山形・秋色~じょじょ

えだまめ

2020年11月29日 07:54

じょじょに盛岡から南下。


朝の陽に染まった北上高地をながめていた。


ひろがる田園地帯、北上、一ノ関で乗りかえながら。


途中、伊豆沼に、たくさんの渡り鳥が羽を休めていた。雁だろうか。



小牛田でも、のりかえ。

だいぶ人が増えてきた。みんな仙台に行くのだろうな、って、にぎやかな雰囲気。





松島がみえてきて、なんだか巻き戻した感覚。


仙台に着いた!


駅前のビジネスホテルにチェックイン。

地下鉄にのって、富沢にある市電保存館へ。

地図や車両、コンパクトで充実の展示だった。


仙台、今回の山形・秋色でじっくり歩けた気がする。

自然が豊かで、ほどよく便利で、居心地がよい街だな、と思った。



翌朝、仙台駅からスタート。

バックパックに肩掛け帆布かばんにウクレレ。

なにかと大荷物をぶらさげながらゆく。



常磐線の車窓。

阿武隈川の河口。


ひたすらひろがっている空。

レールの軋む音をひたすら聞きながら。


新地でのりかえ。

そして、南相馬市の原ノ町でも、のりかえ。


震災のボランティアで訪れたことがある町。

駅近くのそば屋さんで、かき揚げそばに玉子でたべた。


駅舎内には野馬追いに関する展示。


頭のなかで流れてきた、くるりのsomaという曲。

ひたりながら、感じられる風景。


福島、浜通りの車窓。浪江駅で下車。


東日本大震災。それにともなう福島第一原子力発電所の事故のダメージを、おおきく受けた町。

草ぼうぼうで廃墟化した家屋と、日曜だからか人の気配がほとんどないのが、印象的だった。


今も、東日本大震災は終わっていない。

この旅で、あらためて感じている。




ふたたび太平洋の車窓。


夕方、いわきの街にたどり着いた。

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