たまりば

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茶の器

2017年04月19日

1本のる電車をまちがえて、宿河原のホームでしばし待って。

南武線のなかで、おはようございます。今日はよろしく。


久地からは、もう1人の友人ものってきて、おはようございます。


3人で出かけた日。


川崎でのりかえて、上野東京ラインにのって。


多摩川をこえて、眺めながら、話しながら。



上野公園!


ひろびろ感じる。


新緑のあわい色あい。

木々の匂いをかぐと、おにぎりが食べたくなる。


なぜだろう。きっと微かな遠足の記憶。

持たせてくれた海苔と梅干しと白いごはん。


春のような、夏のような、雨あがり。


きっと葉っぱは、水をすって、喜んでるんだろうな。



久しぶりに訪れた国立博物館。


なかに入ると大階段。の脇のロッカーに、それぞれリュックを預けて。



さっそく、茶の湯展の展示へとはいってゆく。


ガラスケースのなかに、茶道具。


たくさんの形、それぞれの味わい。

近くで目をこらして見られるから、微妙な手ざわりや重さが想像できる。


誰の手をわたってきたか。


作陶の人、茶人から、天下人たち、豪商、骨董屋。

パネルの系譜をみては想像し、心沸きたつ。


堺の町の話をきいて、茶席を思い浮かべてみる。


一休さんの書。詩がしみじみと沁み入った。

流れてゆく花の香り。一行から伝わるもの。

流浪の生涯。茶も禅も同じようなもの、という思想。



いい土から、いい器ができる。

その話をきいて、心にのこった。



最後のほうで、おなかが鳴り出した。

ちょっと無口になってしまい、申し訳なかった。



ブースをでて、お土産物コーナー。

絵はがきやクリアファイル、脇にはがちゃがちゃ。



外にでて、新鮮な空気をすいこむ。

暑いんだよね。


裏手には庭があり、池があって。木々が美しかった。

3人で歩けてよかった。


茶室へ。腰をかがめて入ってゆく。



さてさて、おなかすいたね、と上野公園をあるく。


おおきな交差点をわたり、アメ横へ。


海鮮丼屋さんでビール飲みつつ、おいしかった!

身体中にしみわたった~!


アメ横あるいてたら、お兄ちゃんと呼び込みの声。

お茶・豆類・海産物・ミリタリー・かばん・などなど…。


地下におりると、多国籍食材空間。

スパイス・野菜。生け簀にぎっしりの鯉。

行ったことないけど香港を想起したりして。


なに食べようかとぶらぶら。


屋台風の小籠包を食べたくなった。

焼きイカに煮玉子に大根餅。生ぬるいビール。


ゆきかう雑踏、むかいの店の桜模様のスカジャン。

場所はよかったんだけど、味は残念。



ローソンでビールを調達し、ピンク映画館を横目に、不忍池へ。


ベンチにこしかけて、乾杯~(^^)

ケバブを頂きながら、いいひととき。


枯れた蓮の花。また咲く季節がくるだろう。



上野まであるいて、川崎、登戸。


遠足の日をありがとう。



  • Posted by えだまめ at 23:05│Comments(0)
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