今日は、熊本をぶらぶら。
水と緑のゆたかな街。
市電にのったり、修復中のお城をあるいたり。
世安湯に、ゆず湯に入りにいきました。ぽかぽか(^^)
朝おきて、駅の構内の喫茶店のモーニング、200円也。
市電の一日券を購入。
さっそく、繁華街のある、通町筋まで。
しばらく歩いていたら、アーケードのあいだからお城が見えたので、ぶらぶらとそっち方向へ。
ちかづくにつれ、石垣の崩れに気がついた。
震災による被害の凄まじさを、あらためて感じるとき。
棒庵坂をのぼると、おおきな宇土櫓、天守閣がよく見える。
天守閣は、鉄骨の橋桁が組まれていた。
見たこともない巨大なクレーン。
二の丸広場では、ジョギングをしている人たちの姿。
市民の憩いの場になっていた。
桜の馬場から、御幸橋へ。
ふたたび北方向、県立美術館分館のほうへ。
もういちど、あらためて棒庵坂をのぼる。
見忘れていた百間石垣へ。
そこもまた、崩れ落ちていた。
立体橋の新堀橋をわたり、夏目漱石旧居へ。
震災の影響で、建物内には入れないが、庭に入れた。
坊っちゃん、読んでみたいな、と思った。
作品の風景・情景が、より理解しやすいかも知れないから。
坪井川をわたる。
街なかにながれる小川。あるいている人たちの師走の顔。
どこか、自分が不思議な存在に思えてくる。
種田山頭火や小泉八雲、熊本に滞在した、おおくの旅人たちのことを思う。
藤崎宮前駅から、北熊本へ。
車庫には、青ガエル。玉電の旧車両。
他にも、貴重な車両、銀座線のクマモン車両などが見えた。
黄色い帽子のちいさな男の子。
お母さんと、かっこいいねぇ、って話していた。
女子高生たちが自転車でホームへと入ってゆく。
いつも通りの下校風景、なぜかほっとする。
上熊本まで、熊本電鉄。そこから市電にのって、辛島町。
市電ののりかえ、Aライン。
熊本駅までは、かなり混雑していた。
そういえば、昨晩も、混んでたなぁ。
JR駅前の電停で、ほとんどあらかたの人が降りた。
自分は次の二本木でおりて、しばし市電の写真撮影。
このへんの区間は、線路わきは、他の区間の石畳ではなく、緑化されていた。
保守などの手間は、いかほどのものだろうか。
かつて、屋上緑化の会社でアルバイトしたときの、おぼろげな記憶。
ちかくの黒亭で、ラーメンをいただく。
玉子入りのがおすすめらしいが。なしで。
キクラゲとか焦がしニンニクの入った熊本ラーメン。
世安橋の人道橋をわたる。
すこし回り道したあと、泰平橋、長六橋と、白川にそって歩いてゆく。
ひろい河川敷、気持ちがよかった!
慶徳校前の電停のほうへ歩き、左におれて、坪井川にかかる万歳橋へと。
洗馬橋の電停のちかくには、船場橋。
かつての船着き場。
そして、船場山のタヌキの置物もおいてあった。
この電停も石畳になっていて、ここでも車両の撮影。いい感じ。
唐人町通りから、左におれて、泊まっているカプセルホテルへ。
しばしお昼寝タイム。
夕方6時をすぎて、行動再開。
すこし心身ぼっとしている。
ふたたび世安橋をわたって、世安湯へ。
暖簾をくぐると、番台のおかあさん。
昨日・今日と、本当に親切にしてくれた。
近所のお子さん、おじさん、おばあちゃん、青年たち。
みんなと楽しそうに話してくれた。
震災から、やっと11月1日に営業再開。
それまで、たくさんの人の手に支えられたこと。
楽しい銭湯オリンピックや落語会。
20年前の阿蘇からの水が、湧きだして、使われていること。薪でわかしていること。
お風呂場に入ると、柚子のいい香り~!
お湯かげんもとてもよくて、ぷかぷか浮かぶ柚子が、目にも鮮やか。
洗い場の設備も、とてもきれいで、おしゃれで。
なんだか、とてもいい銭湯だった。
お風呂あがりには、差し入れのおいしい蜜柑。
どうも、ありがとうございました。
おかげさまで、あたたかな熊本滞在になりました。
ちかくのライオンカレーへ。
正直、なんの身構えもせずに入ったが、とてもうまかった。
若い男のひとが、ひとりでやってるお店。
長崎の天然真鯛と大根のカレー。
自家製ラッシー、サラダ。
すべてが、自分にはツボの味わいだった。
スパイスの使い方が絶妙。手堅い仕上げ方。
チキンカレーが売り切れだったのが、残念。食べたかったな。
ごちそうさまでした~。
白川橋をわたり、駅ちかくのカプセルホテルへ。
あたらしくて、快適な居心地の宿。
明日には、また移動です。
おやすみなさい。