ほがらかな木
2015年11月08日
斜面をおりていた。
一本の木に目がとまり、思わず立ちすくんだ。
とても高い木。
南面にむけて細い枝をひろげていた。
黄色い葉はほとんど落ちて、わずかに残るのみ。
静かなたたずまい。
何をみつめているのだろうか。
あたたかな色みの黄。
暮れてゆく日にかかる灰色の雲。
冷たい風。
一本の木に、心がいっぱいになった。
森をなす木々のこころ。
侘しさや寂しさ。
やがてくる冬への備え。
またいつかここに来たい。
そう思えただけで、充たされた山の1日だった。
ただ生きる。
枯れて、やがて土になる。
まわりつづける時のサイクル。
朗らかな月のよう。
微笑むように見つめていた、一本の木のたたずまい。
一本の木に目がとまり、思わず立ちすくんだ。
とても高い木。
南面にむけて細い枝をひろげていた。
黄色い葉はほとんど落ちて、わずかに残るのみ。
静かなたたずまい。
何をみつめているのだろうか。
あたたかな色みの黄。
暮れてゆく日にかかる灰色の雲。
冷たい風。
一本の木に、心がいっぱいになった。
森をなす木々のこころ。
侘しさや寂しさ。
やがてくる冬への備え。
またいつかここに来たい。
そう思えただけで、充たされた山の1日だった。
ただ生きる。
枯れて、やがて土になる。
まわりつづける時のサイクル。
朗らかな月のよう。
微笑むように見つめていた、一本の木のたたずまい。
Posted by えだまめ at 23:18│Comments(0)