たまりば

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高川山ハイク

2012年11月10日

鮮やかな赤やオレンジ。
中央線から山々を見ただけで充分に
来て良かったなと思いました。


高川山は初めて登る山。
大月駅で富士急に乗り換えて禾生駅へ。

トタン屋根の民家の縁側に干してある柿。車窓に映る景色。


改札を降りて山へと向かう。
桂川を渡る川茂橋が付け替え工事中でやむなく迂回。

リニア線の高架を防音壁で囲っているのを見て
近未来の乗客達は長いトンネルを抜けてどこへ向かうのかと思う。

桂川沿いを歩いてゆくと谷の地形がはっきりと分かる眺め。
迂回の甲斐がありました。


登山道の看板を右に折れて
ゆっくりと家の間の舗道をのぼってゆく。
2匹の猿が跳ねながら消えてゆきました。


峠を越えて谷間の古宿集落へ。

風にたなびく洗濯物やシーツ。
名も知らない薄紫色の花が澄んだ青空とマッチしてきれいでした。

林道が始まると熊注意の表札。
鐘の音を響かせながら歩く。

2匹の和犬を散歩してる作業着姿の中年男性と会う。
思いっきり吠えられたものの人の気配にほっとする気分。


かさっと乾いた音をたてながら落ち葉の上を歩いてく。

赤・黄色・橙・緑。木漏れ陽の色。

さっと風が吹いて舞い散る葉の色み。
時が一瞬とまるような静寂。

乾いたあれてる指で樹に触れてみる。


涸れ沢を歩きながら疲れたら休憩。
レモンキャンディと麦茶。


クヌギ・マツ・カエデの樹林をゆく。
汗のかいた額を打つ風。



やがて山頂に到着。
岩の露出した全方位に遮るもののない景色。
目の前には白い雪をかぶった富士山がはっきり見えました。

澄みわたる青い空に柔らかな刷毛で描いたような白い雲。

とても心地よい空の色。


お昼どきで早速おにぎりとベーコンパンを食べる。
熱いカフェオレを魔法瓶から飲むシアワセ。


一緒に山頂にいた二人組の女性は清瀬と町田(!)から来たとのこと。
大月周辺の山を回ってると話していました。

ぽかぽかとした陽気の岩の上で昼寝。

目を覚ますと富士の高嶺。凄くゼイタク。


二人とお別れし雑木林を下る。
紅葉の匂いがする。

くだらないことを幾つも考えながら歩いてゆく。


分岐で男坂のロープ道。
気をつけて足元を確かめながら歩く。


やがて林道へ。

墓地を抜け人里に。

畑には猿の群れ。違う惑星に着いたような錯覚。


お寺の脇の道を下りこじんまりと雰囲気のある初狩駅へ。

中央線に乗って帰りました。




  • Posted by えだまめ at 00:08│Comments(0)
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