山形・秋色~風土
宮古から盛岡へ。
耳をすませるような旅。
晴れわたった海をゆく、浄土が浜。
きらきらかがやく海鮮丼の数々。
さみしげな夕暮れの街。
宮古にながれる閉伊川まで歩いた。
優しい川、うかんでいた三日月。
山田線は、ちょうど時間運休で乗れず残念・・。
バスからながめた早池峰山あたりの紅葉、ほんとうにきれいだった。
盛岡では、北上川近くに宿泊。
城跡にのぼってながめた風景。
宮沢賢治ゆかりの光原社や、石川啄木の家をたずねたり。
冷麺、ジャジャ麺、すすったり。
岩手県立美術館でみた松本竣介の作品、心に残った。
Y市の橋、郊外風景、郊外(焼跡風景)。
青い絵の具の匂い、時をうけとめていた筆。
外にでたら、夕暮れどき、なんだか世界がひろがってみえた。
イーハトーブ、川も、海も、山も、空も、語りかけてくるような。
岩手の風土を、たくさん感じるときです。
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