たまりば

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みかんの旅~みかんの旅

2015年01月03日

瀬戸田港から尾道ゆきに乗船。


海のむこうに見える実家の庭先から、両親がいつまでも手をふる姿。


なんだかすこし申し訳ない気分。


風来坊はいつも、風のように帰ってしまう…。



島のあいだをぬけて船は海をゆく。



波が光かがやくとき。


せつなさを優しい笑顔に変えてゆくように。



尾道から電車に乗りこむ。



帰り道はすこし退屈、と思いきや、いろいろ工夫して、けっこう楽しいのだ。


赤穂線まわりで小豆島への航路に思いをはせる。



大阪から、環状線を時計回り。


天王寺で駅うどん。


新今宮で憧れの路面電車、阪堺電気軌道へ。


西成の街なみ。


住吉大社の超にぎわい。


途中の乗り替えで声をかけたご夫妻がとてもすてきな人たち。


若かりしころの海水浴のはなし。

笑顔に心から癒される。


曇りがちの空を明るく染める。



南海の電車からみえる海。


夜、暗くなるころに和歌山へ。


和歌山ラーメンがどうしても食べたくて、店さがし。冷たい風。



休みの店もおおいけど、入れてよかった。

濃いめの醤油豚骨スープとすっぱめのおにぎり。


おいしくて、あたたまった(^^)。


うまく写真がとれなかったのと、早ずしが売り切れていて、残念。


だけど、贅沢いわない…。


ラーメン食べたい、と聴こえるメロディー♪




ビジネスホテルの部屋にもどり、ひとり眠る。




翌朝。


プランはわりとおおまか。


まず、和歌山線で粉河まで。

紀伊の山々。みかん畑。紀の川の橋を渡る。


和歌山にもどり、紀勢本線を南下。


山肌にそってひろがる蜜柑色。

なぜか眠たくなって、うとうと、と。


途中の停車駅のおみやげ物屋でのむ、みかんジュースの濃くて、おいしいこと。


また電車にのり、見える黒潮の海。


曇り空のすきまから射し込む光の梯子。

遥か世界の果てにいるような心地。


言葉では表現しきれない、深いリズム。



紀伊田辺駅で、お昼どき。


駅ちかくのたまたま入った大衆割烹。


鮮魚のお造りと、うつぼのたたき。おいしかった!

デザートにみかんが出てきた…(^^)。



観光案内所で日本語がペラペラな外国人のスタッフさん。

熊野古道の話を聞いているうちに、だんだん気になる。


当初は、海まわりを電車でゆく予定だった…。


が、熊野本宮にむかうバスにのることにした。


実は、ずっと気になっていたところ。



バスの窓からは、ところどころ熊野古道の風景。

すこし雪も残っていた。


たどり着いた湯の峰温泉。


川の流れにそった古民家、民宿くらやが、今晩の素泊まりの宿。

風情を感じるし、高くもない、心地いい宿。


とても歴史のある温泉。



洞窟みたいなつぼ湯、薬湯、公衆浴場とはしごし、ぽかぽか…(^^)。



食堂で、月見うどんとめはり鮨(←おいしい)。

明日の朝のめはり鮨もお願いし、包んでもらう。



明日は熊野古道を歩いて、本宮へ初詣。


たのしみです。



おやすみなさ~い。


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    Posted by えだまめ at 21:33│Comments(0)みかんの旅
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