たまりば

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しましま~島の生活

2018年12月31日

島のまわりを散歩したり、自転車で出かけたり。


潮は、満ちては、引いてゆく。

今日もまた、陽がのぼってゆく、東の窓。


歩いていると、みかんを頂いたり。

サイクリングの帰り、ふと聞いてみたことから。

伝手から伝手へ伝って、柑橘の畠で働く生活がはじまったり。


レモンをちょきちょき、大きさを見ながらとってゆく。

檸檬の匂い、甘酸っぱい香り。

ずっしりと感じる実り。


ネーブル、温かみのある色。爽やかな味。

農家さん宅で、バイトのおじちゃんたちと頂くお好み焼き、おいしい!

5人でどんどん、木から木へ。

子どもも駆け回ったりするなか。


穏やかな冬の日の渚。





自転車で大三島にも行きました。

ゲストハウスに泊まったり、そのさきの島へフェリーに乗ったり。

たくさん店主さん夫妻とお話できて、うれしかったり。

近くの島で、行ってみたい島、いくつかできたり。


母と車で買い物、父と将棋。


そんなこんなの島での生活です。


よいお年を!  


  • Posted by えだまめ at 08:44Comments(0)しましま

    しましま~柑橘の島

    2018年12月30日

    風がやんだら 沖まで船を出そう。

    手紙を入れた ガラス瓶をもって。


    瞳を閉じたら、荒井由実の曲が甦ってくる気がする。



    冷たい小雨の日。


    尾道港から、船にのって、瀬戸田港まで。

    いくつか、小さな桟橋に寄港しながら、何人かずつ降りてゆく。

    窓からは、水墨画みたいに霞んだ島が見えてきた。



    言葉が浮かんでは消えてゆく泡のように。

    見つめてはまぶたに残る思い。

    手紙にしたためるような、海をゆく。



    瀬戸田港に着いた。


    坂をのぼって、向上寺のわきから、蜜柑色の高根大橋をわたって、高根島へ。


    レモンが実をつけていたので、写真を撮ってみた。


    しばらく、実家で過ごしている十二月です。  


  • Posted by えだまめ at 09:34Comments(0)しましま

    しましま~尾道あるき

    2018年12月30日

    海が見えてきた。

    何時間も電車をのりついで、ここは尾道。


    晴れた空。海をわたる大橋。

    行き交う船が見える。

    山ぎわには小さな家々。たくさんのお寺。


    駅のホームには、ほのかに海の薫り。



    長いながい本通りの商店街のアーケードを歩いてゆく。


    ひさしぶりのゲストハウスに荷物をあずけて、大好きなお好み焼き屋さん、村上へ。

    おばあちゃんのお店。

    鉄板に、お客さんみんなで囲むスタイル。

    ふわふわのキャベツ。ちょうどいい味つけ。

    ここの味わいが最高だな~、とか思う。

    紺色の暖簾がはためく。グラスの水をのみほす。


    石段をのぼってゆき、所々よりみちしながら、千光寺の高台まで。

    ここからは、くっきりと海峡や、しまなみの島々まで見渡せる。


    明日は、シネマ尾道で映画でも観ようかな、と思う。

    雨月物語、モノクロの作品。


    フェリー桟橋で、しばらく人をながめる。




    宿で着替えだけ、取りにいって、しばらく歩いて大栄湯へ。


    木造りのロッカー、年季を感じる番台。真ん中にある丸いかたちの湯舟。


    あぁ、なんだかぽかぽかにあったまった!


    銭湯のおかみさんにきいたお好み焼き屋に行ってみることにする。


    今日は、いい日だな。  


  • Posted by えだまめ at 09:19Comments(0)しましま

    しましま~しましま

    2018年12月26日

    豊島でのモーニング。

    トーストと島のみかん、いちじくジャム、空豆、スクランブルエッグ、レタス。

    うむうむ、おいしいなぁ・・。ごちそうさまでした。

    お父さんと島の話など。また来てね、また来ます(^-^)


