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Posted by たまりば運営事務局 at

奄美花言葉~花暦

2018年04月06日

バスの車窓をながめていた。

鶴川駅からアパートに向かう帰り道。


やわらかな新緑のみどりと色とりどりの花々。

桜はちょうど葉桜のころ。


まるでおとぎばなしのように、しっとりと雨に濡れていた。


奄美にくるまえは、アパートに雪がふったり。


給湯器の管が凍って、お湯がしばらく出なかったり、だったんだ。

季節は巡る。



なんだか、ずっと、どこかに行き急いでいた気がする。

どこかに、性急に行こうとばかりしていた。

勿論、悪いことばかりではないだろうけど。

今回の旅に出る前は。



花は咲いている。


ちょうどいい頃あいに、咲いてくる。

そして、枯れてゆくのも、また宿命なのかも知れない。


花のこよみ、時の感覚は、とても自然なもの。


いそぎすぎる自分を、そっと見つめているかのように。



鹿児島に着いてからは、天文館にあるビジネスホテルへ。

新緑のなか、城山を歩いたのが心地よかった。


朝のうちに来たときは桜島に靄がかかってた。

それはそれで、すごい風情があった。


街を歩いてたら、何回か声をかけられた。

なんでかはわからないけど、とてもうれしかった。

たとえば、交差点の信号の替わるタイミング、遅いわね、とか。

どうでもいいと思われることでも話す垣根の低さ、いいなって思った。


山形屋という老舗デパートの最上階にレストランがあって、そこで名物と言われる焼きそばを食べた。

かた焼きそばに、お好みで酢をかけて頂く逸品。

これがえらくおいしかった。城山歩きのあとで、空腹ってのもあったけど。


そしたら、席の隣のかたが、どこから来たの?とかいって、最後にポンと食事券をおいてってくれた。

なんだか、とてもとてもうれしくて、ありがたくて。



午後、外にでたら晴れていたので、もういちど城山にのぼった。写真もパシャリ。


遊覧バスにのって市街をめぐり、鹿児島中央駅から市電。


ふたたび天文館。むじゃきの白熊、というかき氷。

最初は甘っ!って思ったけど、後半になるといい感じに馴染んできた。

いつか、また食べられたらいいな。



ホテルにもどり、しばらくのんびり。

夜の外出がめんどくさくなって、近場でラーメン。

コンビニで夜食用におにぎりとシュークリーム。

繁華街のなかのセブンイレブン。

思えば、沖永良部では、こんなに便利ではなかった。

けども、楽しかったなぁ、島での日々。



翌朝、ホテルのモーニング。

食パン、ロールパン、クロワッサン、茹で玉子、サラダ、ウィンナー、ヨーグルト、リンゴジュース、コーヒー。


天文館から空港ゆきのバス。


かなり早めについて、ぶらぶらと空港内を散策。


雨がふりだし、霧が濃くて、本当に飛行機がとぶのか危ぶまれたが、少しおくれて出航。


成田につく間際も、けっこう風に揺れた。



ぶじに着陸!


東京駅まで、シャトルバスで900円。

そこから中央線で新宿駅。小田急で鶴川へ。




奄美花言葉、いい旅になりました。

どうもありがとうございました。


お元気にお過ごしください♪  


  • Posted by えだまめ at 21:47Comments(0)奄美花言葉

    奄美花言葉~海風花旅

    2018年04月04日

    いまは奄美から鹿児島へ、旅の途中です。



    ぶらぶらと名瀬にしばらく滞在してました。


    奄美大島ってゆうだけあって、とてもひろい。

    バスにのって龍郷というところに訪ねたり。


    新緑の葉っぱの匂い。あざやかな色。


    ほそいひとけのない峠道、ひらひらととんでたアサギマダラ。


    あづま屋さんという素泊まり民宿に滞在しながら。


    ちかくの小料理屋さんの郷土食、絶品だった!

