たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

日々の豆

2011年11月28日

今晩は朝メシの話題。

ここ半年程は仕事の都合上、朝5時に起きています。

それを健康的と呼べるかは分からないけど
おじいちゃんみたいとは言えるかも(笑)


暗闇から陽がのぼって空のトーンが変わってくのがきれいです。


朝はここしばらくは納豆ご飯に味噌汁です。
ニガテな人、ごめんなさい。

旅行中と週末は別として、基本的にずっと変わりません。

週末はまちまちで、パンだったり、果物だったり、メシ抜きだったり、色々です。


今回のみちのく双六で、朝メシで日本一周チャリダーに御馳走いただいた
水戸の“くめ納豆”がうまかったので、明日は普段のじゃなく“くめ納豆”を食べることにしました。

面倒くさがらずネギを刻んで入れよう。

ささやかな楽しみ。
はやく明日が来てほしいぜ。


昔、北東インドのシッキム地方を旅行した時に
納豆が藁に包まれて行商で売られているのを見て、購入しました。

異国で感じる、どこか懐かしい光景。
味も一緒で驚きました。
たしか醤油がほしくなった記憶があります。

日々なにげなく食べてる納豆って
はるばる遠くから渡ってきたんだなぁと思いました。

納豆よ、フォーエバー!



あと余談ですが、最近は仕事前にカレーパンも食べる二段構えです。

朝カレー、べつにイチローにあやかりたい訳ではまったくありませんが…(笑)
身体のキレがよくなった感じ。

気になる方はぜひお試しを。


それでは!  


  • Posted by えだまめ at 21:53Comments(0)

    みちのく双六~海の色

    2011年11月26日

    こんばんは。

    今日は宮古最終日。

    品川行き深夜バスの待合室にいます。


    昨晩は、かわいキャンプという、宮古高校の分校跡のボランティア施設に泊まりました。

    運営スタッフは職員室にいたり、食堂は調理室だったり、寝泊まりは教室だったり。
    なんとなく部活の合宿のようでもありました。


    夕飯は、写真洗浄で一緒に活動したグループで
    塩ちゃんこ鍋を作りました。

    一緒に作った女の子がちょうど誕生日で
    皆でお祝いをしました。

    ロウソクの揺らめく光。
    暖かい気持ちになりました。


    鍋をつついてビールやワインやお酒を飲んで楽しい時間。

    日本一周の自転車乗りや休学中の大学生や福祉に携わる山好きのご夫婦。
    たくさんの方と知り合いました。

    年配の方の持っておられる知恵。
    若い世代の屈託のないようなトークの魅力。

    それぞれが溶け合うような時間と場所でした。



    今日は山田町で瓦礫撤去を行いました。

    車窓に広がる景色には、ただ言葉を失います。


    瓦礫撤去での役割はサブリーダーでした。

    資材の数量確認。
    活動前後の号令。
    手薄な作業箇所への参加などなど。

    なんか最初は役回りに緊張もしたけど
    一日でとても貴重な経験が出来たと思います。


    依頼主のご家族が牡蠣汁をご馳走してくれました。
    めちゃめちゃ美味しくて暖まりました。

    おばあちゃん、お母さん、小5と小4の姉妹が
    “お疲れさま”とか“ありがとう”って言ってくれた時のうれしさはハンパなかったです!


    作業帰りのワゴンからは牡蠣養殖の為に
    震災後に設置された筏やブイが浮いていました。

    “かき小屋”は県内県外からの車のお客で賑わってました。

    いつかはまた笑顔で会えますようにと
    思いながら海を眺めていました。


    最後は宮古で出会った面白く
    優しい人たちに、しばしお別れの挨拶


    明朝にはもう東京です。
    充実した時間を過ごした宮古に想いをはせながら
    夜行バスに乗りたいと思います。  
    タグ :牡蠣


  • Posted by えだまめ at 19:20Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~虹

    2011年11月25日

    宮古4日目。

    今日も昨日と同じく泥出し作業をしました。


    宿からボランティアセンターに向かう途中の
    閉伊川にかかる橋から虹を見ました。

    ひさしぶりに見た虹。
    なんだかとても印象に残る光。


    昨晩に降った雨で用水路の泥が流れて
    予定してた1ヶ所目は1時間程で終了。

    2ヶ所目は、より深い用水路でした。


    昨日と同様の作業で一緒に活動するボランティアさんも顔見知りになった方が多く
    よりリラックスして動くことが出来ました。


    団体行動ってわりとニガテなタチのはずなのに
    充実した時間を過ごしています。


    今晩は知り会った方に泊めて頂けることになりました。

    “鮭のちゃんちゃん焼き”パーティー。
    めちゃめちゃ美味くて、楽しい時間でした!
    ありがとうございました。


    宮古に来て、思いがけない、人の優しさや親切に出会いました。

    “人はひとりで生きているわけではないこと”
    というありふれた言葉が、すーっと不思議と胸に響いています。


    ここに来れてよかった
    そう思った1日でした。  
    タグ :


  • Posted by えだまめ at 07:58Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~1.2.3

