たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

てくてくしこく~帰り道

2022年12月28日

てくてくと歩いてゆく。


八十八番札所から一番札所へ。

円を描くように、つたって巡るかえり道。



徳島港から南海フェリーで和歌山港へ。


電車とケーブルカーとバスを乗り継いで、高野山へお礼参り。

杉木立のなかの奥の院。

近くのゲストハウス、居心地よかったな。


お遍路さんや、外国からの旅人さんもいて、晩御飯にいったり、話したり。



あくる朝、尼僧さんと再会。

ほのかな灯りみたいな人。

2011年の春、お遍路の途中で会いときどき一緒に歩き、時を経て、今年の春からご住職に。


車にのって、那智勝浦へ。

お寺に滞在させて頂いた4日間。


花火大会をみたり、温泉にいったり、カレーを作ったり、ヨガしたり、本当にたくさんのおしゃべりをした、充実した日々。


読経のときの声のやさしさ。


心から感謝。ありがとうございました。



紀勢線、名古屋に泊、東海道線、小田急線で鶴川に着きました。  


  • Posted by えだまめ at 14:15Comments(0)てくてくしこく

    てくてくしこく~立冬

    2022年12月28日

    11月7日、立冬。


    紅葉に染まる淵から、山道へ入ってゆく。

    急登を一歩ずつ、足早にならず、確かめながら。


    峠について一服。素晴らしい讃岐平野の景色。ボトルの水の冷たさ。


    今度は下り坂。あとひと息。



    夕刻、八十八番札所の大窪寺に到着。

    山門をくぐり、お参り。


    手をあわせて祈るとき。





    ベンチでばったりお遍路さんと再会。

    わぁ~、ここでまさか!


    飾りのない笑顔や言葉に励まされながら、気づきを頂きながら、歩けたこと。


    じんわり、しみじみ、うれしい。


    宿のおばあちゃん、なんだかいい味だしてたな。



    おかげさまで、結願することが出来ました。

    ありがとうございました。  


  • Posted by えだまめ at 13:36Comments(0)てくてくしこく

    てくてくしこく~うどん・うどん!

    2022年12月27日

    お遍路で、香川へ。


    まるっこい山とたくさんのため池、凸凹の地形。

    こんぴら参りや瀬戸芸祭、あちこち道草したりしながら、歩いています。



    きれいな朝焼けの空、静かな気持ちでながめるとき。


    五色台遍路小屋のノートに感想をつづる。

    幾多の旅人たちに続いて、みじかいひとこと。


    紺のシュラフを畳んだり、歯をみがいたりして、出発。




    釜からたちのぼる、ふわふわの湯気。

    手早く湯きりされた麺が、丼に盛られる。


    はい、どうぞ~!

    お店の方の、やわらかな瞳。


    いりこ出汁のスープの深み、エッジの立ったコシのある麺。

    すすって味わう小さな幸せ。ごちそうさま。



    赤に黄に色づいてゆく葉っぱ、秋風のなか、一歩ずつ、一歩ずつ。


    (上記、今年11月初旬の四国遍路の回想です。)  


  • Posted by えだまめ at 11:48Comments(0)てくてくしこく

    てくてくしこく~夕焼け

    2022年10月26日

    やさしい夕焼けに染められるとき。


    お遍路で、愛媛へ。

    温泉につかったりしながら、ゆっくり歩いています。


    道すがら、お接待でいただいたみかんの甘酸っぱさ。

    至るところで感じる優しさに癒されながら、旅を続けています。


    種田山頭火の句碑に心うたれるとき。

    目にうかぶような、シンプルで味わい深い言葉。



    ともに旅するお遍路さんたちから、たくさんのことを学びます。


    積み重なってゆく思い出に、濾過されるような思い。

    染み渡ってゆく、さりげなくあたたかな優しい光。

    じんわり、じんわり、伝わることば。




    鯛めし、じゃこ天、柿、蜜柑。

    ご飯もとてもおいしいです(^-^)

    印象的な宿にも、たくさん泊まりました。感謝!



