たまりば

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おかやま風景~青と緑

2018年06月28日

おだやかなせとうちの海、島の風景。


船の音をききながら、柑橘畑から、みなとの桟橋へ、古寺の桟橋へ。

歩いてたら、青々と6月の緑の匂い、夏へ向かう朝。





ひさしぶりに実家のまわりを散歩しました。

ちいさな島。


たまたま来た、1日4本しかないバスにのる。

黄色い帽子の子どもたちが何人か、楽しそうにおしゃべりするなか。

坂道をのぼってゆく。


隣の生口島へわたる橋からは、川のような海峡が見渡せる。

6月の海の色。青に深緑をまぜあわせたような。

レモンがなっている木も見かけた。

たいていの柑橘にはちいさな緑の実。


この季節、なかなか来ることがないので、へぇ、と思う。



バス停で子どもたちも自分も降りてゆく。

見まもりのおじいさんたちの姿。



富山でのことを思う。


いまこうして、歩いている人たちがまぶしく見える。

どうか、ぶじに、平穏な心が、分け隔てなく、誰にもと。

そんなこと、あるはずもないかも知れないけれど、きっと。


悲しみも安らぎも、ないまぜな気持ちで歩いた。


古い商店街をてくてくと。


寂れたなかにも、古民家の喫茶店があったり。

汐待の港として栄えた名残の、立派な建物もあったりで、いい感じ。


瀬戸田港。

乗るわけではないけれど、尾道ゆきの船を見おくる。


着くひとの姿、行くひとの姿。そしてそれを見届けけるひと、何げなくみなとに漂うひともいて。


汽笛とともに出航。


今日はなんだかいい朝だな、と思う。


海沿いのみちを歩いて、向上寺の参道へ。


石段をのぼる。紫陽花が咲いていた。


眼下には、おだやかな瀬戸内海がみえた。

言葉にならない声をあげて、息をふかくすいこんだ。




両親と因島まで出かけて、お好み焼きやで食べたり。

夜はテレビで、カープのナイターや、サッカーみたり。


のんびりの日々を過ごしています。  


  • Posted by えだまめ at 07:47Comments(0)おかやま風景

    おかやま風景~まるを描く

    2018年06月25日

    そっとコンパスに手をそえて。


    ちいさな指先から幾つもの円が描かれてゆく。


    ときにゆがんだり、はみ出したりしながらも。


    兄ちゃん、と呼ばれてた僕と、彼ら。


    彼らは、勝手に部屋に入ってきてはかくれんぼ。

    思わぬベッドの下や、扉のかげ。


    わっと大声をあげて、僕の肝を冷やそうとする。

    そのたびに熱くなるような気持ちに、内心なっていた。


    一緒にテレビでみたサッカーや、映画。


    けん玉の技をつぎつぎと披露してくれたり。


    きっともっと言いたいこともあるだろうけど。

    ただただ甘えてきて、抱っこしてみたり。




    さまざまに回想しながら。


    高梁でのトマトの日々がおわり、いまは尾道の実家にきています。


    途中、岡山で小1の頃に通っていた小学校にも寄ってみました。

    道をたずねては、たどり着いた校門。


    ちょうどプールの季節の、にぎやかな声。


    子どものころへ、時をかけるような、懐かしい感じ。


    バスで岡山までもどって、しばらくまた歩いて。




    なかなか言葉にならないままですが、とても充実した、おかやま風景でした。

    時々、高梁から、声がきこえてくる気がしながら。


    近所のおばぁちゃんの、じゃろう、じゃろう、って柔らかなひびき。


    優しさに包まれた岡山の日々、どうもありがとうございました!



    あとしばらく実家で過ごそうかと思っています。  


  • Posted by えだまめ at 17:31Comments(0)おかやま風景

    おかやま風景~水の月

    2018年06月01日

    キュウリの苗を土に植えてゆく。

    ほくほくとした感触が手に伝わる。



    おばぁちゃんのしわだらけの笑顔。

    ほんの一瞬で、疲れもやわらいでゆく気がする。



    トマトの黄色い花が、淡いグリーンの実をつけてゆく。

    えんどう豆は膨らんでゆく。玉ねぎのひげひげ。

    とびはねるカエルたち。田植えの日のしゃべり声。



    布団に入り込んで、あーだこーだサッカーの話をする子ども。

    色んな命に包まれながら、ふっと気をゆるせば、染みこんでくる、心深く。


    泣きたいような、笑いだしたいような、空をみあげたくなるような。



    精いっぱい5時起きして、夜9時には眠る。


    ご飯を腹いっぱい食べて、ぐーぐー夢を見て。

    いつのまにか新たな月になっていた。



    水無月は、水の月。


    どうか畑に豊かなみのりを。

    友人たちの心に平安を。


    かなしみある人に希望を。

    丘をこえて歩く人に一杯の水を。


    あらゆることが、良い風に、流れてゆきますように。

    つたない祈りの日々のなかで。  


  • Posted by えだまめ at 20:08Comments(0)おかやま風景