たまりば

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2015年02月02日

北風のなか、縮こまっていた。


悲しいニュース。


内心、思えば思うほど、震えていた。



争いの口火を安倍政権は切った。


その火を、罪を償わせると言って、イスラム国の人たちへ向けようとしている。


戦争は何の解決にもならない。


より深く広い悲しみを生むだけだ。




ひとつひとつ、命はひとつ。


どんな土地にもある暮らし。



いつか旅した砂漠のオアシス。


陽に焼けた人たちは、優しく微笑んでくれた。


うれしそうに椅子に座って、はにかんで。


僕の青くさい猜疑心も、とけてゆくようなとき。



戦争はしたくない、どんな理由があろうとも。


消していい命など、どこにもない。



なんと言われてもいい。



僕は、被爆三世のバックパッカーだ。


どこにでも行きたい、と思う。


核兵器は恐ろしいと、おばあちゃんから心身代々、伝わっているのだ。




デモにもいく。


後藤さん殺害を曲解して、戦争に向かってはならない。




心の声をもっと。



叫びも不安も憤りも、無力さも、ことばにしてゆきたい。



もっと、たのしいことも。



緑と紺とクリーム色のチェックの山シャツを買って、着ている。


春へとむかう自然のなかを歩きたい。



人にも会いたい。




もっと、もっと、耳をすませ、声をあげよう。



  • Posted by えだまめ at 21:16│Comments(2)
    この記事へのコメント
    えだまめさん。
    心に響く言葉の数々をありがとう。

    「消していい命はない」

    私もそう思います。

    これから春に向かいます。決して闇に向かうことなく、小さな声をあげていきたいと心に誓いました。

    お気に入りのシャツで、いろんなところに出かけてくださいね。
    Posted by noriko at 2015年02月03日 07:08
    norikoさん。


    こちらこそ、ありがとうございます(^^)

    コメントのことばにあたたかな気持ちになりました。



    小さくても、声をあげること。


    心のなかの囁きに耳を傾けられたら。

    言葉にできたらいいなと思います。



    節分をこえて、また春になってゆきますね。


    土に芽吹いたり、鳴く声が聞こえたり。


    このシャツで歩けると思うと、わくわくしてきます。



    norikoさんも、すてきな春になりますように。
    Posted by えだまめえだまめ at 2015年02月03日 20:19
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      コメント(2)