たまりば

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しましま~紫野から

2019年01月17日

朝、ビジネスホテルを出て、京都駅にむかう。


バスの営業所でカードを買って206番。

若草色に深緑の市バスにのって、乾隆校へ。


紫野といわれるあたり。

古い民家の住宅街に、銭湯や、飲食店も充実してるところ。

なんだか、住み心地よさそうな、懐かしくなりそうな。


道を上がって曲がって、金魚屋、というゲストハウスに。

バックパックを預けに寄ったけど、ほんとに趣きのある建物。

アンティークな家具、やさしいスタッフさん。

なんだか、一気に大ファンになった。


折り畳み傘をさして、とじて。

そんなしっとりとした日もいいな。


バスをのりついで妙心寺。

広い敷地を歩いてゆく。

おおきな法堂に入ると、天井には龍が泳いでいた。

雲龍図。眼にすいこまれそうで、息をのんだ。


そのままの心で、龍と向き合っているような。

生きている龍が、そこにいる。そう思った。



絵師・狩野探幽が8年の月日をかけた作品。

絵の魂が、今もこうして、心に響く。

慈しみの雨を、染み渡るように降らせてくれる。

こんなに感動するとは、思ってもみなかった。



ひろい境内をでて、嵐電にのる。


初詣の女性の和装の、華やかな後ろ姿。

嵐山は、観光客でいっぱい。

人力車にお土産物屋さん。

渡月橋、桂川の流れてゆくさま。

橋のたもとで、空手家たちが寒稽古していた。

すんごいなぁ~。


欄干わきで、そこにいた女の子が、カップルさんの写真を撮っていた。

大切な瞬間が刻まれてゆく。

これからも、きっとこの先も。

紡がれる糸のように、流れてゆく水のように。


ふたたびバスカード活用。

山越して、目指すは、龍安寺。


なんといっても、見たいのは石庭。

ミニマムなシンプルなアート。

禅の境地とは、ほど遠い自分かもだけど、なんとなく感じることができる。

静かになってゆく、淡く光がさしてくる。


居合わせたひとたちと、ともに味わうとき。


おなかがへったと思ったら、お寺のなかに湯豆腐の料亭。


お庭の景色をながめながら、おいしい湯豆腐。

たちどまる湯けむりと、絹ごしのなめらかな豆腐。

あぁ~、なんだか、いいひとときになりました。

あったまった~。



水鳥が、池につくる波紋を見ながら歩く。

風がふいて、さざ波がたつ。


仁和寺にも入る。

こちらも立派なお寺さん。

山門や五重塔、重厚な木造建築。

お寺ごとの個性があって、面白い。

大人になっても、修学旅行は続いてゆく。


嵐電の始終点、北野白梅町。


北野天満宮には、人・人・人。


早咲きの梅の花。

小さな祈りをささげる。


芸者さんたちの歌舞練場のある上七軒を抜けてゆく。

また紫野に帰ってきた。


さらさ西陣で、パンプキンケーキに珈琲。

銭湯をおしゃれに改装したカフェ。


おいしい~。そして、生き返るなぁ。


金魚屋さん、こたつの間でしばらくのんびり、ガイドブックをひらいたり。

お客さんに、みかんを分けてもらって、一緒に頂いたり。


晩ごはんは、いとう。

いらっしゃいませ、ってほんのり暖かい笑顔で迎えてくれた。


まず、お茶がおいし~い。


お客さんがいっぱいだったんだけど、気をくばってくれた。


さば味噌定食を頂く。

こんな丁寧なさば味噌定食、食べたことないや。

オーソドックスなんだけど、しっかり素材そのものの味わい。

それでいて、この値段だから、すごい。

おやつにチョコレートまで頂いた。

こりゃ、通いたくなるお店。明日も来よっと。


船岡温泉、という銭湯にゆく。

ここは、エキゾチックなタイルと、豊富な湯。

檜風呂や露天風呂、色々と楽しむうちに、すっかりあったまる。


ゲストハウスへの帰り道、じんわりと今日のことがしみこむ。

ほのかな灯りが心にともるような夜でした。  


  • Posted by えだまめ at 12:02Comments(0)しましま

    しましま~水とともに

    2019年01月06日

    今、京都にいます。


    夕方について、駅からわりと近いビジネスホテルに荷物をおいて。


    バスにのって四条河原町へ。

    鴨川ぞいに、腰をかける人たち。

    ギターを弾きがたる人がうたってる。

    四条大橋のひとの往来、なんだかいいなぁって思った。


    先斗町、新京極あたりをぶらぶらして、四条烏丸から南へ歩く。ぽんとちょうって、いい響き。


    夕ごはん、親子丼と小うどんのセットをさささってたべて、ふたたびバス。


    京都タワーのあかり。ロウソクみたいにぼぉって灯る。かたちもそれっぽい。


    宿で石鹸、タオルをとって、ふたたび歩き。


    ガードをくぐり、伏見稲荷大社の旅所の信号を右へ。

    夜の街、おっちゃんふたりと女の子が、火の用心って拍子木を鳴らして歩いてた。


    細い路地をくだると、日の出湯。

    ここはとてもすてきな銭湯。

    立派な木の格子屋根にロッカー。

    水前寺清子みたいなおかみさんのあたたかさ。

    お湯もちょうどよくぽかぽかに。




    やっぱり、日の出湯、いい湯だなぁ~。


    映画、マザーウォーターの舞台にもなっています。

    あらかた忘れてしまったけど、小林聡美と小泉今日子と加瀬亮がでてた。

    身体の火照りを、ビンの牛乳でさます。

    う~ん、極上。

