夏祭り

えだまめ

2011年08月07日 20:25

こんばんは。

最近はわりと変わりやすい天気ですが、お元気でお過ごしでしょうか。


今週末は鶴川の盆踊りと国立にある古民家“やぼろじ”の夏祭りに行きました。


鶴川の盆踊りは、ふだんは閑散としているこの街に、こんなに沢山の人がいたのかと
驚くほど賑わっていました。都心のベッドタウンだから普段は顔を合わせることもないけれど
盆踊りになると音頭に吸い寄せられるように集まってきます。

子供たちも若者も年配の方も浴衣を着て楽しそうに歩いています。
ラムネを飲んで、光るおもちゃに夢中になったり、追いかけっこをしたり。
ビールを飲んで、グチをこぼしたり、耳をすまして佇んだり。

“東京音頭”や“ズンドコ節”を聴きながら、きりたんぽとビールで乾杯して楽しかったです。
日が暮れてきて、提灯に明かりがともると、夏の夜がいっそう艶やかな気配に包まれます。
祭りの囃子が高く天まで響いて、過去に未来に繋がってゆくような感覚になってゆきます。
夢を映しだす幻灯機を見ているような。言葉にすると大げさですが・・。



やぼろじ”の夏祭りには、友達と新たな友達たちとあわせて4人で行きました。
祭りのにぎわいを友達と一緒に楽しめるのは、やはり最高でした!

江戸時代から続く古民家ということで味わい深い造りの建物でした。
外ではおいしそうな野菜や織物や籠などが売られていました。
ベジタブルカレーとビールを買って、庭の縁石に座りながら友達たちと色々と話しました。

雷が近づき雨が一滴二滴と降り始め、母屋のなかに入ることにしました。

母屋ではギターや太鼓やコンガやピアノやノコギリなどの楽器のライブセッションが行われました。
エキゾチックな音楽。子供たちがはいはいで太鼓に触りはじめ、和やかな気持ちになりました。
やがて雷が近づいて雨が激しくなりました。演奏の熱気と部屋の人たちの熱気で、独特な雰囲気。

やがて雨はすこしおさまり、庭から涼しい風がふきはじめました。

駅まで歩き、3人に手を振り、それぞれの家路へと向かいました。


ここ最近の週末は新宿や御茶ノ水など都心で過ごす時間が長かったので
雨の匂いを感じたり、木に触れたり、雷や祭囃子の音を聴いたことが、とても新鮮でした。
きれいな夏の景色を感じました。


それでは、よい夏をお過ごしください!