    だんだん朝晩冷え込んでくるようになってきました。

    1日1日、しっかりと歩いてゆきたいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 17:52Comments(2)てくてくしこく

    てくてくしこく~旅の途中

    2022年10月14日

    旅の途中。お遍路で足摺岬まで来ました。

    人があたたかくて、お魚が抜群に美味しい土佐。


    浦戸の渡船、浦ノ内湾の巡行船、下田の渡船。

    時には小舟にのりながら、日々テクテクと歩いています。


    お寺の通夜堂に独り泊まったり。地元の方に声をかけて頂き泊めてもらう、カープ談義にビール・ウィスキーの夜。


    道すがらや民宿で知り合ったお遍路さんたちと、一緒に歩いたりするひととき。


    かき氷を食べていたら、いただいた親切。

    よぅがんばったね、と言ってくれたおばあちゃん。



    懐かしい宿の方との再会。

    五右衛門風呂につかりあたたまる。

    今はなき人を悼みながら眠る夜。

    追いかけて、忘れものを届けてくれたときの、よれた笑顔。



    鰹のたたきに舌鼓。お櫃のご飯をおかわり2回。

    魚つき林の、広大な森。


    入り江を曲がるカーブ、寺へと登る急な石段、高知市街の路面電車。

    靴ひもを結んで、しっかりと歩く。


    たまたま立ち寄った浜辺の、小さなフェスティバル。

    飲み干したジンジャーエール、おにぎりと卵焼きと早生みかん。


    ひろがる太平洋、流れてゆく雲のかたち、波の音。



    なんだかまとまらない言葉のかけらばかり思い浮かびます。


    たくさん歩いて、ぐっすり眠り、早めに起きて、また歩く日々です。

    おかげさまで、元気にしています。


    心から、ありがとう。

    目には見えない気持ちを、風船にたくすように。



    ゆっくりと楽しみながら、歩きたいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 21:35Comments(0)てくてくしこく

    てくてくしこく~てくてく

    2022年10月01日

    お遍路をあるきはじめてから早10日。

    今日から10月、そして土佐に入りました。

    室戸岬の手前、佐喜浜というあたりにいます。


    出会う地元の人たち、お遍路さんたちのやさしさや、道のりの風景に、元気をいただく日々です。



    吉野川の潜水橋、焼山寺、ずぶ濡れのあとのふれあいの里坂本のお風呂、太龍寺、ゲストハウス御宿日和佐、宍喰遍路小屋でみた朝焼け。

    いろんなこと、もりだくさんの旅。


    峠を越えて、海が見える方へ。

    てくてくと歩いてゆきたいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 16:55Comments(2)てくてくしこく

    てくてくしこく~ひだまり

    2022年09月22日

    おだやかな波。曇天模様の雲間から陽の光が射し込んでいた。

    霞む視界の向こうには阿波の山々。


    知り合った自転車遍路の方と話すひととき。

    道中ご無事でと言いながら、手を振りあった。



    定刻より約30分遅れで、徳島港に入港。


    小雨まじり、直行バスで徳島駅に向かう。

    観光案内所で市街地図をもらい、ゲストハウスにチェックイン。


    荷をおいて、新町川沿い~寺町~眉山ロープウェイ山麓駅あたりを散歩。


    さらに二軒屋まで歩いて散髪することにした。

    丸刈りに近い、こざるみたいな髪型になってしまった。


    駅へともどり、アーケード商店街のうどん屋でわかめうどん。しっかりした竹輪と大粒の梅干も入っていた。

    わかめおにぎり。酢の物にはすだちの酸味。おいしかった!



