たまりば

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しまじま~声とギター

2019年04月16日

夕方、商店街をあるいてライブ会場の浄泉寺に向かった。

境内にはいると立派な本堂に驚いた。

穏やかな雰囲気。


まだ入場開始まで小一時間はあるが、何人かのひとが並んでいた。

白いドレスの女の子、5才くらいかな。

ひらひらと踊っていた。


物販のホットコーヒーやおでんの屋台。

リハーサルのギターの音が聴こえていて、気分が高まる。

どんどんと列が長くなってくる。

夕はとっぷりと暮れてゆく。

ざわめきと高揚感、6時に入場開始。


なかには、たくさんの座布団、後方には椅子。


前から3列目のおざぶをゲット!

やがて満島真之介さん、長田真作さんの前説がはじまった。


早く始まらないかな。どんどんどきどきしてくる。


照明がおちて、飄々とnever young beachの安部さんが登場。

かるがるとした物腰で青春の情景を描きだしてゆく。


明るい未来、いつも雨、なんかさ。

さりげなくて、あったかくて、懐かしい音楽。


ほとんど知らなかったけど、知れてよかった。

こうして書いてるうちにも、今、ラジオから流れてきたネバヤン。

これからのフレッシュなバンドなのだ。


トイレ休憩でいちど席をはずす。

ジャンパーを羽織って、座布団で待つことにする。



曽我部恵一さんが出てきた。

ジャーンとギターが鳴る。

その瞬間に鳥肌がたつ。


さぁ、出ておいで、君のことを待ってたんだ。

baby blueの歌詞にのせて、曽我部さんの声がのる。

丁寧で力強くて、情のこめられた歌声。


凄い、とあらためて思った。


満員電車は走る、東京2006冬、おとなになんかならないで。


やりきれなさ、もどかしさ、せつなさ、ほのかなあたたかさ。

微笑んだり、揺らしたり、叫んだり。

幅広い曲調にのせて、曽我部さんの名演は続く。

素晴らしい時間。


黄色い山陽線、かわいいよね、写真にとったよ。

曲間のトークで、尾道のことを触れてくれたのもうれしかった。


最後の1曲は、春の嵐。


穏やかな声で、愛のうたをうたいましょう。

ギターは、花びらのように繊細。

優しい音楽、ってこういうことを言うんだろうな。


アンコール、ネバヤンの安部さんも出てきて、サニーデイの青春狂走曲。盛り上がった!


すっかり心つかまれて、物販コーナーで曽我部さんのdance to youを購入。


曽我部さんにサインしてもらって、握手までしてもらった。

どっしりとした笑顔とともに。



すっかり満足して外にでる。


深夜までやってる店でラーメンをすする。



みはらし亭にむかう階段からは明るい月。


いつまでも照らしてくれるような、そんな気がした。


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    Posted by えだまめ at 18:14│Comments(0)しまじま
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