九州一周~ゆず湯

えだまめ

2017年12月22日 22:20

今日は、熊本をぶらぶら。


水と緑のゆたかな街。

市電にのったり、修復中のお城をあるいたり。


世安湯に、ゆず湯に入りにいきました。ぽかぽか(^^)





朝おきて、駅の構内の喫茶店のモーニング、200円也。

市電の一日券を購入。


さっそく、繁華街のある、通町筋まで。

しばらく歩いていたら、アーケードのあいだからお城が見えたので、ぶらぶらとそっち方向へ。

ちかづくにつれ、石垣の崩れに気がついた。


震災による被害の凄まじさを、あらためて感じるとき。

棒庵坂をのぼると、おおきな宇土櫓、天守閣がよく見える。


天守閣は、鉄骨の橋桁が組まれていた。

見たこともない巨大なクレーン。


二の丸広場では、ジョギングをしている人たちの姿。

市民の憩いの場になっていた。


桜の馬場から、御幸橋へ。

ふたたび北方向、県立美術館分館のほうへ。


もういちど、あらためて棒庵坂をのぼる。

見忘れていた百間石垣へ。

そこもまた、崩れ落ちていた。


立体橋の新堀橋をわたり、夏目漱石旧居へ。

震災の影響で、建物内には入れないが、庭に入れた。


坊っちゃん、読んでみたいな、と思った。

作品の風景・情景が、より理解しやすいかも知れないから。



坪井川をわたる。

街なかにながれる小川。あるいている人たちの師走の顔。

どこか、自分が不思議な存在に思えてくる。


種田山頭火や小泉八雲、熊本に滞在した、おおくの旅人たちのことを思う。



藤崎宮前駅から、北熊本へ。


車庫には、青ガエル。玉電の旧車両。

他にも、貴重な車両、銀座線のクマモン車両などが見えた。


黄色い帽子のちいさな男の子。

お母さんと、かっこいいねぇ、って話していた。


女子高生たちが自転車でホームへと入ってゆく。

いつも通りの下校風景、なぜかほっとする。



上熊本まで、熊本電鉄。そこから市電にのって、辛島町。


市電ののりかえ、Aライン。


熊本駅までは、かなり混雑していた。

そういえば、昨晩も、混んでたなぁ。


JR駅前の電停で、ほとんどあらかたの人が降りた。


自分は次の二本木でおりて、しばし市電の写真撮影。

このへんの区間は、線路わきは、他の区間の石畳ではなく、緑化されていた。


保守などの手間は、いかほどのものだろうか。

かつて、屋上緑化の会社でアルバイトしたときの、おぼろげな記憶。


ちかくの黒亭で、ラーメンをいただく。

玉子入りのがおすすめらしいが。なしで。


キクラゲとか焦がしニンニクの入った熊本ラーメン。


世安橋の人道橋をわたる。


すこし回り道したあと、泰平橋、長六橋と、白川にそって歩いてゆく。

ひろい河川敷、気持ちがよかった!



慶徳校前の電停のほうへ歩き、左におれて、坪井川にかかる万歳橋へと。



洗馬橋の電停のちかくには、船場橋。

かつての船着き場。

そして、船場山のタヌキの置物もおいてあった。

この電停も石畳になっていて、ここでも車両の撮影。いい感じ。


唐人町通りから、左におれて、泊まっているカプセルホテルへ。

しばしお昼寝タイム。



夕方6時をすぎて、行動再開。

すこし心身ぼっとしている。


ふたたび世安橋をわたって、世安湯へ。


暖簾をくぐると、番台のおかあさん。

昨日・今日と、本当に親切にしてくれた。


近所のお子さん、おじさん、おばあちゃん、青年たち。

みんなと楽しそうに話してくれた。


震災から、やっと11月1日に営業再開。


それまで、たくさんの人の手に支えられたこと。


楽しい銭湯オリンピックや落語会。


20年前の阿蘇からの水が、湧きだして、使われていること。薪でわかしていること。



お風呂場に入ると、柚子のいい香り~!


お湯かげんもとてもよくて、ぷかぷか浮かぶ柚子が、目にも鮮やか。

洗い場の設備も、とてもきれいで、おしゃれで。


なんだか、とてもいい銭湯だった。


お風呂あがりには、差し入れのおいしい蜜柑。


どうも、ありがとうございました。

おかげさまで、あたたかな熊本滞在になりました。




ちかくのライオンカレーへ。

正直、なんの身構えもせずに入ったが、とてもうまかった。

若い男のひとが、ひとりでやってるお店。


長崎の天然真鯛と大根のカレー。

自家製ラッシー、サラダ。


すべてが、自分にはツボの味わいだった。


スパイスの使い方が絶妙。手堅い仕上げ方。


チキンカレーが売り切れだったのが、残念。食べたかったな。

ごちそうさまでした~。



白川橋をわたり、駅ちかくのカプセルホテルへ。


あたらしくて、快適な居心地の宿。


明日には、また移動です。

おやすみなさい。

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