    宮浦港のターミナルで、モーニングをナナメ読みつつ待機。たくさんの観光客は直島行きのフェリーに乗っていった。


    小さな高速艇にのって、犬島へとむかう。

    薄曇り空。

    少し寂しげな風情の船旅。

    十二月の海。表情はいつも、面影のように移ろいながら。


    小さな桟橋について、チケットセンター。


    そこからさらに歩を進めてゆく。

    左手に海。右前方には煉瓦の高煙突が見えてきた。

    犬島精錬所美術館。

    1909年から10年間、操業していた銅製錬所の遺構。

    カラミ煉瓦という、大きな黒いレンガが、遺跡のように組まれている。

    どこかアニメーションの天空の城ラピュタのような世界。

    人の気配のない、巨大な建築群の遺構に圧倒されました。



    犬島は直島と同じく、家プロジェクトという展示。

    先月に、谷中で銭湯ギャラリーで観て、印象にのこった、名和晃平さんによるF邸。異形の生命体が格好いい。


    コンタクトレンズという作品のS邸。

    反射する光を見つめたり、面白いひととき。


    島をくるっと歩いて、チケットセンターわきのレストランでタコ飯たべて、桟橋から船。


    対岸の宝伝港まで小さな船。

    西大寺までバスにのって、駅から、岡山のりつぎで、早島駅にむかう。


    今年の夏のトマト農家さんで、何回か岡山に来たので、記憶ほやほや。



    早島駅は、初めておりるなぁ。


    かつては畳のいぐさ生産、花ござ作りが盛んだったという。


    観光案内所で地図をもらって、市街をあるく。

    蔵が並んでいて、趣を感じられる通り。

    用水路が張り巡らされている。


    ゲストハウスいぐさに着。

    古民家、というか古いお屋敷のような立派な宿。

    ここはいい宿だな、って思った。


    畳の間。美しいござの模様。


    すこし歩いて、高台の公園から、夕暮れの街を一望。


    宿にもどると、韓国からきたヘルパーさんやほかのヘルパーさんたち、お客さんたちと一緒に畳の間、こたつのなか。

    チゲをつつきながら、マッコリを呑みつつ、おいしいたのしいとき。

    いい夜になりました。


    翌日には、山陽線、尾道に向かいます。  


  • Posted by えだまめ at 10:08Comments(0)しましま

    しましま~豊島

    2018年12月25日

    朝の高速艇で豊島にわたる。

    波しぶきが飛んでゆく。

    晴れわたる空に、うきうきと軽はずみ、跳ねる心。



    唐櫃港につく。

    着くのが早すぎて、レンタサイクルもしまってる。

    仕方なく、歩き始める。


    こんもり繁る八幡さまの鎮守の森。

    すぐそこには砂浜、小豆島も対岸にみえる。

    古いお家の佇まい。

    ここは本当に素敵な島だな、と少し歩いただけで感じた。


    心臓音のアーカイブの前の浜辺で、波の音を聴く。

    やわらかなリズムにあわせて、波と心音がかさなるようなとき。


    まだ、展示はあかないので、ふたたび港まで。


    レンタサイクルをかりて、島を一周することにした。

    時計回りに坂をのぼりつ。


    たわわに実るミカンの畠。温かみのある爽やかな色。

    甘酸っぱい香りがつめたい風に溶けてゆく。

    それにしても、心地良いサイクリング!


    坂を颯爽とおりてゆくと、光る海。

    瓦屋根の集落、棚田の風景。


    アート作品の数々に、足をとめては、立ちどまって見いったり。


    おおきな白いドームに穴のあいた豊島美術館。


    なんだろう、この気持ち。

    水の滴が光るのを見つめたり、枯れ葉が踊るのに気づいたり。

    風の音に耳をすませたり、心の声を聴くときのなか。

    素晴らしい展示でした!


    お昼に寄った食堂101、ストーブのほとり、コタツに温もりながら、庭をながめて。

    野菜のおいしい、ゆっくりの昼ごはん。


    唐櫃港までもどり、自転車を返し、小さなバスにのる。


    宮浦港についたら、民泊先に電話する。

    建物に入って、自然な感じのお母さんと話をする。


    港周辺をぶらぶら散策。

    おおきな銀杏の木、枝をひろげていた。


    帰ると、職人気質のお父さんが自ら台所に。


    ご飯の炊き上がる匂い、おかずの煮える匂いが漂う。

    さぁ、どぅぞ。

    お父さんが釣りあげたメバル、島の里芋、蕪、わけぎ、ブロッコリー、オリーブ。


    めちゃうま!

    豊島に来てよかったです!!



    翌日には、犬島から岡山に渡ります。  


  • Posted by えだまめ at 10:20Comments(0)しましま

    しましま~小豆島

    2018年12月22日

    薄曇りのグリーンの海は、降り始めた雨とともに灰色に変わった。


    草壁港について、方々探した挙げ句、坂手港ちかくにあるゲストハウスに泊まることにした。

    釜玉うどんを食べつつ、バスを待つ。


    雨ふりの停留所にひとり、バスにのって坂手港まで。


    ゲストハウスのご主人が親切で、色々と島のことを教えてくれた。

    一軒家の二階にひとり、貸し切り状態。


    傘をさして、海通りを歩いてみることにした。


    佃煮工場、醤油工場、たくさん並ぶ、ここは醤(ひしお)の郷。


    素麺の製麺所もけっこうある。

    たまたま入った製麺所でお話をきいて、車をだして頂いて、食べられるところまで案内して頂いた。感謝!