    ありがとうございました。おおきに。


    また、歩きだす。


    帰りぎわ、暖簾にひかれて、ラーメン食べて、ホテルに戻った。


    京都は、水のゆたかな街。

    心のなかにうるおいをもてたら。


    今日も、てくてく歩きたい。  


  • Posted by えだまめ at 06:36Comments(0)しましま

    しましま~スクリーン

    2019年01月05日

    あけましておめでとうございます。


    新年、のんびりのお正月になりました。

    だいたい、ごろごろテレビを観てたかな。

    鶴川のアパートにないこともあいまって、紅白とかお笑いとか旅番組、朝ドラ、料理番組、色々と観たりして。



    昨晩は、ラストエンペラーと、風の谷のナウシカとたて続けにロードショー。

    父や母と映画をひさしぶりに観た気がする。

    何年か前に観た、ショーシャンクの空に、以来かな・・。


    聞こえてくるちょっとした笑い声や、ぼそっとしたつぶやき。


    だいぶ前の映画だと思うけど、新鮮に感じました。

    子供の頃には気がつかなかったディテール、心のひだ。


    日々は新たに変わったとしても、映画は作品としてその世界に在りつづける。

    またいつか観たときに、きっと語りかけてくる。

    忘れてたシーンの切れ端、表情、景色、台詞、音楽。



    ときどきでも、これからも映画を観られたらな、ってふと思った。

    いまはがたごと鈍行のなか、京都に向かう途中です。



    ではでは、今年もよろしくお願いいたします。  


  • Posted by えだまめ at 11:03Comments(0)しましま

    しましま~島の生活

    2018年12月31日

    島のまわりを散歩したり、自転車で出かけたり。


    潮は、満ちては、引いてゆく。

    今日もまた、陽がのぼってゆく、東の窓。


    歩いていると、みかんを頂いたり。

    サイクリングの帰り、ふと聞いてみたことから。

    伝手から伝手へ伝って、柑橘の畠で働く生活がはじまったり。


    レモンをちょきちょき、大きさを見ながらとってゆく。

    檸檬の匂い、甘酸っぱい香り。

    ずっしりと感じる実り。


    ネーブル、温かみのある色。爽やかな味。

    農家さん宅で、バイトのおじちゃんたちと頂くお好み焼き、おいしい!

    5人でどんどん、木から木へ。

    子どもも駆け回ったりするなか。


    穏やかな冬の日の渚。





    自転車で大三島にも行きました。

    ゲストハウスに泊まったり、そのさきの島へフェリーに乗ったり。

    たくさん店主さん夫妻とお話できて、うれしかったり。

    近くの島で、行ってみたい島、いくつかできたり。


    母と車で買い物、父と将棋。


    そんなこんなの島での生活です。


    よいお年を!  


  • Posted by えだまめ at 08:44Comments(0)しましま

    しましま~柑橘の島

    2018年12月30日

    風がやんだら 沖まで船を出そう。

    手紙を入れた ガラス瓶をもって。


    瞳を閉じたら、荒井由実の曲が甦ってくる気がする。



    冷たい小雨の日。


    尾道港から、船にのって、瀬戸田港まで。

    いくつか、小さな桟橋に寄港しながら、何人かずつ降りてゆく。

    窓からは、水墨画みたいに霞んだ島が見えてきた。



    言葉が浮かんでは消えてゆく泡のように。

    見つめてはまぶたに残る思い。

    手紙にしたためるような、海をゆく。



    瀬戸田港に着いた。


    坂をのぼって、向上寺のわきから、蜜柑色の高根大橋をわたって、高根島へ。


    レモンが実をつけていたので、写真を撮ってみた。


    しばらく、実家で過ごしている十二月です。  


  • Posted by えだまめ at 09:34Comments(0)しましま

    しましま~尾道あるき

    2018年12月30日

    海が見えてきた。

    何時間も電車をのりついで、ここは尾道。


    晴れた空。海をわたる大橋。

    行き交う船が見える。

    山ぎわには小さな家々。たくさんのお寺。


    駅のホームには、ほのかに海の薫り。



    長いながい本通りの商店街のアーケードを歩いてゆく。


    ひさしぶりのゲストハウスに荷物をあずけて、大好きなお好み焼き屋さん、村上へ。

    おばあちゃんのお店。

    鉄板に、お客さんみんなで囲むスタイル。

    ふわふわのキャベツ。ちょうどいい味つけ。

    ここの味わいが最高だな~、とか思う。

    紺色の暖簾がはためく。グラスの水をのみほす。


    石段をのぼってゆき、所々よりみちしながら、千光寺の高台まで。

    ここからは、くっきりと海峡や、しまなみの島々まで見渡せる。


    明日は、シネマ尾道で映画でも観ようかな、と思う。

    雨月物語、モノクロの作品。


    フェリー桟橋で、しばらく人をながめる。




    宿で着替えだけ、取りにいって、しばらく歩いて大栄湯へ。


    木造りのロッカー、年季を感じる番台。真ん中にある丸いかたちの湯舟。


    あぁ、なんだかぽかぽかにあったまった!


