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Posted by たまりば運営事務局 at

2018年04月13日

春眠、あかるい陽のさすベッド。

カーテンのすきまからにぎやかな声が聴こえる。


まぁだだよ。公園をかけまわる子どもたち。



口をあけてみる。応えるように。


思わず、あ、って声がする、ぼそっと自声。



誰にも聴こえない、だろうから。


だろうけど、おおきな発見のような気がして。


口をあけてみる。話すように。


わぁ、と驚いて、ふぅっ、とため息。


溜めこんだ息を、たくさんたくさん、言葉にしたくて。




閉ざしてた唇、意味もなくひろげたり、すぼめたり。

縮めてた舌、うぅんと伸ばしてみたり‥。



おかげでちょっと、やわらかな表情。


えへへへと、ありがとう。


かけまわる若葉の匂い、風のなか。  


  • Posted by えだまめ at 12:55Comments(0)

    奄美花言葉~花暦

    2018年04月06日

    バスの車窓をながめていた。

    鶴川駅からアパートに向かう帰り道。


    やわらかな新緑のみどりと色とりどりの花々。

    桜はちょうど葉桜のころ。


    まるでおとぎばなしのように、しっとりと雨に濡れていた。


    奄美にくるまえは、アパートに雪がふったり。


    給湯器の管が凍って、お湯がしばらく出なかったり、だったんだ。

    季節は巡る。



    なんだか、ずっと、どこかに行き急いでいた気がする。

    どこかに、性急に行こうとばかりしていた。

    勿論、悪いことばかりではないだろうけど。

    今回の旅に出る前は。



    花は咲いている。


    ちょうどいい頃あいに、咲いてくる。

    そして、枯れてゆくのも、また宿命なのかも知れない。


    花のこよみ、時の感覚は、とても自然なもの。


    いそぎすぎる自分を、そっと見つめているかのように。



    鹿児島に着いてからは、天文館にあるビジネスホテルへ。

    新緑のなか、城山を歩いたのが心地よかった。


    朝のうちに来たときは桜島に靄がかかってた。

    それはそれで、すごい風情があった。


    街を歩いてたら、何回か声をかけられた。

    なんでかはわからないけど、とてもうれしかった。

    たとえば、交差点の信号の替わるタイミング、遅いわね、とか。

    どうでもいいと思われることでも話す垣根の低さ、いいなって思った。


    山形屋という老舗デパートの最上階にレストランがあって、そこで名物と言われる焼きそばを食べた。

    かた焼きそばに、お好みで酢をかけて頂く逸品。

    これがえらくおいしかった。城山歩きのあとで、空腹ってのもあったけど。


    そしたら、席の隣のかたが、どこから来たの?とかいって、最後にポンと食事券をおいてってくれた。

    なんだか、とてもとてもうれしくて、ありがたくて。



    午後、外にでたら晴れていたので、もういちど城山にのぼった。写真もパシャリ。


    遊覧バスにのって市街をめぐり、鹿児島中央駅から市電。


    ふたたび天文館。むじゃきの白熊、というかき氷。

    最初は甘っ!って思ったけど、後半になるといい感じに馴染んできた。

    いつか、また食べられたらいいな。



    ホテルにもどり、しばらくのんびり。

    夜の外出がめんどくさくなって、近場でラーメン。

    コンビニで夜食用におにぎりとシュークリーム。

    繁華街のなかのセブンイレブン。

    思えば、沖永良部では、こんなに便利ではなかった。

    けども、楽しかったなぁ、島での日々。



    翌朝、ホテルのモーニング。

    食パン、ロールパン、クロワッサン、茹で玉子、サラダ、ウィンナー、ヨーグルト、リンゴジュース、コーヒー。


    天文館から空港ゆきのバス。


    かなり早めについて、ぶらぶらと空港内を散策。


    雨がふりだし、霧が濃くて、本当に飛行機がとぶのか危ぶまれたが、少しおくれて出航。


    成田につく間際も、けっこう風に揺れた。



    ぶじに着陸!


