空知の夏~鈍行、東へ

えだまめ

2017年09月14日 06:20

東へ、東へ、鈍行で。

いまは根室に来ています。



旭川からは石北本線にのって。

つめたい雨の日、上川という街に8時頃について。

地元の高校生たちも、ぞろぞろとおりてゆく。

夕方4時まで接続待ち。


バスで層雲峡まで足をのばして、温泉にはいって。


また街にもどってラーメン食べたり。


ふたたび鈍行で北見方面へ。


なんだか懐かしくて。

友人の実家でいくらを食べさせてもらった記憶。


すっかり暗くなっちゃったけど、網走まで。


踏切をわたって、民宿へ。

ふるいくたびれた感じ、宿のおかみさんがいい感じ。

鉄道ばなしなど、ちょこちょこと。


こういう家庭的な宿、ときどきほっとする。

ファミレスでおろしハンバーグ、サラダの食べ放題。


翌朝もわりと早起き。


網走から釧路までの直通鈍行。

しばらくしてオホーツク海がみえてきた。


曇り空に、海の鈍色。

荒れた波をながめながら。

冬、流氷のころを想像してみる。


知床斜里からは森へと入ってゆく。


途中、酪農の牧場もみえた。牛が何頭か放牧。

空が晴れてきた。


釧路湿原、スケールのおおきなところだ。


あわい空のいろに見とれた。



釧路に着。

観光案内所で地図をもらって、歩き始める。


なんといっても和商市場。

勝手丼、といって、ご飯をかって、好みのネタもかって、オリジナルな丼にする。


旬のさんま。秋鮭。いくら。ぼたんえび。それと店員さんからすすめられたクジラもいってみよう。

なんだか見映えがヘンテコになってしまったが、おいしかった。

観光市場、だけでなく、地元の人たちもけっこう来ている。



大通りをあるきつつ、幣舞橋へと。

野口雨情や、石川啄木の足跡を感じながら。


がらんとしたおおきな街で、散歩を満喫した。


釧路駅構内にもどって、ソフトクリームをたべて。



根室本線に乗車。


海側の席。今度は太平洋。

ひろい草地に、馬もいたりして。

窓をすこしあけたら、心地いい風。

ディーゼルの匂いが混ざりあう。



夕方に根室に着。


歩いてすぐの所にある素泊まり民宿へ。

洗濯をすませて、ご飯を食べにゆく。

エスカロップというカツライス、おいしかった。




今日は納沙布岬までいってきます。

それから帯広方面へ、また鈍行の旅。


たのしい1日になりますように。

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