。


    それでは、また!  


  • Posted by えだまめ at 22:28Comments(0)九州一周

    九州一周~753

    2017年12月20日

    今朝は超早朝、4時に起きました。

    そろっと、そろぉ~っと、ドリトリーの人たちをなるべく起こさないように‥。


    鹿児島中央駅まであるいて、改札前でしばし待つ。


    しばらくしたら駅員さんが改札に立った。


    ホームはまだ真っ暗。

    黄色いディーゼル車が入線。

    指宿・枕崎線の旅がはじまった。


    通勤型のシート。がらがらだったのに、少しずつ高校生がのりはじめた。



    山川で、車両接続。今度はボックスシートに。

    さきに一人で座ってた高校生に声かけて、一緒のボックスに。

    ほぼずっと暗かったが、枕崎のひと駅手前で、ようやく夜が明けてきた。

    もう、明後日には冬至。



    枕崎からは、坊津を循環する路線バスにのる。


    鑑真和上が、1264年前の今日、753年12月20日、坊津に日本上陸。


    車窓を眺めながら、先人の苦難多い足跡を思った。


    海のきれこんだ谷から、集落がのびている。

    手積みの石垣。道路も曲がりくねった、きっと応時のままの。


    枕崎にもどってきたときにはバスのなかに自分ひとり。



    とりあえず、枕崎といえば鰹、ということで、鰹節工場をさがして街にでた。

    しばらく歩いていたら、たまたま外にいたおじさんと立ち話。

    親切に、ここに行けば良いよ、と、一番わかりやすいとこの工場を教えてくれた。


    そこにいくまでも、いくつか工場を発見。

    小さな町工場風の建物のなかに、たくさんのひとが、鰹の処理をしていた。

    何をしてるか、はっきりとは見えない。鰹の匂いがしてきた。

    薪もたくさん並べられている。

    これで本枯節をつくるのだろう。



    海沿いを歩いていたら、漁船が荷捌き所で、たくさんの魚たちをおろしていた。


    さらにいった魚センターで、お昼ごはん。


    かつおと鰹節、ねぎ、わさび、刻み海苔。それにだし汁を注いでいただく、まるでひつまぶしみたいに料理。

    これが、とてもおいしかった!

    鰹の旬ではないけれど、うまいものはうまい。

    旬のときは、きっともっとうまいはず。



    舌鼓をまんぞくにうったところで、駅へ。



    帰りの汽車は、乗り換えなしで鹿児島中央へ。


    海際の窓側のボックスシート。

    景色がとても素晴らしかった。


    開聞岳はきれいな円錐形のコニーデ火山。

    陽ざしをうけて光る海。


    しばらくしたら、錦江湾から、桜島もみえてくる。

    湾にそって、進んでゆくにつれ、どんどんおおきく見てえきた。



    人もだんだんと車内に増えはじめる。



    鹿児島中央に、四時ころに到着。

    駅ちかくの、地元だけであろうビジネスホテルにチェックイン。



    特別なとこではないが、居心地はよさそう。


    外を散策、大久保利通や、西郷隆盛の生誕地へ。


    天文館まで歩いて、ラーメンとご飯をたべて、小松帯刀像、西郷隆盛像をみえ、ホテルへと戻る。



    館内のコインランドリーで、この旅初めての洗濯。


    今晩はぐっすりと眠れそうな気がする(^^)


    ではでは、おやすみなさい。  


  • Posted by えだまめ at 21:24Comments(0)九州一周

    九州一周~レイルうた

    2017年12月19日

    宮崎の朝。

    フェリーの窓におだやかな陽がさしこんだ。


    日向の国、とは。昔の人はよく言ったもの。

    突堤から入港してゆく。


    椰子の木に南国感。

    きっと昭和期のハネムーン・ブームの名残だろう。


    バスに乗って宮崎駅へ。


    そこから日豊本線にのって、都城をめざした。


    山々のあいだをぬけてゆく。


    途中、何回か特急の追いこし待ち。

    単線ゆえ仕方ない、と割りきる。


    都城についたら、次の電車まで二時間ちかくあるという。


    お昼には、鶏のしょうが焼きを頂いた。

    久しぶりのご飯らしいご飯、というのもあるけど、おいしかった!

