三ツ峠山ハイキング

えだまめ

2011年07月02日 23:34

今日は山梨の三ツ峠山に身の丈3期生の仲間とハイキングに行きました。
とてもとても充実した一日で、良かったなぁうれしいなぁという気持ちで充たされています。


朝、高尾駅は雨降り。
ハイキングのメンバーとホームで顔を合わせていざ出発。
中央線に乗って河口湖への列車の旅、山々の見える車窓を皆で堪能しました。
沿線はのどかな景色。流れてゆく緑のなかでいつしか雨は上がってました。


河口湖駅で下車。涼しい空気のなかバスに乗り換え。
湖のほとりからジグザクの山道へ。バスの車内は山ガール!と我々だけ。
終点の天下茶屋で下車すると目の前には古い茶屋がありました。

中に入ると2階には太宰治記念館があり見学しました。
昔、太宰治が眺めていた眼下の景色は素晴らしいものでした。
霧がかる湖はただ静かに佇んでいていました。


歩いていざ登山道へと。
雨上がりの虫や鳥の鳴き声はにぎやかでした。
普段は感じることのない音の景色。聴覚が喜んでいくのがわかります。
山道にはたくさんの花。可憐な白い花の色、鮮やかな葉っぱの緑色。

ざっざっざっと速いピッチであっという間に山頂に到着しました。
それぞれお弁当をひろげて昼食タイム。バス停で手を振った山ガール!たちと再会。
みんな生き生きとした良い笑顔でした。お互いの登頂の達成感を分かち合うように。
雲は流れてゆき青空ものぞきました。


山頂からの下り道。途中にはたくさんのお地蔵さまが集まっていました。
穏やかなたくさんの笑顔。木漏れ陽のなかで時がとまっているよう。

そびえたつ岩にしがみつき高みを目指すロッククライマー。
足元を確かめながら歩いてゆく登山者。草刈りに汗をかく造園業者さん。
それぞれが山のなかで時をあわせる。


そして・・・
途中の見晴らしから念願の富士山を見ることが出来ました。
雲の峰からのぞく大きく静かな存在感。
息をのんでただ眺めていました。

ここに来るまでは雨に降られる心配ばかりしていました。
だからか今日は天気の恵みをごほうびの様に感じる一日でした。
歩かなければわからない、挑まなければ辿り着けない、そんな景色でした。


沢に沿った涼しい道をさらに歩く。手に触れた水が心地いい。

それからふもとの温泉で足の疲れを癒しました。ああ身体がゆるんでく。極楽極楽!
フラダンスチームが踊りに来ていて、地元のおばあちゃんが楽しんでいました。


三ツ峠駅の近くの酒屋さんでビールを買って、列車のなかでは宴会でした。
心地いい酔い、色々な話をしながらの帰り道。お互いをより深く知ることが出来た旅でした。

本当にありがとうございました。また次回を楽しみにしています!