    明日は一番札所からスタート。ゆっくりと歩きたいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 22:00Comments(0)てくてくしこく

    てくてくしこく~夜の航海

    2022年09月21日

    航路には小さなあかり。行き交う夜舟。灯台。浮標。

    房総半島に点在する街の灯が途切れ、空と海が闇に溶けてゆく。


    夜の航海、波のうねり。

    フェリーの旅の途中。  


  • Posted by えだまめ at 21:40Comments(0)てくてくしこく

    さざなみ~春の車窓

    2022年05月04日

    4月6~7日


    春の車窓。

    木津川の流れにそってガタゴト。


    関西本線の加茂からディーゼル非電化区間・単線。

    昼下がりの眠気にうとうと。


    窓辺からは春の土、菜の花の集まり。

    花束みたいにまぶしくて、春風みたいなやさしい気持ち。



    のりかえする駅、ホームで次を待つ、あわい水色の空。


    オレンジの快速電車、もう中京圏だな。

    四日市の石油化学コンビナート、インダストリアルな景色。なんだかカッコいい。



    たまたまふと桑名に降りたつ。


    歩いて15分ほどゆくと城跡や水濠。

    春祭りの露店が軒をつらね、たくさんの人たちが花見をしていた。


    揖斐川の河川敷には、七里の渡しの石碑。

    かつての東海道の往来の名残。感慨深いなぁ。


    今・現在の品川や川崎や京都にも、繋がっていると思えた。



    名古屋に着く頃には、すっかり夕刻。

    駅近くのビジネスホテルに荷をおろし、熱目のシャワーを浴びる。

    外にでて、晩御飯は駅ナカの餡かけスパゲッティー。

    名古屋メシ、うみゃー。



    すっきりした目覚めの朝。洗面台で歯をみがく。

    名古屋駅のコンコースを、颯爽と歩く。


    ひたすら東海道を、東へ。


    浜名湖の橋梁。右手には太平洋。


    静岡にはいると長く感じる、ただただ横長の県。

    退屈に思えるときも、乗り鉄にとっては幸せのひとつなんです。


    幾つもの川を越えてゆく。


    橋上で作業してる方やガードマン。

    北斎の浮世絵みたいな、一瞬の交差。



    静岡駅で下車して、お昼には黒おでん。けっこう好物。

    すこし寄り道し、ローカル私鉄の静岡鉄道にのることにする。


    JRと並走する路線、短い駅間。

    買い物かばんをぶら提げた人、家路へと帰ってゆく姿。


    終点の新清水駅から、歩いて清水駅へ。

    商店街には、ちびまる子ちゃんとたまちゃんのカラーボード。なんだか可愛いなぁ。



    18きっぷを改札の駅員さんにみせ、ふたたび、東海道線の旅。


    富士山の上の方には雲がかかってて、ちょっと残念。。


    三島、熱海と、細かい乗り継ぎ。


    真鶴あたりからみえてくる相模湾、あおい海のさざなみ。


    小田原からは、おなじみの小田急線。

    夕方4時頃、ぶじに鶴川に着きました。  


  • Posted by えだまめ at 20:48Comments(2)さざなみ

    さざなみ~あすか・なら

    2022年05月02日

    4月5~6日



    近鉄で、大阪阿部野橋から飛鳥へ。

    駅前で電動自転車をかりて回ることにした。



    なだらかな丘陵が波のようにひろがる。

    風景のなかに時が溶けてゆく。


    石舞台古墳の向こうの山には桜。

    甘糟丘からみえる景色もよかったな。


    まほろば、なんとなくやわらかな空気感。




    駅にもどって、橿原神宮前を経て、奈良に着。

    ならまち近くのゲストハウスに宿泊。



    翌朝、7時頃から歩いて、新薬師寺の方から春日大社に向かう。

    木々のなかをぬけてゆく緩やかな登り坂。

    道すがら、木洩れ陽がさしてくる。


    小椅子に腰かけて、スケッチしている人の姿。



    若草山の麓から東大寺へ。


    二月堂の回廊からおりてゆくと、大仏殿。

    日光・月光菩薩。南大門の金剛力士像。興福寺の阿修羅像。

    いろんな仏像たち。来られてよかった。

    かわいい鹿もいた。



