たまりば

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しましま~紫野から

2019年01月17日

朝、ビジネスホテルを出て、京都駅にむかう。


バスの営業所でカードを買って206番。

若草色に深緑の市バスにのって、乾隆校へ。


紫野といわれるあたり。

古い民家の住宅街に、銭湯や、飲食店も充実してるところ。

なんだか、住み心地よさそうな、懐かしくなりそうな。


道を上がって曲がって、金魚屋、というゲストハウスに。

バックパックを預けに寄ったけど、ほんとに趣きのある建物。

アンティークな家具、やさしいスタッフさん。

なんだか、一気に大ファンになった。


折り畳み傘をさして、とじて。

そんなしっとりとした日もいいな。


バスをのりついで妙心寺。

広い敷地を歩いてゆく。

おおきな法堂に入ると、天井には龍が泳いでいた。

雲龍図。眼にすいこまれそうで、息をのんだ。


そのままの心で、龍と向き合っているような。

生きている龍が、そこにいる。そう思った。



絵師・狩野探幽が8年の月日をかけた作品。

絵の魂が、今もこうして、心に響く。

慈しみの雨を、染み渡るように降らせてくれる。

こんなに感動するとは、思ってもみなかった。



ひろい境内をでて、嵐電にのる。


初詣の女性の和装の、華やかな後ろ姿。

嵐山は、観光客でいっぱい。

人力車にお土産物屋さん。

渡月橋、桂川の流れてゆくさま。

橋のたもとで、空手家たちが寒稽古していた。

すんごいなぁ~。


欄干わきで、そこにいた女の子が、カップルさんの写真を撮っていた。

大切な瞬間が刻まれてゆく。

これからも、きっとこの先も。

紡がれる糸のように、流れてゆく水のように。


ふたたびバスカード活用。

山越して、目指すは、龍安寺。


なんといっても、見たいのは石庭。

ミニマムなシンプルなアート。

禅の境地とは、ほど遠い自分かもだけど、なんとなく感じることができる。

静かになってゆく、淡く光がさしてくる。


居合わせたひとたちと、ともに味わうとき。


おなかがへったと思ったら、お寺のなかに湯豆腐の料亭。


お庭の景色をながめながら、おいしい湯豆腐。

たちどまる湯けむりと、絹ごしのなめらかな豆腐。

あぁ~、なんだか、いいひとときになりました。

あったまった~。



水鳥が、池につくる波紋を見ながら歩く。

風がふいて、さざ波がたつ。


仁和寺にも入る。

こちらも立派なお寺さん。

山門や五重塔、重厚な木造建築。

お寺ごとの個性があって、面白い。

大人になっても、修学旅行は続いてゆく。


嵐電の始終点、北野白梅町。


北野天満宮には、人・人・人。


早咲きの梅の花。

小さな祈りをささげる。


芸者さんたちの歌舞練場のある上七軒を抜けてゆく。

また紫野に帰ってきた。

大徳寺で、終了間際に拝観させてもらった龍源院。

石庭が、ここにも。

なんだが、うれしくなって、ほっとして佇む。


さらさ西陣で、パンプキンケーキに珈琲。

銭湯をおしゃれに改装したカフェ。


おいしい~。そして、生き返るなぁ。


金魚屋さん、こたつの間でしばらくのんびり、ガイドブックをひらいたり。

お客さんに、みかんを分けてもらって、一緒に頂いたり。


晩ごはんは、いとう。

いらっしゃいませ、ってほんのり暖かい笑顔で迎えてくれた。


まず、お茶がおいし~い。


お客さんがいっぱいだったんだけど、気をくばってくれた。


さば味噌定食を頂く。

こんな丁寧なさば味噌定食、食べたことないや。

オーソドックスなんだけど、しっかり素材そのものの味わい。

それでいて、この値段だから、すごい。

おやつにチョコレートまで頂いた。

こりゃ、通いたくなるお店。明日も来よっと。


船岡温泉、という銭湯にゆく。

ここは、エキゾチックなタイルと、豊富な湯。

檜風呂や露天風呂、色々と楽しむうちに、すっかりあったまる。


ゲストハウスへの帰り道、じんわりと今日のことがしみこむ。

ほのかな灯りが心にともるような夜でした。


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