口
2018年04月13日
春眠、あかるい陽のさすベッド。
カーテンのすきまからにぎやかな声が聴こえる。
まぁだだよ。公園をかけまわる子どもたち。
口をあけてみる。応えるように。
思わず、あ、って声がする、ぼそっと自声。
誰にも聴こえない、だろうから。
だろうけど、おおきな発見のような気がして。
口をあけてみる。話すように。
わぁ、と驚いて、ふぅっ、とため息。
溜めこんだ息を、たくさんたくさん、言葉にしたくて。
閉ざしてた唇、意味もなくひろげたり、すぼめたり。
縮めてた舌、うぅんと伸ばしてみたり‥。
おかげでちょっと、やわらかな表情。
えへへへと、ありがとう。
かけまわる若葉の匂い、風のなか。
カーテンのすきまからにぎやかな声が聴こえる。
まぁだだよ。公園をかけまわる子どもたち。
口をあけてみる。応えるように。
思わず、あ、って声がする、ぼそっと自声。
誰にも聴こえない、だろうから。
だろうけど、おおきな発見のような気がして。
口をあけてみる。話すように。
わぁ、と驚いて、ふぅっ、とため息。
溜めこんだ息を、たくさんたくさん、言葉にしたくて。
閉ざしてた唇、意味もなくひろげたり、すぼめたり。
縮めてた舌、うぅんと伸ばしてみたり‥。
おかげでちょっと、やわらかな表情。
えへへへと、ありがとう。
かけまわる若葉の匂い、風のなか。
Posted by えだまめ at 12:55│Comments(0)