    サービスのコーヒーを飲みながら、宮崎日日新聞を読む。

    地元紙をみるのは、いつも楽しい。



    また、街にでる。

    長友選手のポスターが貼られている理容室で散髪しようかな、とも思ったけど、保留。

    髭は、旅にでるまえに剃ってきて、わりとすっきり。


    あちこち、ほうぼう歩いて、駅の待合室に落ち着く。


    自販機の交換しているのを横目に、CDウォークマンを取り出して、聴く。


    旅先できく音楽は、心に深く深く、染み込んでゆく。


    ビートルズの赤盤2枚目。

    ドライブ・マイ・カー。ノルウェイの森。イン・マイ・ライフ。エリナ・リクビー。などなど。



    基本的には、電車内では、音楽は聴きません。

    レールの軋み、モーター音を耳に、地図を片手に、ぼんやり窓を眺めています。



    都城から、鹿児島中央ゆきの鈍行。


    小原節できく霧島や国分を通過してゆく。


    錦江湾が見えてきて、感動。

    桜島は、でっかいなぁ!!


    湾をまわりこむようにして、鹿児島の市街地へと入ってゆく。


    鹿児島中央駅に到着!

    観光案内所で市街地図をもらい、ゲストハウスをめざす。

    多少まよったけど、ぶじに泊まれてよかった。


    荷物をおいて、市電にのって繁華街の天文館通へ。


    ゆく人たちの彫りのある表情、建物。なぜかすごく異国感がする。

    維新の人物の碑・足跡も多い‥。


    高校生のなにげのない会話、細部に宿る情緒。





    さらにあるいて、桜島フェリーの桟橋まで。


    ちょうど、夕暮れまえ。

    乗りたくなって、急きょ、桜島まで往復の船の旅をすることにしました。


    よく晴れていて、山もおおきく見えました。

    山頂から、煙がでているのも分かります。


    ついたら、同じフェリーで帰路に。


    なんとか歩いて、駅までもどり、やや割安感のある豚重。

    おいしかった!九州は食の宝庫、なんだろうなぁ。


    ゲストハウスにはいり、シャワーを浴びて、これから就寝です。


    昨日は、ちかくの人のいびきで寝づらかったし、今日もドミトリーだから、どうなるかは分からない。

    明日は朝早くでたいから、そろそろ眠ることにしよう。

    夜十時には、消灯とのことだし。


    おやすみなさ~い。  


  • Posted by えだまめ at 21:44Comments(0)九州一周

    九州一周~街の灯

    2017年12月18日

    夜の海へ。

    いま神戸港から宮崎へむかう船にいます。



    鶴川をでたのは早朝。

    小田急にのって、新松田あたりでようやく空が白くなってきました。



    何回も電車をのりついで、三ノ宮についたのは四時ちかく。

    駅からあるいて喫茶店でナポリタンとコーヒー(今日初めての食事らしい食事‥)


    旧居留地から、南京町の中華街。

    ポートタワーを目指して、海のみえる方へ。



    灰色に垂れこめた雲間から、濃いオレンジの夕暮れ。

    メリケンパークの波止場には、たくさんの観光客。

    にぎやかにポーズをとって、記念撮影していた。


    コンクリートの脇、崩れたところを阪神大震災の遺構として留めていた。

    しばし、言葉にならない祈り。

    あとひと月ほどで1・17。






    フェリーターミナルにむけて歩く。

    次第に傾いてゆく陽。

    白と赤のおおきな船が見えた。


    コンビニで、パンやおにぎり、お茶など。

    ターミナルの三階にあがり、夢中でシャッターを切っていた。


    ポートタワー、ハーバーランドの観覧車、電飾をつけたおおきな船。

    観覧車は青い光、赤い光、と彩りを変えてゆく。



    やがて乗船時間になり、ながい橋の通路をわたり、船内に乗り込む。


    二等は大広間に雑魚寝。

    わりとすいていて良かった。

    学生風の若者たち、カップル、家族連れ、おじさん、などなど‥。



    出航時刻が近いので、四階の甲板へ。

    やっぱり風が冷たい。


    夜の七時十分。汽笛とともに船が動き始めた。


    本当に、息を呑み込む夜景だった。

    街の灯。彩る光の波、夜の海。



    六甲の山々には錨の形をした明かり。

    だんだんと陸からはなれて進んでゆく。




    船内にある展望風呂。

    石鹸の匂い。ぽかぽかになる。


    窓からは、宵闇の海と陸地。灯台のライトが見えた。



    いまふたたび、二等の広間へ。


    明日の朝には、九州・宮崎です。

    いい旅になるといいな。


    おやすみなさい。  


  • Posted by えだまめ at 21:30Comments(0)九州一周

    里山にて

    2017年12月17日

    鶴川に暮らして7年ほど。

    今日は、里山のおおくのこる岡上へ。


    映画をみて、パーマカルチャーを語る会に参加しました。


    いく途中、谷戸によって森をながめる。

    夕陽が西へ、シルエットをつくる。

    家々の灯り、人の暮らし。


    文化センターにはいると、これから準備って感じ。

    はじめて会うひとばっかりで、ちょっとどきどき。


    にっこり話してくれたり、よかった。


    机をならべて、プロジェクターをつないだり。


    地元の野菜などがいっぱい入ってる鍋!