    にゅうめん、ほんとに美味でした。麺の喉ごしも汁のうまみも、この上なし。


    ふたたび歩いて香ってくる匂い、ところどころに。

    けっこう歩き回って、パン屋さんで教えてもらった、ヤマロク醤油という醤油会社へ。

    うす暗い蔵のなかに入ると、おおきな杉の樽が。

    柱や壁にもたくさんの菌が潜んでいるという。


    梯子にのぼり、樽のうえから、発酵途中の醤油をのぞく。

    深い色あいと匂い、時を重ねて醸し出されてゆくもの。感動のひとときでした。



    そこそこ暗くなってきたので、明日じっくり見ることにして、ゲストハウス方面にひきかえし歩く。


    晩ご飯は、おでん、かきまぜという郷土飯、ビール。

    近くにあるもうひとつのゲストハウスのスタッフさんお客さんと話したり、なんだか濃ゆい感じの夜だった。

    帰る途中、酔って溝に落ちてしまって、しばらくお腹に痛み、今はもう大丈夫になりました。


    布団にもぐりこみ、消灯・就寝。



    朝おきて、モーニングにはトースト・ゆで卵・ミニサラダ・コーヒー。

    オーナーさんに色々と旅の相談にのって頂き、うれしかった。

    いってきまぁ~す。年輩のライダーさんも手をふってくれた。

    今日は晴れ。


    バスをのりついで、寒霞渓という渓谷へ。

    紅雲亭からロープウェイにのると、だんだん海が見えてくる。


    とんでもなく切り立った花崗岩の崖。

    どこか日本離れした絶景に興奮、凄いと声をあげる。


    紅葉もきれいで、まさに良いときに来たなって思った。


    頂上展望台からの景色も圧巻。

    やはり写真では伝わりづらいくらい。


    色々な奇岩を見ながら、下り坂を歩いてゆく。

    昨日の雨で、ややスリッピー、心もち慎重に。


    ふたたび紅雲亭まで着いたら、ちょうどバスが発車間際、乗れてラッキー。


    草壁までもどって、街の写真をとって、オリーブ公園へ。


    白い南欧風の風車があったり、テーマパークって感じ。

    オリーブの実はあらかた収穫されていたけど、やっと実を見つけてうれしかった。

    木の葉のオリーブグリーンにやわらぐ。


    バスで土庄港まででて、遍路宿に泊まる。


    小豆島八十八箇所のお寺、道すがら、いくつかいっていた。

    コインランドリーで、たまっていた洗濯をする。


    土庄の街。道が迷路みたいに入りくんでること、歴史を感じること、わりと風がつよくて寒かったこと。

    印象に残っています。



    宿にはテレビがついていたので、ニュースバラエティーみたいのをつけて、風呂に入って、眠りについた。



    翌日には豊島。

    これまた、楽しみな島。


    島をめぐる旅へ。  


  • Posted by えだまめ at 21:55Comments(0)しましま

    しましま~波間にて

    2018年12月21日

    波間にて。


    小豆島へむかうグリーンがかった海。

    やわらかな曇り空。


    ぼんやり眺めながら、船の旅。  


  • Posted by えだまめ at 21:48Comments(0)しましま

    しましま~うどん!うどん!

