たまりば

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沼津アルプスハイク

2014年06月19日

たのしかった沼津アルプス縦走。

はじめてでしたが、お気に入りの山になりました。



朝は薄曇り。


大きくひろがる海を見ながらゆく東海道線。


沼津に着くころには雨が降りはじめました。



ロータリーからバスに乗る。


乗客は3人。

行き先を運転士さんにつげると、道から道へ
ぐるぐると回りながら行きました。



香貫台入口で下車しレインウェアを着込み、出発。



“アルプス”の名の通り、結構急なアプローチ。

ハァハァと息を上げながら勢いで歩く。


分岐に出るとそこからは尾根道。


自然林のなかの一本道。

葉にあらたな葉がかさなり土になるところ。


雨音の聴こえる、木々も苔も息づくような道。


ときおり視界がひらけ、空からの光が薄闇の森のなかに入りました。



くだりはじめると千金岩。おおきな駿河湾の海が見えました。


晴れていたら、と思う反面、雨のなかの歩きもいいなと思う。


滑りやすい岩の歩き方や枝豆色のカッパの効きのテストにもなりました。



草原にふる穏やかな雨。

やわらかく心を潤してゆく。




幾つかの峠を経るのぼりくだり。

眼下には静浦漁港。



ぼたもち岩という名に微笑む志下峠。


ロープにつかまりながら登ってゆく。



蛍袋の花や岩に根ざす木を写真にうつす。


祠に桜の大木がたつ鷲頭山の山頂でお昼にする。

標高392m。雨のなかでひと休み。

いい日だなと思う。




歩きはじめると少しずつ雨が弱まってきた。


大平山までゆき多比口峠にひきかえす。


海に向かって歩いてゆくとひとつ残った夏ミカンが実っていた。


集落を歩いていたらおばあちゃんが、よく歩いたねと言ってくれた。


多比バス停に着いたあたりで雨が上がりました。



バスに乗って途中のはまゆうで風呂に入り
漁港で桜海老や生シラスの海鮮丼。


バスで沼津駅へ。



沼津からは御殿場線。


おなかが満たされて心地よい電車の揺れ。

いつの間にか眠りこんでいました。



停車のながい御殿場駅からはおおきな富士山が見えました。



ゆきの東海道線。かえりの御殿場線。

どちらの車窓にも心充たされるひととき。


いつかまた、晴れた日にも、沼津アルプスを歩こうと思いました。




  • Posted by えだまめ at 05:47│Comments(0)
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