    食体験、ということでいただきま~す。


    ゴボウや里芋、紅芯大根の味わい。

    おにぎりの玄米、おかずの大豆、ひとつぶひとつぶの旨み。




    あれよこれよというまに上映開始。


    tomorrowという映画。

    ヨーロッパやアメリカ、インドなどを回りながら、環境について。

    農業、経済、教育などの観点から掘りさげてゆく。



    多様な野菜が畑にいい、とか。

    食事をすること、話すことが大切、とか。


    観ていたら、学生さんの淹れてくれたコーヒー、おいしかった。



    観おわって、ちょっと休憩。


    ヨガのひとが先生になって、深呼吸をする、すーっ。




    そのあと、シェアタイム。


    感想とかるい自己紹介。


    親子で参加していたり、ちかくの花の農家のかたもいた。


    いろんな人と話せてよかった。


    茅葺き屋根をふきかえとか、活動もちょくちょくあると言っていた。




    これはと思ったのに、行けたらいいなと思ったりして。


    豊かなひとときになりました(^^)  


  • Posted by えだまめ at 07:35Comments(0)

    冬の散歩道

    2017年12月17日

    ここのとこ出歩く日々。

    ふらっと図書館へ、つづきの話を読みにいったり。


    川沿いの道、葉を落とした桜並木。

    枝のあいだには、枝のかたまり、小さな鳥の巣。


    きらきらひかる川面と、風の匂い、枯葉をふみわけて。


    駅へと向かう道。踏みきりをわたる。

    オレンジのロマンスカーが通過してゆく。




    ひとりでだったり、時にはいろんな友人たちと。


    下北沢や、西高島平、新宿、和泉多摩川、神保町‥。

    いろいろな街を訪れる。




    高層ビルをぬけ、カレー屋にはいる。

    店員さんがにっこりと話しかけてくる。



    かかってる音楽や、話している声だったり。


    歩いてたら、前をむける。

    息をはずませながら。



    時にはまよっても、きっと大丈夫。

    五感を働かせよう。道ばたの地図、ひとに尋ねたり。



    裏路地も、緑道も、谷戸のほうも、あるいてく冬の散歩道  


  • Posted by えだまめ at 07:09Comments(0)

    希望のかなた

    2017年12月10日

    ひさしぶりの映画だった。


    渋谷ユーロスペース。

    階段をくだり、映画館をでたら、世界がすこし変わってみえた。

    それは、近ごろの早い日暮れというだけではなく‥。


    胸にのこった優しくあたたかな余韻。

    静かな絵みたいな深い色あいと、熱のこもったロック音楽。


    いつも以上に、丁寧に描かれたユーモア。


    希望のかけらを心に生きるひと。

    支えられたり、かなたを夢みながら。





    希望のかなた。アキ・カウリスマキ監督。

    すてきな作品を観られたことに感謝。



    すぐに冷やされそうな風、師走の雑踏、道玄坂。

    マフラーをまいて、颯爽とあるいた帰りみち。  


  • Posted by えだまめ at 21:32Comments(0)

    ピアノと月

    2017年12月02日

    師走の夜のラジオ。

    ピアノの音が流れてきて耳をかたむける。


    クラシックのコンサート。


    ブラームス、リスト、サン・サーンス。

    番組はかわって、マイルス・デイビス、ローリング・ストーンズ、ロシアン・ロック・シンフォニー。



    音楽は流れつづける。


    揺らぎから見えてくる景色。

    全霊をリズムにゆだねる喜び。


    枕にもたれて、聴いていた。

    ベランダの外では、あかるい月が浮かんでいるんだろうな。


    音の粒がしみわたって、心を満たす夜。  


  • Posted by えだまめ at 22:06Comments(0)

    栃木生活~うたうたう

    2017年11月30日

    昨日で、大根の仕事がおわりました。


    最後のほうは霜がおりて、とけるまで始まりを遅らせたり。


    土をおおうマルチというビニールをはがして、ひろい地面が顔をだしたり。

    軽トラをホースで水をかけて、洗ったり。


    大根ぬきが、とてもはやくなって、すごいねってほめられてうれしかったり‥(^^)。



    今日は、慰労会♪ということで。


    農家さんのお父さんお母さん、お兄さん、おばあちゃん。パートさんたち。親戚のかたたち。

    みんなでぞろぞろ、スーパー銭湯に繰り出して。


    じっくりぽかぽか暖まって、ごちそうを食べて。


    カラオケも歌いました。

    こういう席、苦手だったんだけど、楽しかった!


