山形・稲穂~たまご

えだまめ

2019年11月01日 19:34

玉庭にて約半月。

朝のはじまりは、コケーッコッコです。


小屋の一角に鶏舎があって、担当としてニワトリ15羽を、日々見ています。


平飼いのにわとりたち。

庭に生えている葉っぱや、家での野菜くずを手に向かいます。

扉をあけたら、おはようと言うか言わないかのうちに、わ~っと近寄ってくる瞬間。

最初のうちは、なんだかビックリしちゃって苦手でしたが、だいぶ慣れてきました。


草をあげたら、一目散に腹へったとついばむ鶏たち。

そのあいだに水の汲み換え。餌やり。そうじなどをします。


よく見ていたら、一羽一羽、ちょっとずつちがう個性。

ぴょこぴょこしたやつや、ゆっくりのやつ。


鶏舎の片隅では、いままさにじっと丸まっている鶏がいます。


一点を見つめてながら、じっと佇むとき。


やがて、離れると、ひとつのたまごがありました。

触ってみると、ほっとあたたかでした。


またね、と鶏たちに声をかけて、扉をしめました。


たまごをボールにいれて、割らないように、家まで運びます。


今日の朝ごはんは、玉子焼きでした。


おいしいおいしい玉子焼き。さっきの光景を思いだしながら感じる、ありがとね。


あと少しの玉庭の日々、楽しんで過ごしたいと思います。

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