たまりば

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渋沢丘陵ハイク

2014年03月12日

あたたかな春の日。

小田急に乗って出かけました。


空いた車内の平日の昼間。

うたた寝したり、窓の外や運転士の姿を眺めていたら
丹沢の山々が見えてきました。

こんなに高かったかな…。

久しぶりに近くに見る山並みは壮観でした。

陽射しに光る雪の白さ。



秦野駅に正午に到着。

南口のロータリーはとても静かでのどかでした。


住宅地を抜けて歩く。

庭先には金柑や梅の花。

広々とした敷地に馬屋があって
かつての雰囲気を感じます。


歩いていたら豆屋を発見。

木造りの棟。ガラス棚にいろいろな豆がありました。

お店のおばちゃんの柔らかな笑顔。


豆を選びながら30分近く話しました。

ひだまりの昼下がりの軒先。



お土産に皺しわのみかんを持たせてくれました。



丘をゆっくり登ってゆく。


春の薄い黄土色の丘陵地。



畑には菜の花や大根。

収穫している人たちを写真におさめました。


足もとには菫色。

咲いている小さな花。

春の柔らかな土を踏んで歩く。



震生湖によって想う三度目の春。



丘のうえにある牧場。牛が寝そべる姿。


散歩をする人。水彩の絵を描く人。


暖かな陽ざしに汗をかく。


水筒の麦茶とミカンの休憩。


皮をむきながら感じる匂いの爽やかさ。

草の匂いや土の匂いの心地よさ。


甘くて酸っぱくて、おいしかったです。

ありがとう。



里山の丘陵をしばらく歩く。

石垣の民家が見えてきた。



畑のわきで蕎麦屋さんへの道をたずねたら
橙色のコートのおばあちゃんがそこまで行くからと
一緒に歩いてくれました。


なんだか不思議な道ゆき。

トーヴェ・ヤンソンに似た人。

見えなくなるまで手をふる一期一会の幸せ。



川ぞいを歩いて蕎麦くりはらに無事に到着。

ここは本当に大好きな蕎麦の店。


軽登山靴を脱いで腰かける。


鮮やかなお漬物。


辛味大根蕎麦がおいしいのなんの。


蕎麦湯をいただくとき。

つゆを舐めてみたら、醤油の風味の良さにおどろいた。


わらび餅もモチモチしていて満足。


古民家の庭のさりげない美しさ。


しばらくいると元気になってゆく心地。


靴ひもを結んで、渋沢駅へむかう道を歩いてゆきました。



3月もそろそろなかば。


経つ時は早いけど、しっかりと歩きたいと思うこの頃です。


タグ :渋沢丘陵


  • Posted by えだまめ at 22:09│Comments(0)
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