たまりば

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浅間山ハイク

2012年10月26日

薄曇りの朝。

冷たい空気のなかを歩いて鶴川駅へ。
電車を乗り継いで箱根へ向かいました。


箱根湯本の駅から朱色とグレーの箱根登山電車に乗車。

谷あいに流れる早川の流れ。
連なる天下の険。

小刻みにガタガタと振動しながら走る電車。

スイッチバックでは車掌と運転士が衛兵式のように交代。
急勾配の坂を登ってゆきました。


小涌谷駅は閑散とした雰囲気。

民家と企業の保養所を抜けて森の中へと入ってゆきました。

千条の滝の前のベンチでしばし休息。
熔岩から幾筋も糸のように水が流れていました。


そこから山道へ。
笹の繁みを踏み分けて真っすぐに生える杉木立を抜けてゆきます。

登ってゆくにつれて様子は変わり檜や桜の森へ。


木の葉は所々で赤く色づいていました。
スカーレット・カーマイン・紅葉色。
小さな灯をともすような色。
秋の字には木も火もあるなぁと気づく。


林道と交差したら右へ。

ススキの広がる原っぱの脇で腰をかがめて
草の輪を作ってるフランネルシャツ姿のおじさんがいました。

雲のすきまから淡い水色の空が覗くころ
山の向こうには青く広がる海が見えました。

鷹ノ巣山に到着。
山頂の芝生でひと息。冷たい空気を吸い込む。


来た道を林道まで戻り5分ほど登ると浅間山の山頂へ。
ちょうどお昼どき。ご飯を食べることにしました。

胡麻をまぶしたサツマイモの大きなパン。バナナ。麦茶。
腹が満たされ、しばらく原っぱにヨコになる。


近くのベンチに座って昼飯を食べてるおじさんグループの
会話をラジオがわりに聞きながら。


そこからは長く緩やかな坂を降りてゆく鎌倉古道の湯坂路。

桜の木々の間をまっすぐに
正面に海を見ながら進んでゆきます。

土に散らばる葉の鮮やかな赤い色。


山の両脇の車道から車やバイクの走る音がときおり聴こえてきます。

箱根の坂を越えて行き交う人たち。
鳥のさえずりが耳に優しい。


いつしか石畳の道へ。
湯坂城跡を抜けると岩まじりの階段へ。
国道1号線に到着。



立ち寄り湯の和泉で温泉につかる。
切り立った熔岩を掘った横穴の風呂。
この季節の露天風呂は気持ちいい。

湯本の温泉街を歩きはつ花で蕎麦を頂く。
自然薯をつなぎにした新蕎麦。
つけとろがジュジュっと喉を通る。
おいしかった!


土産物屋で鯵の干物の試食。
富士屋ホテルでコーヒーとシュークリーム。

いい一日でした!




  • Posted by えだまめ at 06:31│Comments(0)
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