    2018年12月21日

    高松駅をおりたら、ひろびろとした駅前広場。

    さっそく近くの港へと歩く。


    よく晴れた朝。

    小豆島ゆきと直島ゆきのフェリーが停泊していた。

    赤い水玉の草間彌生さん柄の船。


    船にのらずに、琴電の築港駅へ。

    お城の石垣端にあるこじんまりとした好きな駅。


    懐かしい雰囲気の、琴電に乗車。

    けっこう空いてる、朝の郊外ゆき。


    がたごと、がたごと、田んぼをはしり。

    がたごと、がたごと、山々ぬけて。

    いつの間にか、うとうとうとうと。

    コトコト琴電、すてきな線路旅。



    琴電琴平の駅舎から、参道の長い階段をかけあがる。


    息を切らしながら、2011年の春にお遍路で歩いたときのことを思い出した。

    季節はめぐる。

    真っ赤な楓が足元に散って、少し胸がいたんだ。

    気持ちの奥深く、連なる残像。


    本宮の展望台からの眺め、素晴らしかった。

    爽やかな冷たい風が頬に。

    讃岐富士、讃岐平野。スカイブルーの清涼感。

    この景色を瞼に焼きつけよう、と、前回はきっと思わなかったことを思いながら。


    戻る道、下り坂は、早く感じる。

    お土産物屋さんに、お疲れさまでしたと、労いの言葉をかけられたり。


    琴平の川沿いをあるきつつ、琴電琴平駅まで。


    高松市街地へ戻りの琴電は、ほんとに半分夢みたいだった。


    高松駅観光案内所でうどんマップを頂き、さっそく散策。


    しばらく歩いて香川県庁を右に折れて、わりと静かな道を歩く。

    大好きな、さか枝という讃岐うどん屋さんへ。


    ここはメニューによっては、セルフで茹でられたり、タンクからつゆを出せたり、天ぷらやトッピングも自分でとれたり。


    お店の雰囲気がとにかく、最高!なのだ。

    ふつうの日常的な、麺のゆであがる湯気も、気どらない地元のお客さんたちの雰囲気も、最高!


    そして、麺のこしが、さすがに讃岐のうどん。

    天ぷらのレンコンの噛みごたえ、味わい。

    ぶっかけでも、次の日の朝にリピートで食べたときのかけうどんでも、とにかくとにかくうまかった!


    このあともう一店いって、夕飯にもしっぽくうどんという根菜うどんも食べてそれぞれ美味しかった。


    けれど、今思うと、やはり、さか枝。また行きたい。

    きっとたくさんの、おいしいうどん。また食べたい。



    市内のゲストハウスに泊まり、ブックカフェにも入ってみた。


    わりとさみしくて、ぶらぶらと何周も街を歩いた。


    おかげで、高松の街のつくりが、なんとなく把握できた気がする。


    小豆島のこと、想像しながら眠りについた。  


  • Posted by えだまめ at 21:42Comments(0)しましま

    しましま~モーニング

    2018年12月18日

    夢のなか、おぼろげに白んでゆく空。

    がたごととレールの軋み。


    3号車のシャワーを浴びてすっきり。

    狭いコンパートメントに戻り、浴衣から着替える。


    岡山駅。サンライズ瀬戸と出雲の切り離し作業。

    もうちょっとで乗り遅れるところだった・・。



    窓の外には、大きな橋の橋梁。

    瀬戸内海には点々と島々。

    オレンジ色に雲の一部が染まってゆく。


    四国に入った車窓、こんもりお椀型の山、なんだか異国に来た気分。


    高松駅の朝。

    さっそくモーニングに、構内のうどんを食べる。

    あぁ~、いい~朝。


    麺のぬくもり。

    五臓六腑にしみてゆくやさしさ。  


  • Posted by えだまめ at 17:14Comments(0)しましま

    しましま~夜汽車

    2018年12月18日

    夜汽車にのって、西へ、西へ。


    街の灯りが雨に滲んで光る車窓。

    飛ぶように砕け散る、赤や黄の光。


    横浜から、シウマイ弁当ひろげるコンパートメント、寝台上段。


    夜の海、トラックを追いこして、どんどん進む。

    ホームの明かり、途中駅、降りるひとまばら。


    工場群、住宅地、見知らぬ川。

    三日月がずっと浮かんでいた。


    いつの間にか、うとうと寝入っていた。  


  • Posted by えだまめ at 16:19Comments(0)しましま

    水のように

    2018年12月03日

    詩人・吉増剛造さんの映画、幻を見るひと。

    恵比寿にある写真美術館に観にゆきました。



    東日本大震災によって、言葉を失った詩人が、少しずつ言葉をつむぎだす話。


    水を見つめる。

    木にふれる。苔をさわる。

    言葉を何回も何回もくりかえし反芻する。


    歩いたり、庭をながめたり。

    自分の詩に色を垂らしたり。


    心の声を、ぽつりぽつり。



    京都の景色、寺、神社、季節。


    以前、吉増さんの実験的な展示を観たことがあるけど。

    今回の透明感のある映画に驚いた。



    うつろう、スクリーン。

    心の底から、洗われてゆく自分がいた。



    ご本人に、文庫本にサインをしていただいて、握手もしてくれた。

    今回の映画は龍もモチーフのひとつ。

    名前のこととか、尾道のこと、映画の感想。

    穏やかに微笑みながら、聞いていただいた。


    ありがとうございました。  


  • Posted by えだまめ at 07:47Comments(0)