    銭湯のおかみさんにきいたお好み焼き屋に行ってみることにする。


    今日は、いい日だな。  


  • Posted by えだまめ at 09:19Comments(0)しましま

    しましま~しましま

    2018年12月26日

    豊島でのモーニング。

    トーストと島のみかん、いちじくジャム、空豆、スクランブルエッグ、レタス。

    うむうむ、おいしいなぁ・・。ごちそうさまでした。

    お父さんと島の話など。また来てね、また来ます(^-^)


    宮浦港のターミナルで、モーニングをナナメ読みつつ待機。たくさんの観光客は直島行きのフェリーに乗っていった。


    小さな高速艇にのって、犬島へとむかう。

    薄曇り空。

    少し寂しげな風情の船旅。

    十二月の海。表情はいつも、面影のように移ろいながら。


    小さな桟橋について、チケットセンター。


    そこからさらに歩を進めてゆく。

    左手に海。右前方には煉瓦の高煙突が見えてきた。

    犬島精錬所美術館。

    1909年から10年間、操業していた銅製錬所の遺構。

    カラミ煉瓦という、大きな黒いレンガが、遺跡のように組まれている。

    どこかアニメーションの天空の城ラピュタのような世界。

    人の気配のない、巨大な建築群の遺構に圧倒されました。



    犬島は直島と同じく、家プロジェクトという展示。

    先月に、谷中で銭湯ギャラリーで観て、印象にのこった、名和晃平さんによるF邸。異形の生命体が格好いい。


    コンタクトレンズという作品のS邸。

    反射する光を見つめたり、面白いひととき。


    島をくるっと歩いて、チケットセンターわきのレストランでタコ飯たべて、桟橋から船。


    対岸の宝伝港まで小さな船。

    西大寺までバスにのって、駅から、岡山のりつぎで、早島駅にむかう。


    今年の夏のトマト農家さんで、何回か岡山に来たので、記憶ほやほや。



    早島駅は、初めておりるなぁ。


    かつては畳のいぐさ生産、花ござ作りが盛んだったという。


    観光案内所で地図をもらって、市街をあるく。

    蔵が並んでいて、趣を感じられる通り。

    用水路が張り巡らされている。


    ゲストハウスいぐさに着。

    古民家、というか古いお屋敷のような立派な宿。

    ここはいい宿だな、って思った。


    畳の間。美しいござの模様。


    すこし歩いて、高台の公園から、夕暮れの街を一望。


    宿にもどると、韓国からきたヘルパーさんやほかのヘルパーさんたち、お客さんたちと一緒に畳の間、こたつのなか。

    チゲをつつきながら、マッコリを呑みつつ、おいしいたのしいとき。

    いい夜になりました。


    翌日には、山陽線、尾道に向かいます。  


  • Posted by えだまめ at 10:08Comments(0)しましま

    しましま~豊島

    2018年12月25日

    朝の高速艇で豊島にわたる。

    波しぶきが飛んでゆく。

    晴れわたる空に、うきうきと軽はずみ、跳ねる心。



    唐櫃港につく。

    着くのが早すぎて、レンタサイクルもしまってる。

    仕方なく、歩き始める。


    こんもり繁る八幡さまの鎮守の森。

    すぐそこには砂浜、小豆島も対岸にみえる。

    古いお家の佇まい。

    ここは本当に素敵な島だな、と少し歩いただけで感じた。


    心臓音のアーカイブの前の浜辺で、波の音を聴く。

    やわらかなリズムにあわせて、波と心音がかさなるようなとき。


    まだ、展示はあかないので、ふたたび港まで。


    レンタサイクルをかりて、島を一周することにした。

    時計回りに坂をのぼりつ。


    たわわに実るミカンの畠。温かみのある爽やかな色。

    甘酸っぱい香りがつめたい風に溶けてゆく。

    それにしても、心地良いサイクリング!


    坂を颯爽とおりてゆくと、光る海。

    瓦屋根の集落、棚田の風景。


    アート作品の数々に、足をとめては、立ちどまって見いったり。


    おおきな白いドームに穴のあいた豊島美術館。


    なんだろう、この気持ち。

    水の滴が光るのを見つめたり、枯れ葉が踊るのに気づいたり。

    風の音に耳をすませたり、心の声を聴くときのなか。

    素晴らしい展示でした!


    お昼に寄った食堂101、ストーブのほとり、コタツに温もりながら、庭をながめて。

    野菜のおいしい、ゆっくりの昼ごはん。


    唐櫃港までもどり、自転車を返し、小さなバスにのる。


    宮浦港についたら、民泊先に電話する。

    建物に入って、自然な感じのお母さんと話をする。


    港周辺をぶらぶら散策。

    おおきな銀杏の木、枝をひろげていた。


    帰ると、職人気質のお父さんが自ら台所に。


    ご飯の炊き上がる匂い、おかずの煮える匂いが漂う。

    さぁ、どぅぞ。

    お父さんが釣りあげたメバル、島の里芋、蕪、わけぎ、ブロッコリー、オリーブ。


    めちゃうま!

    豊島に来てよかったです!!



    翌日には、犬島から岡山に渡ります。  


  • Posted by えだまめ at 10:20Comments(0)しましま

    しましま~小豆島

    2018年12月22日

    薄曇りのグリーンの海は、降り始めた雨とともに灰色に変わった。


    草壁港について、方々探した挙げ句、坂手港ちかくにあるゲストハウスに泊まることにした。

    釜玉うどんを食べつつ、バスを待つ。


    雨ふりの停留所にひとり、バスにのって坂手港まで。


    ゲストハウスのご主人が親切で、色々と島のことを教えてくれた。

    一軒家の二階にひとり、貸し切り状態。


    傘をさして、海通りを歩いてみることにした。


    佃煮工場、醤油工場、たくさん並ぶ、ここは醤(ひしお)の郷。


    素麺の製麺所もけっこうある。

    たまたま入った製麺所でお話をきいて、車をだして頂いて、食べられるところまで案内して頂いた。感謝!