    街並みをあるいて、元興寺。

    ゲストハウスでリュックをピックアップ。


    バスで奈良駅にでて、食堂でお昼ごはん。


    関西本線にのって、東へと向かいました。  


  • Posted by えだまめ at 09:13Comments(0)さざなみ

    さざなみ~歩きながら

    2022年04月24日

    4月4日。


    朝9時、待ち合わせは阪堺電車・天王寺駅前の改札。


    ひさしぶりに一緒にお散歩。


    ホームから車両にのって、出発進行。

    がたごとと、心地よい揺れ。


    住吉大社を歩きながら、おおきな石灯籠とか反橋、立派な楠、初辰さん、色んなスポットを巡ってゆく。


    よく晴れた空。

    昨夕、大阪に着いたときは小雨だったけど、晴天に恵まれてよかったな。

    葉っぱのきれいな緑色。


    1日券をつかって、停留場で乗車・下車。


    堺では、いい感じの線香屋さん薫主堂によったり、河口慧海ゆかりの場所を訪ねたり。

    アーケードの商店街の肉屋さんで、コロッケをたべたり。


    堺伝統産業会館では、いろんな刃物!

    かん袋の氷くるみ餅をいただき、南宗寺に向かう途中、ちょっと回り道。

    さかい利晶の杜では立礼茶席へ、裏千家のお手前を味わうとき。パネルの古地図に想像をふくらませる。




    堺市役所の展望ロビーからは、古墳や夕暮れどきの淡路島のながめ。

    カメラのおじさんと話したりしながら。


    駅の待合室でほおばる551蓬莱の肉まん、小腹にしみじみ、うまかった~。



    南海高野線で、堺東から新今宮へ移動。


    新世界をあるいて、沖縄料理の食堂のカウンターで乾杯。

    ホルモンうどん。めっちゃうま~~。。


    ほろ酔いで、通天閣あたりをぶらぶら。レトロな映画館やキリンの銭湯、いろいろあるんだな。


    スマートボールをやってみる。

    7番台、ころころ転がるガラス玉。

    なんだか不思議と懐かしい気持ち。



    2軒目は焼き肉屋さん。お肉を焼きながら、おしゃべり。


    大阪、充実した、たのしいときになりました。本当にうれしいときでした。

    ありがとうございました(^-^)  


  • Posted by えだまめ at 06:17Comments(0)さざなみ

    さざなみ~うららか

    2022年04月19日

    4月3日


    うららかな春の日、淡い色に染まるころ。

    墓地に赴き、手をあわせる。


    尾道ゆきの船にのって、出航。

    窓の外をながめると、庭にいる母が手をふってくれていた。



    みなとについて、海岸通りをぬけて、ロープウェイで千光寺へ。

    展望台からは島々の眺め、遠くあわく四国山地まで見えた。

    線路には黄色い電車。向島とゆきかう渡船。

    お花見の行楽客たちの、うれしそうな顔。




    あおい海をみながら、石段を一歩ずつ降りてゆく。

    やわらかなピンクの花びら、足どりもかるくなる。


    踏切をこえて、本通り商店街へ。

    お昼をいただき、駅のホームから山陽線にのる。




    ありがとう、尾道。  


  • Posted by えだまめ at 07:51Comments(0)さざなみ

    さざなみ~たきび

    2022年04月16日

    4月1日。


    生口島の森でひらかれた、大地よろこぶ焚き火講座に参加しました。


    山のなかへと舗道をのぼってゆきながら、鳥のさえずりを聞く朝。

    木々のひらけた、やぎや鶏たちもいるところ。


    子どもたち、イギリスからの方、福山や広島からの方、農家さんバイト仲間、島への移住者など。参加者は20名くらいだったかな。


    大地再生の講師の説明をききながら、先ず場所えらび。

    風や水の流れをよむこと。



    近くから、枝や葉っぱをひろいあつめてくる。

    穴をほって、そこをかまどにする。


    講師の実演。葉っぱから火をおこし、枝で井桁を組んでゆく。

    たちのぼるほのお。パチパチと乾いた音。頰にあたる熱。

    きれいな火に、拍手が沸き起こるとき。



    何名かのグループに分かれて、焚き火づくりへ。



    一旦休憩、お昼ごはんのカレー、土鍋ごはんやナン、ソーセージ、レモン水など、おいしかった!