    慣れない演歌も、心こめてうたったら、冬の海の景色が見えた気がした。

    はじめはなかなか音程が合わなかったけど、二番から声がではじめて、大拍手!


    おばあちゃんも手拍子してくれて、うれしかった。


    次にうたったのは、悲しいうた。そのなかにある素朴な優しさに、こころうたれる。


    あぁ、違う曲もうたいたかった、と今にして想う。

    喜びや、泣き顔も、笑顔も、感謝も。伝えたい気持ちが、思いが浮かんでくる。


    でも、これでよかった。


    優しいときが、ゆっくりと流れていた。



    あたたかな日々を、ありがとうございました!  


  • Posted by えだまめ at 19:01Comments(0)栃木生活

    栃木生活~きこえてくる

    2017年11月22日

    こっちを向いて、あたかも話しかけてきそうな。


    人懐っこい笑顔で、ぶらりと手を伸ばして、腰かけて。



    君のことを、友と呼びたい。

    そう言いたくなるような、大根に出会った。



    きこえてきそうな優しい声。柔らかな存在感。

    土からひょっこり、顔をだしたよ。


    こんにちは。  


  • Posted by えだまめ at 20:30Comments(0)栃木生活

    栃木生活~アカネ

    2017年11月03日

    夕陽のえがきだすシルエットにジーン!


    ずっしりとした大根にも馴染んできたような‥。

    パートさんたちと、たくさんの茶飲み話。



    自転車をはしらせて、埃まみれの身体をあらうたちより湯。

    こりもほぐれてぽかぽかに。




    さきまでの土を染めてゆく優しい色。


    いい感じに過ごせている日々に、ありがとう(^^)  


  • Posted by えだまめ at 19:40Comments(0)栃木生活

    栃木生活~器いろいろ

    2017年10月19日

    いろいろなおかずがならぶ。


    おでんだったり、ピーマンの肉詰め。

    インゲンのおひたし、とん汁だったり。

    日によってさまざまで、うれしい。



    今日のできごと、ちょっとした笑いばなしをふくらませ。



    かけあい漫才みたいな農家さん夫婦。


    ぼそっとおばあちゃんのひとこと。

    ピリッとおにいさんのふたこと。

    バイトさんのみこと。


    そして、よことを伝えよう。


    おいしいごはんのとき、ありがとうございます。






    先日のお休み、益子にいってきました。


    焼き物の里。

    のぼり窯をみたり、いろいろな器にさわって、たのしかった。

    作りての温もりまで、伝わってきそうなときのなか。




    冷たい雨つづきますが、お身体に気をつけて。

    お元気で~!  


  • Posted by えだまめ at 07:42Comments(0)栃木生活

    栃木生活~土をあるく

    2017年10月04日

    秋晴れ。

    さわやかな風のなか。


    今日は初日、ということで。

    なにかとうろうろしながらも。


    大根をほりあげてゆくとき。

    ほっくりとした土の感触。


    ひげだらけの根。

    くねくねの、細長いの、太いの。

    いろんな大根あるなぁって、あらためて驚きながら。



    靴にくっつく土を感じながら歩いてゆく。

    この畝からあの畝へ。


    ずっしりの大根。

    地面の上へと這い出してゆく。

    いや、もうちょっと寝ていたかったかな。



    ハウスでお茶を一服。


    農家さんもパートさんも、話しやすい人たちでよかった。

    犬のがんものつぶらな瞳。



    箱づめをしてゆく。

    交互に交互に、なかなかむずかしいな。



    なんとか1日が終了。


    農家さん、手作りけんちん汁がうまい!