    にゅうめん、ほんとに美味でした。麺の喉ごしも汁のうまみも、この上なし。


    ふたたび歩いて香ってくる匂い、ところどころに。

    けっこう歩き回って、パン屋さんで教えてもらった、ヤマロク醤油という醤油会社へ。

    うす暗い蔵のなかに入ると、おおきな杉の樽が。

    柱や壁にもたくさんの菌が潜んでいるという。


    梯子にのぼり、樽のうえから、発酵途中の醤油をのぞく。

    深い色あいと匂い、時を重ねて醸し出されてゆくもの。感動のひとときでした。



    そこそこ暗くなってきたので、明日じっくり見ることにして、ゲストハウス方面にひきかえし歩く。


    晩ご飯は、おでん、かきまぜという郷土飯、ビール。

    近くにあるもうひとつのゲストハウスのスタッフさんお客さんと話したり、なんだか濃ゆい感じの夜だった。

    帰る途中、酔って溝に落ちてしまって、しばらくお腹に痛み、今はもう大丈夫になりました。


    布団にもぐりこみ、消灯・就寝。



    朝おきて、モーニングにはトースト・ゆで卵・ミニサラダ・コーヒー。

    オーナーさんに色々と旅の相談にのって頂き、うれしかった。

    いってきまぁ~す。年輩のライダーさんも手をふってくれた。

    今日は晴れ。


    バスをのりついで、寒霞渓という渓谷へ。

    紅雲亭からロープウェイにのると、だんだん海が見えてくる。


    とんでもなく切り立った花崗岩の崖。

    どこか日本離れした絶景に興奮、凄いと声をあげる。


    紅葉もきれいで、まさに良いときに来たなって思った。


    頂上展望台からの景色も圧巻。

    やはり写真では伝わりづらいくらい。


    色々な奇岩を見ながら、下り坂を歩いてゆく。

    昨日の雨で、ややスリッピー、心もち慎重に。


    ふたたび紅雲亭まで着いたら、ちょうどバスが発車間際、乗れてラッキー。


    草壁までもどって、街の写真をとって、オリーブ公園へ。


    白い南欧風の風車があったり、テーマパークって感じ。

    オリーブの実はあらかた収穫されていたけど、やっと実を見つけてうれしかった。

    木の葉のオリーブグリーンにやわらぐ。


    バスで土庄港まででて、遍路宿に泊まる。


    小豆島八十八箇所のお寺、道すがら、いくつかいっていた。

    コインランドリーで、たまっていた洗濯をする。


    土庄の街。道が迷路みたいに入りくんでること、歴史を感じること、わりと風がつよくて寒かったこと。

    印象に残っています。



    宿にはテレビがついていたので、ニュースバラエティーみたいのをつけて、風呂に入って、眠りについた。



    翌日には豊島。

    これまた、楽しみな島。


    島をめぐる旅へ。  


  • Posted by えだまめ at 21:55Comments(0)しましま

    しましま~波間にて

    2018年12月21日

    波間にて。


    小豆島へむかうグリーンがかった海。

    やわらかな曇り空。


    ぼんやり眺めながら、船の旅。  


  • Posted by えだまめ at 21:48Comments(0)しましま

    しましま~うどん!うどん!

    2018年12月21日

    高松駅をおりたら、ひろびろとした駅前広場。

    さっそく近くの港へと歩く。


    よく晴れた朝。

    小豆島ゆきと直島ゆきのフェリーが停泊していた。

    赤い水玉の草間彌生さん柄の船。


    船にのらずに、琴電の築港駅へ。

    お城の石垣端にあるこじんまりとした好きな駅。


    懐かしい雰囲気の、琴電に乗車。

    けっこう空いてる、朝の郊外ゆき。


    がたごと、がたごと、田んぼをはしり。

    がたごと、がたごと、山々ぬけて。

    いつの間にか、うとうとうとうと。

    コトコト琴電、すてきな線路旅。



    琴電琴平の駅舎から、参道の長い階段をかけあがる。


    息を切らしながら、2011年の春にお遍路で歩いたときのことを思い出した。

    季節はめぐる。

    真っ赤な楓が足元に散って、少し胸がいたんだ。

    気持ちの奥深く、連なる残像。


    本宮の展望台からの眺め、素晴らしかった。

    爽やかな冷たい風が頬に。

    讃岐富士、讃岐平野。スカイブルーの清涼感。

    この景色を瞼に焼きつけよう、と、前回はきっと思わなかったことを思いながら。


    戻る道、下り坂は、早く感じる。

    お土産物屋さんに、お疲れさまでしたと、労いの言葉をかけられたり。


    琴平の川沿いをあるきつつ、琴電琴平駅まで。


    高松市街地へ戻りの琴電は、ほんとに半分夢みたいだった。


    高松駅観光案内所でうどんマップを頂き、さっそく散策。


    しばらく歩いて香川県庁を右に折れて、わりと静かな道を歩く。

    大好きな、さか枝という讃岐うどん屋さんへ。


    ここはメニューによっては、セルフで茹でられたり、タンクからつゆを出せたり、天ぷらやトッピングも自分でとれたり。


    お店の雰囲気がとにかく、最高!なのだ。

    ふつうの日常的な、麺のゆであがる湯気も、気どらない地元のお客さんたちの雰囲気も、最高!


