たまりば

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蕎麦とシャンソン

2012年04月30日

昨日は新宿御苑近くの地下一階にある酒場に
知り合いの方のシャンソンを聴きに行きました。

初めての機会でわくわく!

まず新宿BERGで腹ごしらえ。
おいしいビールとソーセージとジャーマンポテト。レンズ豆のサラダの食事。

ほろ酔いで酒場に入ると店内の照明に目が行きました。

シャンパーニュ風の葡萄を形どった赤と緑。星屑の白の照明。

30人ほどの席はすぐに満席になり薄暗くなりスタートしました。

シャンソンの歌手の方々が次々に登場。

“菫の花が咲く頃”などスタンダードから
“アメイジング・グレイス”沖縄歌謡。大橋純子まで。
歌手の方によって色とりどりのステージでした。

哀しみ愁い喜びの気持ちが込められた音楽に浸る時間。

ホスト風のウェイターさんもステージに上がり
歌い始めた時には度肝を抜かれました!

隣の席は83歳という杖を突いたおばあちゃんでした。

色つやがあるお元気な方でかつて行ったメキシコの船旅の話。
趣味のフラダンスの話などを聞きました。

“世界は広いわよ”と微笑みながら語る輝いた瞳の色。

キューバから来たプロデューサーの方とも話したり。

夢のような時間と場所でした。


町田に電車で移動し“なか卯”で晩御飯。
親子丼と冷たいうどん。卵の半熟加減がさすがでした。



翌朝は喫茶店プリンスでコーヒー。

甲冑やシカの剥製。観葉植物と造花で飾られた
いかがわしく虚構めいた店内。

濃いめのコーヒーの深い味わい。


小田急に乗って各停で渋沢へ。

閑散としたロータリーをぬけ銀杏の大木を見ながら
近くの山へと向かいました。

人どおりのない舗道には新緑の木立と白いシャガの花。黄色い山吹の花。
鮮やかな緑の葉っぱの花筏。

さらに歩くと里山の景色が広がります。

菜の花に八重桜。空豆やほうれん草の畑。

柔らかな土を踏みしめて緩やかな登り坂へ。

頭高山の山頂にはレジャーシートを広げてお弁当の
行楽の人たちがいました。

下り坂を降りながら感じる聴覚のよろこび。

ウグイスや蛙の鳴き声。電車や救急車の音が
はっきりと聴こえてきます。

新緑のフレッシュな匂いに生きかえる心地。


里におりると無人販売所には大きな竹の子。

梅干しの販売所には93歳の皺くちゃのおばあちゃん。
温かく素朴な佇まいの優しい瞳。

昼は蕎麦屋くりはらで桜えびのぶっかけ蕎麦。最高の贅沢。


楽しい休日になりました!




  • Posted by えだまめ at 19:08│Comments(0)
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    蕎麦とシャンソン
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