大平山ハイク

えだまめ

2014年10月20日 16:34

すすきの光る波。

風に吹かれて、心地よい山歩きでした。



始発電車の、今朝の空模様。

三日月と朝焼け、なんだか胸にぐっときました。



大月からの富士急行からはうっすら白い富士山。


地元のかたの、笠雲がかかると天気がくずれるという話をききながら、がたごとの旅。



富士山(前・富士吉田)駅近くの喫茶店でトーストとコーヒー。ゲームの筐体のある店。



バスで山中湖畔へ。

昭和後期の観光地の感じ、ただよう。



別荘地の坂道をのぼり、山道へ入る。


東海自然歩道を歩く。

土は熔岩っぽい黒。


葉っぱは黄色や赤に色づいて、秋の山の匂い。

さっそうと木段を登ってゆく。



気にしていた演習場からの音がやんで、聴こえてきた葉の音。


ひさしぶりに鼻歌。


いつかギターの弾き語りをしてくれた友人の顔を思い出す。

ぬくもりのある声の感じ。



大平山の見晴らし。

山中湖。富士山は雲隠れ。



すすきの穂が光り、風にゆれる。


やわらかな箒みたいな、少しくすぐったい心地。


よくできた掃除機よりも、掃きあとが残るくらい。


冷たいお茶をのんで、柿のたねをぽりぽり。



グライダーの飛ぶための原っぱ、今日は人の気配なく。



ふたたび、山歩き。


木を、子どもの木登りみたいに抱えてみる。

触れてみて、安心してみたり。



紫の花。きれいな小鳥。

名前をしらないもどかしさ。



トゲのある木を気にしながら、歩いてゆく。


雲がでてきて、霧がかかりはじめる。



石割山にほぼ正午に到着。


ベンチにすわって、今朝かった菓子パンを食べてたら。

となりの山ガールさんがクッキーをくれた。


ほっこりする気分。


ふきあがる雲は濃くなってゆくけれど、たのしいひととき。




くだり坂も森のなか。


一気にかけおりる。

ロープを伝ったり、途中の社にお参りしたり。



ふもとにある石割の湯。


ぬるめの露天風呂にゆっくりつかる。

風がつめたくて、すこし眠る。



湖の周遊バス、忍野でバスを乗り継いで、富士山駅から電車。


大月で小雨模様。


どこかで、ご飯を食べて帰ろう。



充実した1日になりました(^^)v。