    大根がなんといっても味わい深いのなんの。

    おばあちゃんの蘊蓄のある存在感。


    栃木って、なんだかぶっきらぼうな良さ。

    今ならば、わかる気がする。



    コンテナの箱みたいな小さな部屋。

    CDウォークマンで聴く音楽。


    フォーキーな音色に染められてゆく。

    ニール・ヤングとか、ジョージ・ハリスン、高田渡、なんだか癒される。




    風呂にでたとき。


    曇っては、また雲間から、まんまるの中秋の月。

    じんわりと染みこんでゆくひかり。



    手足を伸ばして、ぐっすりと眠ろう。

    おやすみなさ~い。  


  • Posted by えだまめ at 21:28Comments(0)栃木生活

    空知の夏~秋へ

    2017年09月26日

    太平洋をゆく。


    苫小牧から大洗への航海、ぶじに鶴川へと帰ってきました。


    台風による揺れもさほどではなく。

    ただ少しずつ曇ってゆく空の色だけが、気がかりで。


    展望風呂がついていて、海をみながらの朝風呂、気持ちよかったなぁ。

    ちいさな女の子と、お父さん、微笑ましかった。




    大洗の港についたあたりで降りだした雨。

    バスで途中下車。そこからあるいて鹿島臨海鉄道という電車にのる。


    赤い京急みたいなかわいい車両。

    たくさんの遠足の子達ものってきた。

    なんだろう、映画みたい。灰色の空を彩ってゆく。


    ひろびろとした田んぼの風景。




    水戸で乗り換えたら、けっこう栄えてた。

    納豆そば食べて、常磐線をがたごと。



    久地では、たまりばーるでおいしいごはん。

    友だちとも話せてよかったな。


    展示のうちあわせの様子もたのしかった‥。





    今晩は、浮かぶほそい月。



    ここんとこの体調が、ようやく快方にむかってきた。


    生姜と鶏団子のスープ、じんわりとしみわたる。


    月とスープ、なんだか似ている気がする。

    そんな気がした秋の夜。  


  • Posted by えだまめ at 21:04Comments(0)空知の夏

    空知の夏~岬のさき

    2017年09月16日

    ひきつづき、旅の途中。


    釧路から帯広までは汽車のなか。

    だだっぴろい平原、ながれる川、素晴らしい車窓だった。

    鰯のほっかむり、という駅弁をいただく。


    帯広は、ずいぶん歩きまわって、駅近のビジネスホテルに。

    薦められてたインディアンカレーのハンバーグのせ。

    そして、クランベリーのおおきなスイートポテト。

    素材そのものの素朴な、しっかりずっしりな味わい。


    最近、うまいものばかり食べ過ぎている気がする‥。



    帯広から広尾まではバス。


    農業高校の生徒たちとともに、すんごい賑やかだった。

    思春期。彼らの会話は、本当に面白かった。

    ずらずらと生徒たちが降りてゆき、旅行者たちとおばあちゃんがひとり。


    廃線されて、バス便だけが残る状況。

    北海道は、そうした地域がおおい。


    広尾から襟裳岬をとおり、様似まで。

    岬では降りなかった。

    ちょうど日高山脈の先っぽの岬。

    この山々をはさんで、釧路側が曇り、浦河側が晴れていた。

    ちょうどミサイル発射の日だった。

    いつか出会った朝鮮のひとの優しさを思った。

    今ごろ、どうしているだろうか。



    様似から浦河へ。

    古ぼけたビジネスホテルに荷物をあずけて。


    喫茶ぶらぶらという所によった。

    べてるの家、というグループが運営しているところ。


    ついてすぐに、メンバーの女性が綱ひき綱ひき~とジェスチャーしながら、ここ座りなよ~と。


    話をしながら、ネギチャーハンと幻聴パフェをいただいた。

    写真をとって、と言われて、写真をとった。

    とても素敵な表情でとれた、と思う。



    彼女はグループホームに帰っていった。


    たまたまお客さんに話しかけたら、べてるの家に連絡をとってくれて、職員さんとべてるの家の見学させてもらえることになった。


    点在するグループホーム、それぞれの活動について、畑の様子、浦河教会。


    充実したひとときになった。

    安心して、心をひらけるところ、という印象。


    心のままに、幻聴したり。

    弱さをもったまま、絆をもてること。



    いつか、またゆっくり来られるだろうか。

    来れないとしても、心に深く刻もう。





    朝はやく起きて、現在運休中の日高線の代行バスにのり、富川経由で二風谷にむかう。