    そして、麺のこしが、さすがに讃岐のうどん。

    天ぷらのレンコンの噛みごたえ、味わい。

    ぶっかけでも、次の日の朝にリピートで食べたときのかけうどんでも、とにかくとにかくうまかった!


    このあともう一店いって、夕飯にもしっぽくうどんという根菜うどんも食べてそれぞれ美味しかった。


    けれど、今思うと、やはり、さか枝。また行きたい。

    きっとたくさんの、おいしいうどん。また食べたい。



    市内のゲストハウスに泊まり、ブックカフェにも入ってみた。


    わりとさみしくて、ぶらぶらと何周も街を歩いた。


    おかげで、高松の街のつくりが、なんとなく把握できた気がする。


    小豆島のこと、想像しながら眠りについた。  


  • Posted by えだまめ at 21:42Comments(0)しましま

    しましま~モーニング

    2018年12月18日

    夢のなか、おぼろげに白んでゆく空。

    がたごととレールの軋み。


    3号車のシャワーを浴びてすっきり。

    狭いコンパートメントに戻り、浴衣から着替える。


    岡山駅。サンライズ瀬戸と出雲の切り離し作業。

    もうちょっとで乗り遅れるところだった・・。



    窓の外には、大きな橋の橋梁。

    瀬戸内海には点々と島々。

    オレンジ色に雲の一部が染まってゆく。


    四国に入った車窓、こんもりお椀型の山、なんだか異国に来た気分。


    高松駅の朝。

    さっそくモーニングに、構内のうどんを食べる。

    あぁ~、いい~朝。


    麺のぬくもり。

    五臓六腑にしみてゆくやさしさ。  


  • Posted by えだまめ at 17:14Comments(0)しましま

    しましま~夜汽車

    2018年12月18日

    夜汽車にのって、西へ、西へ。


    街の灯りが雨に滲んで光る車窓。

    飛ぶように砕け散る、赤や黄の光。


    横浜から、シウマイ弁当ひろげるコンパートメント、寝台上段。


    夜の海、トラックを追いこして、どんどん進む。

    ホームの明かり、途中駅、降りるひとまばら。


    工場群、住宅地、見知らぬ川。

    三日月がずっと浮かんでいた。


    いつの間にか、うとうと寝入っていた。  


  • Posted by えだまめ at 16:19Comments(0)しましま

    水のように

    2018年12月03日

    詩人・吉増剛造さんの映画、幻を見るひと。

    恵比寿にある写真美術館に観にゆきました。



    東日本大震災によって、言葉を失った詩人が、少しずつ言葉をつむぎだす話。


    水を見つめる。

    木にふれる。苔をさわる。

    言葉を何回も何回もくりかえし反芻する。


    歩いたり、庭をながめたり。

    自分の詩に色を垂らしたり。


    心の声を、ぽつりぽつり。



    京都の景色、寺、神社、季節。


    以前、吉増さんの実験的な展示を観たことがあるけど。

    今回の透明感のある映画に驚いた。



    うつろう、スクリーン。

    心の底から、洗われてゆく自分がいた。



    ご本人に、文庫本にサインをしていただいて、握手もしてくれた。

    今回の映画は龍もモチーフのひとつ。

    名前のこととか、尾道のこと、映画の感想。

    穏やかに微笑みながら、聞いていただいた。


    ありがとうございました。  


  • Posted by えだまめ at 07:47Comments(0)