    カワハギの揚げ物、豚の角煮、島らっきょ、鮪の刺身、あおさ汁。


    鶏飯、油ぞうめん、奄美にはおいしいものだらけ(^^)



    公園では、野球をするこどもたち。


    ミキをのんでたら、“僕それ苦手なんだ”って話かけてくれた。

    生き生きとした少年の瞳。

    元気な子どもたちの声がひびいていた。


    図書館にいったり、銭湯にはいったり、名瀬ではゆっくり過ごせた。






    トカラ列島を島づたいにゆくフェリーとしま。


    夜2時に出航するとのことで、早めに港へ。


    ちょうど入れ替わったばかりの新造船。

    ピカピカの船内。


    広間の雑魚寝スペース。一番乗りで、窓際に。


    夜の港をながめていたら、いつのまにかうとうと‥。

    気がついたら、船出していた。



    夜の宝島の港。

    ロープを繋げたり、荷揚げしたり。ぼっと眺めた。


    小宝島につく頃には明るくなって、甲板に出てみた。


    次の悪石島では、これから新生活をおくる女の子の送別会になった。


    子どもたちがソーラン節を踊ったり、カラーテープ。


    女の子は、“ありがと~う”と言って、手をふりながら、涙。

    船がでるまぎわ、子どもたちが追っかけて、旗をふる人もいて。

    ジーンときた!!


    平島でも、年上の男子の送別会。


    声変わりした声で、島の子たちにおくるエール。


    バンダナをまいた白髭の先生、とてもかっこよかった。



    牛たちがコンテナにのって荷揚げされたり、小荷物の段ボール箱を、大人たちがリレーで運んでいたり。

    最後にみんなで手をふるすがた。





    そのあいだに食堂で牛丼たべたり、読書したり、シャワー!を浴びたり。

    さっぱりしてよかった。


    波にゆられながら、ひろい太平洋を感じるとき。




    今はだいぶ鹿児島に近づいて、佐多岬と竹島のあいだあたり。


    明るいうちに桜島が見えそうな感じ。


    のこりの船旅を満喫したいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 15:57Comments(0)奄美花言葉

    奄美花言葉~みなと

    2018年04月01日

    みなとから船にのるとき。

    色とりどりのテープが風に舞ってた。


    ありがとう。さようなら。元気でね。またね。


    見おくるひと。見おくられるひと。

    たくさんの声がきこえて、ぐっときました。



    沖永良部の日々がおわり、いま奄美大島へむかうフェリーのなかです。


    ちょうど年度のきりかわりで、港にはたくさんのひとの姿。

    子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきます。

    大切なひとにむけて、心をこめて。

    いってらっしゃい、とかありふれただいじな言葉。



    彼岸どきの花もぶじにとりおえて、ひと安心しました。

    昨日は、じゃがいも農家さんで芋の収穫をしたりしました。



    お世話になった農家さんも、アルバイトのみんなも。

    一緒にはたらくことができてうれしかった。


    いつかまた会えるときを楽しみに。


    今晩は、奄美大島の名瀬にとまります。

    帰りのたびをつづけます。  


  • Posted by えだまめ at 18:29Comments(2)奄美花言葉

    奄美花言葉~はなことば

    2018年03月16日

    ひさしぶりにのんびりの日。

    午後半休でリフレッシュしています。



    地元の牛飼いの人の車の運転で、花のアルバイトの人たちと。

    カレー屋さんに入ったり、芭蕉布を見にいったり。


    夕方に戻って、うとうとと昼寝。



    アルバイトの人もだいぶ少なくなって4名。

    多いときには10名近く、てんやわんやでしたが。


    迎えたり、見送ったり、たくさんの思い出に残る日々でした。


    まだまだ、広い畑が残っていて、これからも大変だけど、なんとかのりきれたら。



    農家さんのご厚意で、ふだん収穫している花を、尾道の実家におくることに。

    箱につめて、送り状に宛名を書いて。

    ちかくの商店まで出しにいく。


    喜んでくれたらいいけれど。



    花とともにある日々。

    日々のびていって、咲いて、枯れて。


    生きている匂いは、なんだか懐かしくて。



    あともうすこし、ここ沖永良部の日々を過ごしたいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 21:01Comments(0)奄美花言葉