    バス停がわかりずらかったり、いろいろ大変だったが、なんとか到着。

    資料館をふたつ見学。



    服装や木皿の模様。死にたいするユーカラ(物語)の儀式。

    アイヌとは人という意味。アイヌモシリとは人の静かな土地。


    ゆたかな物語を紡ぐ人たちの生。

    なんだか、良いひとときだったなぁ。


    民芸屋さんによったら、知人も演奏するトンコリという楽器が置いてあった。

    演奏していいよ、とお店のご夫妻に言って頂き、試奏♪

    左右両指をつかって、深い音色だった。


    タイムトリップしてゆく感覚‥。



    ドライブインでラーメンをたべて、バスでまた富川。

    そこから、代行バスで鵡川。


    そして、汽車で苫小牧へ。



    駅近の喫茶店で、コーヒーとレアチーズケーキ。

    落ちついた、いいお店。

    そして、なぜかBGMはサザン・オンリー。


    おそらくはじめて、サザンで泣いた気がする。


    思えば。。


    大学の友だちたちはサザンが大好きだった。

    そして、自分はそれほど好きではなかった。

    なんだかおやじくさくて、ベタな気がしてたから。


    今となって。

    真夏の果実、いとしのエリー。胸に刺さってゆく。

    YaYa~あの頃を忘れない、もヤバいな。


    聴きやすくて、小さなフックがじわじわと効いてくる‥。



    駅前のバス停から、フェリーターミナルへ。


    いまは洋上、船のなかにいます。


    レストランや展望風呂がある、きれいな新造船さんふらわぁふらの。


    明日の昼ごろには大洗の予定。


    台風18号も近づいてるけど、あまり揺れなかったらいいな。

    ナイト・クルージング。夜の航海。


    ではでは~。  


  • Posted by えだまめ at 20:35Comments(0)空知の夏

    空知の夏~鈍行、東へ

    2017年09月14日

    東へ、東へ、鈍行で。

    いまは根室に来ています。



    旭川からは石北本線にのって。

    つめたい雨の日、上川という街に8時頃について。

    地元の高校生たちも、ぞろぞろとおりてゆく。

    夕方4時まで接続待ち。


    バスで層雲峡まで足をのばして、温泉にはいって。


    また街にもどってラーメン食べたり。


    ふたたび鈍行で北見方面へ。


    なんだか懐かしくて。

    友人の実家でいくらを食べさせてもらった記憶。


    すっかり暗くなっちゃったけど、網走まで。


    踏切をわたって、民宿へ。

    ふるいくたびれた感じ、宿のおかみさんがいい感じ。

    鉄道ばなしなど、ちょこちょこと。


    こういう家庭的な宿、ときどきほっとする。

    ファミレスでおろしハンバーグ、サラダの食べ放題。


    翌朝もわりと早起き。


    網走から釧路までの直通鈍行。

    しばらくしてオホーツク海がみえてきた。


    曇り空に、海の鈍色。

    荒れた波をながめながら。

    冬、流氷のころを想像してみる。


    知床斜里からは森へと入ってゆく。


    途中、酪農の牧場もみえた。牛が何頭か放牧。

    空が晴れてきた。


    釧路湿原、スケールのおおきなところだ。


    あわい空のいろに見とれた。



    釧路に着。

    観光案内所で地図をもらって、歩き始める。


    なんといっても和商市場。

    勝手丼、といって、ご飯をかって、好みのネタもかって、オリジナルな丼にする。


    旬のさんま。秋鮭。いくら。ぼたんえび。それと店員さんからすすめられたクジラもいってみよう。

    なんだか見映えがヘンテコになってしまったが、おいしかった。

    観光市場、だけでなく、地元の人たちもけっこう来ている。



    大通りをあるきつつ、幣舞橋へと。

    野口雨情や、石川啄木の足跡を感じながら。


    がらんとしたおおきな街で、散歩を満喫した。


    釧路駅構内にもどって、ソフトクリームをたべて。



    根室本線に乗車。


    海側の席。今度は太平洋。

    ひろい草地に、馬もいたりして。

    窓をすこしあけたら、心地いい風。

    ディーゼルの匂いが混ざりあう。



    夕方に根室に着。


    歩いてすぐの所にある素泊まり民宿へ。

    洗濯をすませて、ご飯を食べにゆく。

    エスカロップというカツライス、おいしかった。




    今日は納沙布岬までいってきます。

    それから帯広方面へ、また鈍行の旅。


    たのしい1日になりますように。  


  • Posted by えだまめ at 06:20Comments(2)空知の夏

