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Posted by たまりば運営事務局 at

大山ハイク

2015年03月26日

汗をかいたひたいに風があたる。



あわい水色の空。


3月の空のやわらかな色。



土は湿っていて、泥っぽい。


あかるい陽射しと、すこし冷たい風。



心地のいい山歩きの日だった。





朝、小田急にのって伊勢原へ。


のどかな平日の車内。



ひさしぶりの遠出、ひらけてゆく風景。



バスでケーブル駅まで。



参道をどんどんのぼってゆく。


階段のタイルにはコマの絵。



途中の食堂で、豆腐をいただく。


あたたかな温奴に柚子胡椒。


つるんとした食感、ぽかぽかになった。



ごちそうさまでした~!


お店のご夫婦の雰囲気がよかった。




ケーブル駅につくと、まさに出発時刻まぎわ。


のりこんで、窓際の席に。




急勾配をかけあがるケーブルカー。



阿夫利神社下社の駅をおりて、歩きはじめた。



しばらくゆくと、はやくも息がきれた。



おじいちゃんハイカーは黙々と歩いていた。


僕も、もくもく、着実にゆくことにした。




ふりかえれば、彼方には海が見えた。


ひろがる一面の霞むような青に吸いこまれてゆくとき。





休憩中のハイカーとあいさつ。


愉しそうな表情、なごやかになる。



鳥たちの鳴き声がひびく






お昼前に山頂に着いた。


にぎやかなご飯どき。



藍染めの手拭いに包んだおむすび。


梅干しがすっぱくて、すごくおいしかった(^^)



蜜柑はちょっとぼけた味。


次は、皮厚の柑橘にしようかなと思う。




近くにはグループが地図の読図をしていた。


インストラクターの話に耳をかたむけていた。


実地の学びはいいなぁと感じた。




テルモス魔法瓶のつめたい麦茶をごくり。




雷ノ峰尾根を見晴台のほうへ下ってゆく。



すてきな静かな山道。





若者たちが地名しりとりをしていた。


ブエノスアイレス。


ちょうど地面の裏側、きっといまは秋かな、と思う。




木々のなかをゆっくりと歩いてゆく。



ベンチでひとやすみ。


関東ふれあいの道の九十九曲をゆく。



はじめてあるく、曲がりくねった道。


受話器のコードみたいな、くねくねの枝を発見した…!






しばらくすると、舗道にでてきた。



道の途中のお寺では春彼岸。


やわらかな花の色。



空は曇ってゆき、やがて小雨がふりだした。


傘をさがして、差して、また歩いた。



日向薬師からは、歩いたことのある道。



蕾のふくらむ桜の木を見て、胸がいっぱいになった。





やがて、雨はやんで、また晴れ間が見えた。



七沢温泉の元湯玉川館へ。



古い和の建築、モダンな内装。



檜風呂のちょうどよい湯加減。



ぽかぽかに心身リフレッシュした。




帰りはバスで本厚木へ。





また、山を歩きたいな、と思います。




桜の花ひらくころ、よい春になりますように。  


  • Posted by えだまめ at 23:16Comments(0)

    おむすび

    2015年03月23日

    おむすびをにぎろう



    てのひらに塩をまぶして


    あつあつのご飯をぎゅっとにぎる朝




    のりと梅干し、おおきなおむすび


    山のうえで食べたら、きっとおいしい、春風のとき  


  • Posted by えだまめ at 06:15Comments(0)

    豆大福

    2015年03月18日

    あたたかな春の日。


    すてきな詩をみつけた。






    こころの色




    私がなにを思ってきたか

    それがいまの私をつくっている



    あなたがなにを考えてきたか

    それがいまのあなたそのもの



    世界はみんなのこころで決まる

    世界はみんなのこころで変わる





    あかんぼうのこころは白紙

    大きくなると色にそまる



    私のこころはどんな色?

    きれいな色にこころをそめたい




    きれいな色ならきっと幸せ


    すきとおっていればもっと幸せ








    たまたま、表参道の本屋、クレヨンハウスで手にとった谷川俊太郎の言葉。




    今日は裏原宿で買い物。



    靴にハットに春物の山道具。



    縁石にこしかけてペットボトルの緑茶、瑞穂の豆大福。


    手づつみのふっくらした餅、餡の自然な甘味、豆の塩気。



    小さな幸せ、おいしかった!



    しばらくもう、買い物は充分だと思った。




    地下のホームへ。


    千代田線にのってゆく。



    生田緑地の芝生広場。


    枝ぶりの繊細さに目をほそめる。



    若者たちの笑い声につられ、思わずもらいわらい。




    いつものところで散髪し、かるくなる。




    カレー屋台に寄って立ちばなし。


    本屋では立ちよみ。


    八ヶ岳について書かれた雑誌に知り合いがふたり載っていた。



    ひとりは霧ヶ峰のヒュッテ。


    ひとりは増冨の喫茶。



    なんだか、不思議な気分になった。





    帰り道、踏みきりのバーがあがるのを待つあいだ。



    帰ってゆく人、どこかへ行く人。


    みんな、どんな気持ちですごしているのだろうかと思う。



    数十秒の短い間にいろいろなことを一気に考えた。





    …………………



    この地味~なブログも6万のアクセスになりました。


    ありがとうございます(^-^)



    今、春がきて、回想と出発のまざりあう思いです。



    どうぞ、よろしく。




    幸せな、元気な日々でありますように。  


  • Posted by えだまめ at 23:18Comments(0)

    また春に

    2015年03月11日

    あれから4年経つんだなと思った。


    寒い夜。


    色々なことを思い出す。




    震災の日にあったこと。



    訪れた土地の風景。


    出会った人たちのこと。





    しばらく前のことなのに、いまだに心のなかに残るもの。


    きっとこの先も。



    いつかまた会えるまで…。





    小路にも咲いたちいさな花のように。



    あたたかな春が、それぞれに訪れますように。  


  • Posted by えだまめ at 21:28Comments(0)

    白いシャツ

    2015年03月08日

    白いシャツを着てあるく。


    曇り空の日には、なぜかきたくなる。




    そのうえにセーターやらジャンパーをきて。


    じかに見えるものでは、ないんだけど。




    洗いざらしのボタンダウン。


    すこし気分がすっきりする気がするのだ。





    今日は、新宿の雑踏にまぎれて歩いた。



    ベルグという店の五穀米の野菜カレー、おいしかった。




    地下のバー・カウンター。


    触れあう食器の音。がやがやとした話し声。






    まっさらに素朴なものも、混ざりあうものも。


    どちらも、不思議と好きだなぁと思った。  


  • Posted by えだまめ at 21:02Comments(0)

    朧月のセレナーデ

    2015年03月04日

    まんまるく優しい月。


    夜空を見上げたら朧月夜だった。




    鴬色と淡いブルーの光の傘。


    ぼんやりと眺めながら自転車で川ぞいを走って帰った。





    いまは部屋のなか。



    駅前の屋台で買ってきたナンを頬ばり、聴くムーンライト・セレナーデ。


    ジャズトリオの奏でる音楽。



    やわらかく心を包みこむとき。  


  • Posted by えだまめ at 21:53Comments(0)

    水やり

    2015年03月03日

    ベランダの黄色い花に水をやる。


    寒かったね。

    からからだね。




    いとおしむように。

    いつくしむように。


    つぐなうように、語りかける。






    土は濡れてゆき匂いたつ。


    外は薄曇り、3月の水やり。




    いま、上を向いて咲いている。


    花のこころに届きそうな気がした。  


  • Posted by えだまめ at 09:31Comments(0)