    東京駅まで、シャトルバスで900円。

    そこから中央線で新宿駅。小田急で鶴川へ。




    奄美花言葉、いい旅になりました。

    どうもありがとうございました。


    お元気にお過ごしください♪  


  • Posted by えだまめ at 21:47Comments(0)奄美花言葉

    奄美花言葉~海風花旅

    2018年04月04日

    いまは奄美から鹿児島へ、旅の途中です。



    ぶらぶらと名瀬にしばらく滞在してました。


    奄美大島ってゆうだけあって、とてもひろい。

    バスにのって龍郷というところに訪ねたり。


    新緑の葉っぱの匂い。あざやかな色。


    ほそいひとけのない峠道、ひらひらととんでたアサギマダラ。


    あづま屋さんという素泊まり民宿に滞在しながら。


    ちかくの小料理屋さんの郷土食、絶品だった!

    カワハギの揚げ物、豚の角煮、島らっきょ、鮪の刺身、あおさ汁。


    鶏飯、油ぞうめん、奄美にはおいしいものだらけ(^^)



    公園では、野球をするこどもたち。


    ミキをのんでたら、“僕それ苦手なんだ”って話かけてくれた。

    生き生きとした少年の瞳。

    元気な子どもたちの声がひびいていた。


    図書館にいったり、銭湯にはいったり、名瀬ではゆっくり過ごせた。






    トカラ列島を島づたいにゆくフェリーとしま。


    夜2時に出航するとのことで、早めに港へ。


    ちょうど入れ替わったばかりの新造船。

    ピカピカの船内。


    広間の雑魚寝スペース。一番乗りで、窓際に。


    夜の港をながめていたら、いつのまにかうとうと‥。

    気がついたら、船出していた。



    夜の宝島の港。

    ロープを繋げたり、荷揚げしたり。ぼっと眺めた。


    小宝島につく頃には明るくなって、甲板に出てみた。


    次の悪石島では、これから新生活をおくる女の子の送別会になった。


    子どもたちがソーラン節を踊ったり、カラーテープ。


    女の子は、“ありがと~う”と言って、手をふりながら、涙。

    船がでるまぎわ、子どもたちが追っかけて、旗をふる人もいて。

    ジーンときた!!


    平島でも、年上の男子の送別会。


    声変わりした声で、島の子たちにおくるエール。


    バンダナをまいた白髭の先生、とてもかっこよかった。



    牛たちがコンテナにのって荷揚げされたり、小荷物の段ボール箱を、大人たちがリレーで運んでいたり。

    最後にみんなで手をふるすがた。





    そのあいだに食堂で牛丼たべたり、読書したり、シャワー!を浴びたり。

    さっぱりしてよかった。


    波にゆられながら、ひろい太平洋を感じるとき。




    今はだいぶ鹿児島に近づいて、佐多岬と竹島のあいだあたり。


    明るいうちに桜島が見えそうな感じ。


    のこりの船旅を満喫したいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 15:57Comments(0)奄美花言葉

    奄美花言葉~みなと

    2018年04月01日

    みなとから船にのるとき。

    色とりどりのテープが風に舞ってた。


    ありがとう。さようなら。元気でね。またね。


    見おくるひと。見おくられるひと。

    たくさんの声がきこえて、ぐっときました。



    沖永良部の日々がおわり、いま奄美大島へむかうフェリーのなかです。


    ちょうど年度のきりかわりで、港にはたくさんのひとの姿。

    子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきます。

    大切なひとにむけて、心をこめて。

    いってらっしゃい、とかありふれただいじな言葉。



    彼岸どきの花もぶじにとりおえて、ひと安心しました。

    昨日は、じゃがいも農家さんで芋の収穫をしたりしました。



    お世話になった農家さんも、アルバイトのみんなも。

    一緒にはたらくことができてうれしかった。


    いつかまた会えるときを楽しみに。


    今晩は、奄美大島の名瀬にとまります。

    帰りのたびをつづけます。  


  • Posted by えだまめ at 18:29Comments(2)奄美花言葉