さんいん水平線~ことばの海

えだまめ

2019年10月07日 06:53

ところどころに、金子みすゞの足跡。

小学校や、神社や、八百屋の曲がり角。


碑などなくてもいいと思っていたけれど、面影さがして。


詩の命。

みずみずしい気持ちになるのは、きっとここ仙崎の風景から生まれたことばだからかな。


あたたかくて、かなしくて、ほっとして。

心から紡がれるもの、沁みこんでゆく。


優しすぎる言葉、よみかえしながら歩く。


街の隅にある突堤から、きれいに澄んだ海を眺めた昼間。


本当のきもちを書きたいと思う。



小さな車両にのって、仙崎から。

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