    三日月

    2018年11月27日

    すこし早めにたまりばーるに着。


    午後3時、友だちはまだ来てなかった。


    テーブルのむこうには絵たち。

    黄色い南武線が通りすぎて、踏切が鳴った。


    若い男性のお客さんがふたり、話をしている。

    木のふくろうがこっちを見ている。


    店主さんに、散歩にいってきます、と言って外へ。

    初冬の桜並木、二ヶ領用水沿いを歩いてゆく。


    芝生広場、ベビーカーの親子連れ。

    黄緑色のゴムボールをお父さんが転がして、それを3歳くらいの女の子が追いかれている。

    暮れかけてゆく空。



    携帯に着信。

    芝生広場は閉まるので、近くの八幡下込碑で待つ。

    何回か、歌詞カードを見て歌いながら。


    軽く手をあげて、友だちは宿河原方面からやってきた。


    ウクレレケースをかかえて、颯爽とした感じ。

    すこし歩いて、段をおりて、そこで練習をはじめる。


    歌とウクレレ、数回うたって、これはいけそうだという感触をつかむ。

    この夏の夜、碑文谷公園の池のベンチでうたった歌なのだ。


    たまりばーるへ向かう。

    二ヶ領用水の流れにそって、一歩、二歩・・・。



    店主さんに、ただいまです。

    奥のほうの地図のかかった机の椅子に荷物をおいて、練習再開。


    何回も、何回も、確かめるように、音をあわせる。

    ここのとこは音を下げて、ここのとこは一拍休んで・・。


    たまりばーるの扉がひらいて、懐かしい人が入ってきた。


    そばには女の子。何年か会わないうちにお母さんになった友だち。


    心をこめて、うたう。

    友達の弾く、どこまでもやさしいウクレレの音色。



    くるりの三日月。


    三日月の欠片のこと。

    何かを失くしたあとも、そっと光るもの。

    明日になれば太陽がさんさんと輝いて。

    つらい涙も悲しい気持ちも、全部風に乗って消えてゆく。

    淋しさをやさしさに変えて、届けてくれるうた。


    ぶっ通しで、一時間ちかく、何回も何回も歌った。



    店主さんは、友達親子に紙芝居。

    リアルな声色。描かれてゆく世界。


    おつかいでバースデーケーキを取りにゆくあいだに、友達親子は帰っていた。



    バースマンスパーティー、といっていいのか、11月生まれのたまりばーるに集う人へのお祝い。


    それぞれ自己紹介して、ご飯をたべたり、泡盛をちびちび。

    ちびちびのつもりが、ちょっと酔ったかな。


    なんだか、急に出番がおとずれた感じ。

    グラスの水をごくりごくり。


    心臓がどきどきの小心者・・。

    みんなの前に立つ。


    ウクレレの前奏のあいまで、さんはい、と声で合図。


    こ~の三日月を~♪とうたいだす。

    声がうわずってしまった。



    今となっては、とりあえず、歌い通せたこと。

    途中で、みんなで手拍子してくれたり、にっこりしてくれた人もいて。


    最後に、やさしさに変えて届けたいのところで、ゆっくりフェードアウト気味にしておわり。


    おめでとうございました~、とおじぎ。



    かなやまさんが、ケーキを切り分けて、立ってるほうを渡してくれた(^^)




    そのあとは、歓談しながら、紙芝居、ウクレレの演奏で夜は更けていった。たくさんおしゃべりしたなぁ。


    久地駅までの帰り道、ひろくが三日月の曲でよかったと言ってくれた。



    ありがとう。

    いい夜になりました。




    くるり三日月、聴いたことない方は、YouTubeにラーメンたべてるPVもあり。。オススメ♪  


  • Posted by えだまめ at 12:37Comments(0)

    あしあと

    2018年11月17日

    晴れわたる空の色。

    宿河原駅からの道、歩いてゆく。



    水面に映る木々は秋色。

    木立のあいだを流れる二ヶ領用水。


    小さな橋をわたり芝生広場。


    すでにテントがならびはじめた手づくり市。

    そして、老人会の方々がたくさん。



    おはよう。

    緑の道のふたりにあいさつ。やわらぐ心地。

    アリさんのバッチを胸に、誇らしげにたつ。



    赤ちゃんを抱えたお母さんとテントの設営。

    なんだかうれしいな。

    あ~やって、こ~やって、組みたてられてゆく。


    音響の機材屋さんと、ゴロゴロと搬入。

    カッコいいな。芝生の奥の柿の木まではこぶ。



    友達がきた。

    お揃いの靴が3人も!

    写真撮影、まるでこの瞬間か保存されるみたいに。

    微笑むひととき。


    ミステリーライブは、こんにゃく座さん。

    泣いて笑って、ぐんぐんひきこまれる。

    心の奥深くに眠ってた気持ち、目覚めるような。


    つづいてEngawa Teatimeさん。

    この1年で闘病されたり、大変なことも多かったはず。

    こうしてまたご夫妻で晴れやかなデュオの演奏を聴けるのがすごくうれしい。

    真剣であたたかなふたり、あふれる優しさ。



    しばらく時間があったので、ぶらぶらと散策。

    手づくり市を物色。

    色わっかでしばし歓談。ふたりの雰囲気に浸る。

    願い事を書かせてもらった。

    つらなる色とりどりの祈り。

    繋いでゆくと、どんな色になるだろう。




    ポトフと赤飯、おろし餅など、ベンチで腹ごしらえ。

    隣にすわったご夫妻と相席。かるく雑談。



    ふたたび小さな橋をわたる。

    子どもたちのオープンマイクをしてた。

    女の子たちのキュートなプリキュア。

    男の子たちの堂々とした歌声。友だちたちも寄ってきた。


    芝生にしばし昼寝しながら聴いていた。

    あ~、気持ちいいってこのことだろう。


    草の匂い。空の青。


    少し散歩に行こう。


    またまた色わっか。

    シャボン玉コーナーに泡の玉が光ってとんでゆく。

    小さな男の子の歓声。

    こうしたら大きくなるよ、って女の子はぐるって回ってみたり。


    森の民さんのところ。

    豆のボタンのこと、丁寧に説明してくれた。

    瞳にたたえた明るさにほっとする。

    色んな興味ぶかいものでいっぱい、楽しいひととき。


    そろそろステージ。


    音をだしながら、芝生の上で呼吸するように。


    さんぽ、の歌。歩こう、ってうたってる。


    やさしさに包まれたなら。

    ユーミンの曲を森の民さんのステキなアンサンブルで。

    一緒に口ずさむと、ほんとに優しさに包まれていた。


    自由な彼らを見ていたら、不思議と自分まで放たれてゆく。


    気がつけばもう終盤。


    ちょっとずつ片付けながら、アリさんマークの緑の道の白いシャツの写真を撮らせてもらう。

    3人で自撮りして、仲間に送ってもらう。


    第9回の緑化フェア。

    今回も楽しいときになりました。

    どうもありがとう!  