    3名のグループで、枝をひろってきて、穴をほる。


    講師がときおり回ってきてくれて、話をする。

    ぶじに火がおこって、それだけでうれしくなる。


    枝をくべてゆきながら、水たまりのヤゴやおたまじゃくしを発見。ひさしぶりだなぁ。。



    しばらくして、熾火になってから、珈琲豆の焙煎をすることに。

    じっくりシャカシャカと手網をふりながら、ときどき交代しながら。


    皆それぞれ、せんべいやバウムクーヘンを焼いていた。たのしそうな声・声。


    手元の豆の色が、みどりから茶色になってゆく。はぜる音。




    夕方の感想会で、ミルで挽いて淹れてもらったら、めちゃめちゃうまかった!!


    たのしいおいしい、充実したときになりました。ありがとうございました!  


  • Posted by えだまめ at 08:37Comments(0)さざなみ

    さざなみ~サイクル

    2022年04月13日

    3月27日。


    サイクリング日和。

    船にのったり、橋をわたったり、快走。


    島から島へ、あわいブルーの春の空。


    ほころぶ蕾、微笑むような山の桜がきれいでした。




    球春、カープは好調なスタート。ええのぉ。  


  • Posted by えだまめ at 18:11Comments(0)さざなみ

    さざなみ~レモンと夕日

    2022年04月11日

    3月9日。


    レモンの収穫、なごやかなときになりました。感謝。

    さざなみを染めてゆく、やさしい夕焼け。





    先日、尾道から鶴川に帰ってきました。

    おかげさまで、よい旅になりました。


    ちょっとずつ、思い出しながら、綴ってゆきたいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 06:04Comments(0)さざなみ

    さざなみ~花の写真

    2022年03月07日

    せとかの収穫、やわらかな風のなか。

    海のみえる蜜柑畠、手のひらに実を、ひとつずつ。


    汗をかきつつ、地下足袋で、でこぽんの枝にのぼってゆく。


    農家さんたちと話しながら、たのしいひとときになりました。

    ありがとうございます。



    尾道にきてから2ヶ月が経ちました。

    庭の草むしりをしたり、サイクリングしたりの日々。



    今、ウクライナで起こっている戦争に、締めつけられるような気持ちになります。


    巻き込まれるのは、ひとつひとつの命。

    消していい命など、どこにもないから。



    ロシア人の友人もいること。

    丸木位里・俊美術館、ちっちゃい こえの紙芝居で出会ってからの。


    声をかけあうとき。

    道ばたに咲いていた白い水仙、花の写真。  


  • Posted by えだまめ at 15:25Comments(0)さざなみ

    さざなみ~漣

    2022年01月26日

    おだやかな波の音。

    やわらかなさざなみを見つめるとき。



    あおい自転車をひたすらこいでゆく。

    島をいくつか渡ったら弓削佐島。



    ブックカフェオカッパでだらだら。


    あたたかな木のカウンター。

    なつかしい再会に、あらたな出会い。



    リヴァプール、ジョージ・ハリスンとかボブ・ディラン、宮沢賢治の話。

    「いる」じゃんって、くどうなおこと松本大洋の絵本もよかったな。


    おいしいカレーと豆花と深煎りコーヒー。ごちそうさまでした。どうもありがとう。




    ここ最近は、可なり、ゆるゆるしています。。

    さき部屋でみた、サニーデイサービスの、おみやげを持って。下北沢が出てて、あぁ~って思う!



