おきなわ日和~ホタル

えだまめ

2016年04月18日 21:26

西表島・上原港ちかくの民宿からバスで白浜港へ。



亜熱帯の島特有のつよい雨がやんで、あざやかな青い空。


ひろがる森と、海と、気持ちのいい風景。




湾内にある集落、桟橋には黄緑色のかわいらしい連絡船。


昔は炭鉱であった、という歴史が信じがたいほど、のどかなところ。


船のなかは数えるほどの人。





さわやかな風の航路。




ついた船浮の集落は、車のはいれないところ。


西表の西南エリアは、豊かな生態系が守られているのだ。


多様な動植物の森は、サンゴや魚などの生き物にとっても住みよい海をはぐくむ。




港から、鋪装されていない道をとおって、浜辺にでた。


とてもきれいなあざやかなブルー。


波の音を聴きながら、たたずむとき。



そこで、いい出会いもあった。


ソウルからきたドキュメンタリーカメラマンのソン君と、白浜にある金城旅館のおかみさん。




おかみさんは、植物のつるや木になる果実を、つんだりもいで食べさせてくれたり。

鳥のなきごえに聞き耳をたてたり、青い蝶のアサギマダラをみたり。


自然のことをたくさん伝えてくれたベテランさん。




ソン君は、ホタルをたずねて世界をあるいてる、物腰やわらかな青年。


日本語もほんとにべらべら、居心地のいい人だった。





船で、白浜までもどり、3人でドライブ。



ピナイサーラの滝や、星砂の浜にゆき、撮影したり、のんびりしたり。



宿にもどると夕食。




摘んできた野草のおひたしや、そこの海で釣れた地魚の刺し身・焼き魚。

ゴーヤチャンプル。ごはん。味噌汁。泡盛。


ほんとにおいしくて、健康にもよさそうで、大満足!





ごはんのあと、ホタルを見に裏山へでかけた。



夜に光るヤエヤマボタル(八重山蛍)。


よわい雨のなか、ぽつぽつと光りはじめた。



精一杯に放たれる光に、心みせられるとき。




大切な一日。ソン君と、おかみさんに、ありがとう!










九州の震災でかなしみを受ける方々へ、どうかすこしでも安らぎがありように。

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