  • Posted by えだまめ at 11:34Comments(0)

    立冬の木

    2018年11月08日

    立冬の木。

    なんとなくふれてみた朝。


    声をききたいな。

    ありふれた言葉をかわす。


    ひろげた枝の間から、空がみえた。


    冷たい青に灰色がまざる11月の空。

    風の匂いは、濃くて深い。


    川ぞいの道、橋のたもとのおおきな樹。

    小さな石碑にお供えの蜜柑。


    歩いてゆくおばあちゃん、スクーターのサラリーマン。

    ざらざらの木肌。優しい色。

    木の葉は温かみのある黄色。


    そっとふれてみる。


    この夏のこと。

    いつかやがて冬から春へ。

    無数の時の流れを思う。

    足元の地面を思う。

    繁る葉たちのこと、思ったりもする。


    たくさんの思いが伝わるときのなか。  


  • Posted by えだまめ at 01:00Comments(0)

    ワンタン日和

    2018年11月01日

    今日は朝から浮き足だっていた。


    どうしてもワンタンメンが食べたくなった。

    前夜からたまってた唾液。

    そのままの気持ちで朝になって、カーテンを開いて。


    昼前に着いたのは浜田山。

    ほどよい気温はラーメン日和。雲呑日和ともいうかなぁ。


    改札おりてすぐ近くのお店、たんたん亭。

    明るいオレンジの暖簾。くぐるとちょうど一席あいていた。

    OLさんにはさまれて座るカウンター。

    このお店は女性でも入りやすそうだ。きれいな店内。


    麺の茹であがる湯気、香りたつスープの匂い、きびきびした手つき。


    ミックスワンタンメン。


    エビの雲呑、豚肉の雲呑、プリっとして、ふわふわでジューシー。

    あぁ~、これは、本当にうまいと思った。

    すっきりとしていて、また食べたい、と思った。


    お店を出て、なんとなく井の頭線にのり、明大前へ。


    駅から通りを歩いて、歩道橋を渡り、明大和泉校舎。


    もうすっかり変わり、新しい建物ばかりだけど、懐かしさが身体中に込み上げる。


    あんなこと、こんなこと、今歩いてる学生達の姿に重ね合わせたり。

    当時の友達や自分の面影が甦っては、いたたまれない気分になる。

    酸っぱくて、苦くて、ほのかに甘くて。

    すかすかのようで、ぎっしりのようで。



    あぁ~、この店あったな、そう思う帰り道のすずらん通り。あぁうれしや。


    そのままののりで、神保町に向かう。


    ここでは、神田古本まつり。

    提灯がぶらさがっていて、古書店の軒先には出店。

    おそらく、年に一度の大にぎわい。


    ふっるい鉄道雑誌とか地図がツボ。あと音楽誌。

    何よりも、行き交う人たちの姿がいいなぁって思う。

    歩いては立ちどまって物思い。


    結局、農文協で発酵の本を購入。古本じゃないけどね。


    喫茶店のミロンガ・ヌオーバへ。

    煉瓦づくりの建物。

    アルゼンチン・タンゴがレコードでちりちりと聴こえてくる。良い良い。

    おおきな木テーブル。相席の程よいにぎわい。コーヒーとレアチーズ。

    店員さんの大人っぽい雰囲気。


    学生のときは背伸びして入ったもんだけど、今では染みいるようさ。回るタンゴ、時の彼方を想う。



    御茶ノ水駅まで歩いて、新宿経由で帰った。


    自宅でカープのラジオ中継。

    映像なしだから、間抜けな感じもするけれど、思い浮かべる。

    なんとか、ここから挽回してほしいと願う、秋の夜長。  


  • Posted by えだまめ at 08:28Comments(0)

    山形・枝豆~新米

    2018年10月25日

    旅立ちの朝。

    外は冷たい雨。赤く色づきはじめた葉が濡れる。

    すっかり寒くなった。



    母屋にはいり、歯をみがく。

    ヒナコちゃんが中学に登校のとき、町営バスに乗り込んでいった。ありがとう。

    なんだか、いつも親切にしてもらってた。

    おいしいずんだの豆しとぎを作ってくれたり。くりっとした瞳。


    玄関先、タクロウさんとあいさつ。

    昨日はアメフトのキャッチボールしたんだった。

    網目に指をひっかけて、球を投げる。

    今朝は雨なので、やらないが。


    タッキーもおきてきて、あいさつ。


    今日は、遅めのご飯。


    昨日、みんなで剥いて作った(自分が味つけした)栗ご飯の残りもあるけれど、なんといっても新米の御披露目の日だ。


    炊きあがるまでのあいだ、喜多方のたまりせんべいを食べて、お茶をすすりながら、待つ。


    さあ、待ってました、と、ご飯をお茶碗によそっては、リレーしてゆく。


    いただきま~す!

    さぁ、写真・写真。


    風ちゃんの黒いお茶碗に盛った白いご飯を撮らしてもらう。

    つやつやしてて、美しい!


    これは、おそらく、写真でも言葉でも伝わらないけれど。

    実際に、見て食べるひとの特権。

    ということで、実食!