    冬は春のとなり。

    窓の外からは、ゆきかう船の音、波のつらなり。


    寒い折ですが、どうか、お元気でいますように。  


  • Posted by えだまめ at 10:38Comments(0)さざなみ

    さざなみ~お正月

    2022年01月02日

    尾道から船で、瀬戸田へ。


    みかん色の橋をわたり、島でのお正月です。


    母と兄一家と過ごすとき。


    お雑煮をたべたり、散歩したり、海をみたり、将棋を指したり、のんびり。



    あけましておめでとうございます。

    健やかな年になりますように。


    今年もよろしくお願いいたします。  


  • Posted by えだまめ at 12:01Comments(0)さざなみ

    さざなみ~みそか

    2021年12月31日

    2年振りの尾道へ、山陽線をのりついでゆく。

    海が見えてきたら、なつかしい気持ちになりました。


    長い商店街をぬけて、石段をのぼってゆき、みはらし亭へ。


    夕暮れの渡船場の風情。年末の挨拶を交わす人たち。

    偶然、同宿した人たちと、大栄湯につかり、晩ごはんを食べにゆく。


    夜が更けてゆき、朝、目がさめたら、うっすら雪景色でした。


    向島からのぼる日の出を、旅人たちと分かちあうひととき。

    ささやかなやりとりのうれしさ。


    今日はこれから実家のある島へむかいます。



    今年も、あと1日ですね。

    よいお年をお迎えください。  


  • Posted by えだまめ at 09:17Comments(0)さざなみ

    さざなみ~冬の旅

    2021年12月29日

    今は、帰省の旅の途中、京都に来ています。

    六波羅蜜寺の近く、五条ゲストハウスに泊まっています。


    今日は、京都駅からバスに乗って、高雄に向かいました。


    標高が上がるにつれて、杉林の山々のなかに入ってゆく車窓。

    家々の甍にのこる雪。北山杉の製材所も何軒か見えてきました。

    終点の栂尾で下車。


    苔にも雪の白さ。高山寺の境内に入ると静けさに包まれました。

    模写された鳥獣戯画のやわらかな描線、遊び心。

    日本最古の茶園もありました。結構、素朴。


    自然に調和している雰囲気が、心地よいお寺でした。


    しばらく清滝川にそって歩く。


    近くにある神護寺からの眺め。

    杉林に雪のかかる山肌が、東山魁夷の絵みたいだなと思うとき。



    バスや嵐電を利用して、あちこちへ。


    妙心寺の雲龍図の筆遣いの迫力。

    衣笠丼やっぱり好きだなぁと思ったり。


    嵐山付近の人の多さに辟易しつつも、天龍寺の庭をぶらつき、渡月橋をわたる。


    四条大宮から京都河原町までは、阪急に乗車。


    四条大橋を渡り、建仁寺へ。

    枯山水の庭、白砂のゆるやかな波のかたち。ぼんやり座っていたら、心やすらいでゆくときになりました。



    ゲストハウスの周囲は、古い家屋の残る街並み。


    ご年輩夫婦の営むこじんまりとした中華屋さんに入る。いただいたラーメンのおいしいこと。


    煮干しのおだしのスープ、細い麺、煮玉子、チャーシュー、九条葱。

    やさしい滋味深い味わい。あったまりました。


    学生風の若者3人組や、メンマを肴に小瓶のお酒を呑んでるおじさん。

    おおきに~、って、ご夫婦ふたりの声もうれしかった。


    銭湯の旭湯、ちょうどいいお湯加減で、疲れがほぐれてゆきました。



    何回も訪れている京都。観光客としてしか知らない街。

    自分にとって、たくさんの魅力がある街です。


    あの路地、この角、色んな思いが去来してきます。



    明日から、ゆっくり西に向かいます。  


  • Posted by えだまめ at 22:02Comments(0)さざなみ