    奄美花言葉~水平線の日々

    2018年02月20日

    はるかな水平線。


    どこまでもつづく青い海。

    “青”といってもとても豊かなニュアンス。

    まぶしい宝石から、くすんだ灰色。


    畑にむかう途中、きらきらと海が輝いていた。




    すこしづつ、花の仕事にもなじんできました。

    まだまだ慣れないことも、多いけれど。


    春の彼岸にむけて、スプレーマムという菊の収穫。

    品種によって鎌をつかったり、手でおったり。

    ながいながい畝を、どんどん収穫してゆきます。


    アルバイトは、最初は3人だったけど、増えてゆき8人に。

    お風呂も、洗濯機も、交代交代につかったり。

    農家さんは、よく缶チューハイや黒糖焼酎をもって遊びにきます。

    なかなか大変だったりするけれど、まぁ楽しんでいます。


    広島出身の友人ができたり、人間関係も穏やかなのがありがたい。


    沖永良部の人たちも、ほんとにいい雰囲気(^-^)


    昨日は、アルバイトがふたりきたので、居酒屋ではじめての飲み会がありました。


    島の園芸農家さんや畜産農家さんも交えての会。


    イカ墨のモツ鍋も、カンパチかまの焼き物、刺身など、絶品でした。

    にぎやかなひととき。



    カラオケでは、3曲。

    今宵の月のように、など。先日は、涙そうそうも歌いました。

    まぁ、うまいとは言えないけど、歌うのも聴くのも楽しいこのごろ。



    これからしばらくは出荷の最盛期。


    なんとかうまくのりきれたらいいな、って思います。


    海の風、花の旅。


    日々の水平線をながめながら。  


  • Posted by えだまめ at 19:08Comments(0)奄美花言葉

    奄美花言葉~春のうた

    2018年02月09日

    ずっずっずっと球根をうえてゆく。

    ほくほくの土のてざわり、確かめながら。



    ひさしぶりにこぼれた鼻唄。

    ふふんとハミング、うろ覚えの歌詞のまま。


    虹がかかって、くしゃみをひとつ‥♪


    あわい記憶の、春色の糸。



    休憩のとき、アンダギたべて、水筒をゴクリ。


    いつか咲く日を、夢みながら。  


  • Posted by えだまめ at 17:35Comments(0)奄美花言葉

    奄美花言葉~花の写真

    2018年02月04日

    奄美・沖永良部島にきています。


    那覇から船にのって和泊港へ。

    国頭にある花農家さんで働いています。


    ちいさな商店がいくつかある古い感じの集落。

    だんだんと知っているひとも増えてきました。


    おおきなガジュマルの木が小学校の校庭にあります。

    なんと、日本一の大きさ!



    農家さんは兄弟でやっていて、なんとも穏やか。

    バイターさんたちも気楽な感じでよかった。



    草むしりに、菊のための風よけのネット張り、グラジオラスの収穫、など。


    茎や葉のてざわり、ふれてみて感じる命。それぞれの匂い‥。

    まなぶことだらけの毎日です。



    風がとてもつよくて、曇りや雨もおおい日々。

    今日の午後は休みでした。


    歩きながら、道ばたに咲いていた花々を写真にとる。


    あざやかな奄美の花。

    ひさしぶりに、じっと見つめながら。

    萎れたり、枯れたり、咲いたり。

    たしかに生きているんだな、と思う。


    気持ちがあるような花、こちらに語りかけるように。


    あとふた月ほど、花の日々はつづきます。  


  • Posted by えだまめ at 22:40Comments(0)奄美花言葉