    うんうん、これは、甘味も旨味もしっかりある、まさしくこの家の米だ。

    ぴんと後味がはっきりと立つ米。

    これは、幸せ、という他ない。


    この日まで居させてくれた、父・母に感謝。

    青菜や、納豆と一緒にいただく、いつもの朝ごはん。みんなでもぐもぐと。



    記念写真とりたいです、って言ったら、どこがいいかな、外は雨だし、ってなって、茶の間で。


    携帯の無音のタイムカウント。

    何枚かとりなおしながら。


    だから、あわせて4枚の記念写真が存在している。

    どれも、味わい深い写真。あたたかみのある、大切なもの。



    クルマに荷物をのせて、父の運転で出発。

    玄関先まで、みんなで見送って、手をふってくれた。




    駅で、はじめて父と握手。


    手をふって、階段をかけあがり、向かいのホームの車両にのりこむ。


    どうも、本当にありがとうございました!

    また会えるときを楽しみにしています(^-^)v



    福島~郡山~水戸を経由して、鶴川へ。


    納豆御膳たべたり、近代美術館で絵をみたり。

    帰り道も、いい旅になりました。  


  • Posted by えだまめ at 09:07Comments(0)山形・枝豆

    山形・枝豆~喜多方ラーメン

    2018年10月24日

    いよいよ農園をはなれるという前日。


    おいしいラーメンをもとめて、自転車をこいでゆくことにした。


    いやいや、自転車じゃなくても、とは思うが。

    数年前に米沢~喜多方のバスは廃止され、鉄道も通っていない。

    大峠という峠には、4㎞ほどの長いトンネル。


    農家さんから、喜多方までは、片道30㎞以上はあるな。


    それでも、行きたい!と思ったのはなぜだろう。


    ずっと気になっていた街、喜多方。

    ひと目でも見られたら、ひと足でも歩けたら。


    そんな気持ちが、ペダルをこぐ原動力になっていた。



    青いマウンテンバイク。

    かつて父も、自転車で玉庭に辿り着いたという。


    フィンランドでお世話になった園主さんも、ドイツから自転車で、パンクしたところで住み着いたという。

    憧れと好奇心、情熱と疾走感、爽快さ。



    一応、タイヤに空気をいれて出発。


    色々と大変なことも多かった。

    かるくずっこけたりなんかして。

    父の、気をつけて行けよ、って声が耳にのこる。


    景色は会津の深い谷。色づきはじめた山々。

    風の匂いは爽やか。

    青く高い青空。


    なぜだろう、二十歳くらいの自分にふと語りかけるような気分。

    がんばれよ、でも、元気でな、でもなく、ただ、そばにいるよ、と。


    ペダルは重たい。

    通り過ぎるトラックの風圧によろける。


    峠のトンネルをこえると、幾つもの小さなトンネル。


    くだり坂になって、スピードがあがる。

    こんなときほど、慎重に。

    いたってフラットな感じで、でも否応なく興奮しているのが分かる。

    たかがラーメン、されどラーメンである。

    脳裏にはラーメンの色や匂い、味わい。

    あともうひと息・・。


    喜多方市街に到着。

    久しぶりの信号。コンビニ。ほんとに蔵の街だ。

    迷っちゃったりしたが、たまたま話しかけたおじさんから美味しいラーメン店の情報を伺う。


    分かりにくいお店では、これまた、道を尋ねたおばちゃんがママチャリで先導してくれた。

    この角の先よ。

    そこには、老舗のラーメン店の暖簾。

    一杯しか食べないつもりだったから、チャーシュー麺。


    うんうん、この縮れ麺。濃いめの醤油ラーメンスープ。

    五臓六腑にしみわたってゆく~。

    幸せな気分で店をあとにする。

    喜多方を自転車でこいでいたら、酒蔵の煙突がおおいこと。


    手やきせんべいを手土産に購入。


    もう一杯、食べよかな。


    先述のおじさんにきいた店のひとつ、うめ八へ。

    ここはちょっと並んだ、帰りの時間が気にならないこともないが。


    カウンターからは、マスターの手早い所作。

    きれいなスープも麺も。


    2014年に暖簾分けしたという新しい店。

    お客さんは、近所の女子高生や、工事屋さん、遠方からと思われる観光客、と、さまざま。



    すすってみる。

    うん、これは好み。

    麺がスパゲッティーみたいなつるつる。

    最初はなんだか、なじめなかったけど、バランスがいいんだなぁ。

    また食べたい、と思う味。

    現代的にアップデートされた老舗の味、という印象。


    満足・満足。


    これから、いよいよ来た道をかえることに。


    心配とは裏腹に、気持ちいい帰り道。

    秋風とラーメンは相性がいいなぁ、とか思う。



    途中、かつての鉄道の廃線跡にのこる熱塩駅をおとずれる。

    駅舎が資料館になっていて、古いSLと木造の客車が保存されている。

    かなりきれいな保存状態。


    美しいと心のなかで呟く。

    まるでスリーナインの星野哲郎になった気分。


    15分で切り上げなきゃ・・。

    後ろ髪ひかれつつ、自転車の旅はつづく・・。


    のぼり坂きつい。しばらく手押しのガマンの時間帯がつづく。

    やっとこえた峠。


    道がわかってる、というのはいいもんだ。

    遠足の帰り道が、心理的に短い時間だと感じる理由のひとつ。

    このまま進めば、きちんと帰れる、そんな声なき声を胸に。




    ほんとに順調にすいすいこいで、途中、防寒にウィンドブレーカーを羽織ったりして。


    暗くなるまえに、玉庭につくことが出来た。


    夕暮れどきの、稲の作業をした黄金色にかがやく田んぼ。

    足をとめて、シャッターをおしながら。


    今日、何度目かの満足感に包まれていた。  


  • Posted by えだまめ at 08:21Comments(0)山形・枝豆