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Posted by たまりば運営事務局 at

気になる記事~森とマントル

2012年02月15日

毎日新聞朝刊29面

国立公園内の地熱発電に関する記事

環境省は、自然保護や地熱発電の関係者による検討会で、再生可能エネルギーの導入促進に向け
国立国立内での地熱発電の開発基準を緩和する方針を決めた。

緩和されるのは、開発を禁止していた第2種、第3種特別地域の地下資源の利用。

国立公園外や公園内の普通地域から斜めに井戸を掘削し
発電用に熱水などを活用できるようにする。

地熱発電は、風力発電や太陽光発電とは異なり
出力がほぼ一定で安定しているのが特徴。

火山国の日本は資源が豊富で
資源量としては約3300万キロワットあるが
このうち7割以上は特別保護区域内や第1~3種特別地域内にある。

現在の発電量は約54万キロワットとのこと。

地熱発電関係者はこの方針を歓迎する一方
自然保護関係者からは開発加速に懸念の声。


◎よく図鑑なんかで地球の断面図を見ると
大部分はマントルで、地殻はわずかな表面であるのに驚きます。

ヒトはその上で、働いたり、飲んだり食べたり、眠ったり
温泉で癒されたり、地震に怯えるんだなぁと。

地球の上に成り立つ暮らし。


約54万キロワットにとどまる理由は何だろう?
今、検討会をする理由はなぜだろう?

国のエネルギー政策の中でどのような位置づけなのか
今後どう進展するのか、流れを見守ってゆきたいと思います。  
タグ :地熱発電


  • Posted by えだまめ at 08:00Comments(2)