    空知の夏~北へ、北へ

    2017年09月11日

    北海道の旅、北へ、北へ。


    旭川では、ラーメン三昧。ジンギスカン。

    とにかくうまい!きっと食材がいいんだろうな。

    旭山動物園の動物たち、素晴らしかった。



    鈍行にのる。

    朝6時にのって、昼12時に稚内。


    天塩川にサロベツ原野の車窓。

    牛たちが草を食んでいる。

    スケールのおおきさに見とれるばかりだ。


    バスでさらに北へ。

    宗谷岬へたどり着く。


    たくさんの旅人たち。

    晴れ晴れとした天気のした、まぶしい笑顔。

    あおい海と空。


    翌朝、船にのり、利尻島へ。


    ホタテラーメンで腹ごしらえ、レンタサイクルで東のほうへこぐ。

    利尻富士のなだらかな裾野。

    ちょうど快適なスピードで、風を感じる。

    かっこいい岬の地形。


    お昼過ぎ、利尻島から礼文島へわたる船にのる。


    学生時代にきて以来、約22年ぶり。

    うろ覚えの記憶。自分にとって大切な思い出。


    港にユースホステルのヘルパーさんが迎えにきてくれた。

    あぁ、この独特のテンション!


    荷物をあずけて、そのとき同宿することになる旅人ふたりと、しばし観光することに。

    北のカナリアパーク。

    冬場の礼文を舞台にした映画。

    雪景色を想像したりして。


    港にもどり、ほっけ焼き定食に舌鼓。

    ヘルパーさん運転の車でユースホステルへ。



    おかえりなさい、ただいま。


    もう、本当にいつ以来に言っただろうか。


    たくさんの人が出迎えてくれた。

    歌いながら、踊りながら、夜のミーティング。


    礼文島の西海岸をあるく8時間コースに申し込む。

    なぜかリーダーに任命された。


    早起きして、ユースの車で島の最北端、スコトン岬へ。

    総勢10名。うちふたりは途中までの4時間コース。

    ひとりは年輩の女性。あとは皆男性。

    学生、同年代、年輩の方。

    バラエティーに富んだメンバー。


    岬めぐり、とてもよく晴れていた。

    あおい海と空、澄海岬。

    何回もあるいているベテランさんに、島の花や自然を教わりながら。


    あるいていたら生まれてくる連帯感。

    ひとはひとりひとり、だけど助けあうことができるから。


    岩礁の海をあるく。

    貝殻をひろってみたり。


    途中、宇遠内では休みどころへ。

    地元でうに漁もされているという。


    超格安でうにをいただきながら、いろいろな話。

    舌がこぼれそうになる。コクがあるとれたてのウニ。



    坂を登ってゆき、林道をあるいてゆく。

    利尻山もよくみえる。


    陽もかたむきはじめ、夕景色になってゆく。


    出迎えの会、そして夕暮れの会。

    いっぱいいっぱい、歌をうたった。


    ヘルパーさんが紡いできた言葉たち。

    旅人たちをやさしく癒したり。

    鼓舞したり、寂しさや悲しみをひろいあげたり。


    忘れかけていた青春が、水平線をわたって、胸にとどく。

    ときおり後ろをふりかえりながら、前へとすすむ。


    熱いものを、まぶたの奥に感じる。

    ちょっぴり隠し涙。心のおくのほのかな温泉。


    なんだか、とても豊かなときを、礼文島で過ごした。


    稚内へ帰りの船、8時間コースの何人と一緒になった。

    ターミナルで、手をふって、よい旅になりますように。



    いまは、ふたたび旭川へ。


    明日からは、道東へと向かいます。  


  • Posted by えだまめ at 21:53Comments(0)空知の夏

    空知の夏~木のうた

    2017年09月04日

    丘のうえへ。

    おおきく息をすいこんで。


    織りをなす畑、たたずむ木。

    かたりかけてくる風景。





    富良野・美瑛と、旅の日々を過ごしています。



    札幌から富良野までは都市間高速バス。

    途中、芦別、赤平といった旧産炭地も通過しながら‥。

    学生のころ、地理学ゼミの巡検でちかくの上砂川を訪れたことがあり、不思議な気持ち。

    光陰は、あっというまに、飛ぶように。



    富良野についたら、ローカルバスにのりついで。

    まえからいってみたかったゴリョウゲストハウスへ。


    古民家を改装した宿。

    つくりがとてもお洒落で、そして食堂のカレーがとてもおいしかった!

    南瓜ケーキも、ずっしり濃厚。メロンつきでうれしかった!!


    富良野はとても野菜がおいしい。

    ながい冬にたくわえられた地の養分が宿っている。

    寒暖差も味をつくる要素だという。


    メロン、とうきび、ジャガイモ、何を食べても驚いてばかりだ。



    翌日は、駅前でレンタサイクルをかりて、麓郷へ。


    こちらは、19の夏、学生男4人で、北の国からのロケ地を訪れたところ。

    記憶はすっかり抜けていて、たしかに丸太小屋に触れた気がする程度‥。


    でも、振り返っても、その北海道旅は、とても最高だったのだ。

    あれから、本当にあちこち旅しても、今だに‥。



    自転車のペダルをこいでゆく。

    片道20キロちかくもある‥。


    とてもきれいに晴れた日。さわやかな風。


    川ぞいの道を、どんどんこいでゆく。

    すれ違う車も、追い抜いてく車も、いなかった。


    学生のころうたってた歌を口ずさむ。

    なかなか幸せ、熱唱サイクリング。


    ついたら、北の国からのロケ地めぐり。

    テレビほとんど見なかったから、番組への思い入れは、ない。


    しかし、廃材を組み合わせてつくられた家の、緻密さに魅せられた。


    小さな灯は、いつも暖かい。


    バブル期に、嘲笑の対象にもされるような、コマーシャル・センセーショナルに利用されやすいドラマと思っていたけど。


    倉本聰さんが描こうとした世界は、今の自分には理解できる気がする。


    帰り道、小野田そば屋さんでたべたかしわそば、おいしかったな。



    翌朝は、ゴリョウゲストハウスを早めにでて、電車で美瑛へ。


    駅前でレンタサイクルをかりる。


    今日も、なかなかいい天気。


    丘のうえには、広大な畑がひろがっている。


    作物の違いによって、地面がタペストリーのような模様になっていた。


    ぽつんとたたずむ木。

    いくつかは、名前がつけられている。


    親子の木、といって両親のあいだにちいさな子、といった感じの木々もある。


    イエラ・マリの絵本、木のうたを連想した。

    一本の木に、季節はめぐってゆく。

    その移ろいを、見ている木は、何を思うだろう。



    お昼でたべた食堂は、ピザと葡萄ジュースを注文したら、サービスに枝豆ととうきびまでつけてくれた。

    とてもおいしかったです。ありがとう。


    午後は、美馬牛方面まで足を伸ばしかけたが、連日の自転車に満足して、引き返すことにした。


    自転車をかえす直前に、天気雨。

    喫茶店で雨宿りして、午後5時にユースホステルの方が、美瑛駅に迎えにきてくれた。



    丘へのぼったところで、きれいな、おおきな虹。


    しかも二重だった!!



    今日は、修学旅行生とかさなったこともあり、離れのロッジをひとり貸しきり状態に。ある意味、ラッキー。


    早めにお風呂にはいり、併設されているレストランでビーフシチュー。

    これが、とてもおいしかった!


    秋の虫の声をききながら、眠ることにします。



    明日には、旭川へ。


    すこしゆっくりしたら、また北上するつもりです。では。  


  • Posted by えだまめ at 22:38Comments(0)空知の夏

    空知の夏~空と大地

    2017年09月01日

    いいネギ、つくってるだろ~。

    東京や、大阪にも出荷してるんだよ。

    農家さんが、ぼそぼそっと云った。



    ここは畑のなか。

    あおく澄んだ空と、ひろいひろい大地。


    同僚たちと、ネギを拾い集め、束ねてゆく。

    けっこうな力仕事、ときどきは雑談と笑い声。


    顔も手も泥だらけになった。

    土の匂い、ってこんなだったな。



    空知に来てからひと月。

    おかげさまで、昨日が作業最終日。

    なんとか、やりとげることができた。



    個性的な面々。


    手に彫られたタトゥー。LGBT。DV。

    そのひとの、さまざまなかけら。


    たくさんの傷や優しさ。

    でこぼこな人生者どうしで働いていた。


    だからか、ちょっと、人の幅がひろがった気もする。


    歳をかさねる命。あらたな命。




    空と大地のあいだ、思いっきり息をする。


    ちいさな鰯雲、彼方へとつづいてゆく。

    見上げたり、しゃがんだり、なにかとせわしなく生きるとき。


    そんな空知の日々に感謝!


    これから、また少しずつ、ぶらぶらと北海道を旅します。  


  • Posted by えだまめ at 05:52Comments(0)空知の夏