    2011年11月23日

    こんばんは。

    宮古3日目。


    今日は泥出しの作業をしました。

    昨日のように体育館ホールに集合。

    地元に住んでいる顔なじみの方も出来ました。


    今日は奈良から団体のボランティアも来ていて、総勢30人程はいました。


    ワゴンに分乗して、津軽石地区に向かう道。

    車の窓からは津軽石川が見えます。
    鮭の遡上で有名とのこと。佇んでいる白鳥の美しさに息をのみました。


    津軽石地区は撤去された家屋も多く、荒涼とした景色でした。

    山田線の不通区間で錆びた線路が伸びています。

    線路に交わる用水路の泥をスコップで取り出して
    土のう袋に入れてまとめるのが今日の作業内容です。


    北海道出身の大学生と一緒に
    即席のコンビで作業を行いました。

    スコップを振りながら色々な話。

    人当たりの良くて頼もしい方で、正直、驚かされました。

    俺も頑張らないとなぁと思います。


    泥の中からは生活用品も出てきました。

    お皿に毛布に植木鉢。
    すわ、人の毛髪が、と思ったらカツラだったり。

    おおきめの蟹が顔を出して
    大学生と“震災蟹”だと笑いあう。
    ちょっと優しい気持ちになれました。


    少しずつ作業は進み、堰止めていた土砂を取り除けば
    水が流れる状態になりました。

    ちょうど自分達の作業区間。
    スコップを振ったら泥水が川のように流れ始めました。
    確かな手応えと達成感がありました。



    作業が済んで、またボランティアセンターに戻ってきました。

    一緒に作業した地元の方とサッカーボールを蹴って
    ゆっくりとした時間を過ごしました。


    その後で仮設住宅を見せてもらいに
    ボランティアさんと一緒に自転車をこぐ閉伊川沿いの道。
    なだらかな山並み。

    本当にきれいな景色だなと思いました。


    仮設住宅に上がらせて頂くと、初めての実感がわいてくる。

    きっと被災者の方でしか分からないことだらけだな、とも思います。



    宿に戻り、泥だらけの服をコインランドリーで洗濯。

    隣りの方から頂いた缶コーヒーの暖かさ。


    これから晩御飯を食べて、風呂に入って、寝ます。

    明日もしっかりと活動できたらと思います。


    それでは、お元気で!  
    タグ :泥出し


  • Posted by えだまめ at 19:47Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~生活の記憶

    2011年11月22日

    こんばんは。

    宮古2日目。
    今日は写真洗浄のボランティアをしました。

    今朝、自転車に乗ってボランティアセンターへと。

    体育館ホールの中で集合。
    準備運動のあとワゴンに乗り込み、小学校へ向かいました。

    今は使われていない給食室が写真を洗浄する場所になっていて
    6人でチームを組んで作業しました。


    本当に色々な写真。

    成人式。
    結婚式。
    小学校の入学式。
    中学校の卒業式。

    海への家族旅行。
    赤い車のドライブデート。


    食卓。玄関先。縁側。

    クリスマスカード。バースデイカード。

    たくさんの写真に見える生活の記憶。
    せつなくなり胸が痛みました。

    手にした人にとっては何よりも大切な写真になるかも知れない。
    ただ確実にそこにあった生活の景色。



    来年3月の展示に向けて、まだまだ沢山の写真が残されています。
    もくもくと泥汚れを湿らせた絵筆で落としました。

    トイレで外に出ると、校庭では生徒達がシュート練習をしていました。


    休憩時間。

    ボランティア達で昼食をとりながら話も出来ました。

    和気あいあいとした雰囲気。


    この小学校の卒業生のお姉さんもいたり
    大阪や福岡から来て長く滞在している方もいました。

    仮設住宅に滞在しているお姉さん。
    ボランティアキャンプで寝泊まりしてる方もいました。

    リーダーは同世代の男性で活動に精通していました。

    三陸各地の被災地を歩いたり。和歌山の豪雨の被災地で活動したり。

    買い物難民。雇用問題。市民間の温度差。
    今後に向けた活動の方向性などについて話を伺うことが出来ました。

    皆それぞれの思いがありながらも
    一緒に活動したことをうれしく感じます。

    明日は違う作業みたいなので
    またしっかりと活動出来たらと思っています。


    帰りは自転車で夕暮れの街を走りました。

    昨日の漁港付近も裏通りも、大きな川を渡る橋も走ると
    なんとなく街のおおまかな構造がつかめてきました。

    滞在しながら少しずつ宮古について知ることが出来たらと思っています。


    昨晩は宿のお風呂で秋田から行商に来られた方といろいろな話。

    今晩はこれから銭湯に入って、紹介してもらった居酒屋に飲みにいこうと思います。


    それでは、お元気で!  
    タグ :写真洗浄


  • Posted by えだまめ at 18:18Comments(0)みちのく双六

    みちのく双六~海ねこ

    2011年11月21日

    今日は宮古に来ました。

    天気は快晴。海からの風が冷たいです。


    昼すぎにユースホステルに到着。

    駅の観光案内所でレンタルサイクルを借りて
    閉伊川を橋で渡った所にあるボランティアセンターへ。

    明日からの活動の登録を行いました。


    観光案内所の方々もボランティアセンターの担当の方も
    雰囲気が穏やかで、この町が好きになりました。

    自転車を走らせた浄土が浜から漁港付近は壊滅していました。

    小3くらいのお姉さんが小1くらいの妹をおんぶしてるのを見て、涙がでました。

    前回は被災地で活動した時間が短かったので
    今回はしばらく宮古で活動しようと思います。



    話は前後しますが、道すがらの盛岡では石川啄木の家に寄りました。

    盛岡からは山田線というローカル線の旅。
    ディーゼルの音を聴きながら、前沢牛めし弁当を頬張りました。

    雪一面の山々は途中で紅葉の景色へと変わります。
    澄みきった渓流。なだらかな山並み。

    こんなに美しい路線だとは知りませんでした。
    看板はほとんどなく絵本に出てきそうな車窓の眺めでした。


    宮古にある煙突が遠くから見えたときに
    あぁここに来れて良かっなと思いました。

    明日からしっかりと元気に活動したいと思います。
    それでは!  
    タグ :ディーゼル


  • Posted by えだまめ at 17:17Comments(2)みちのく双六

    みちのく双六~湯治

    2011年11月20日

    こんにちは。

    いま秋田県の乳頭温泉に来ています。

    昨晩、横浜から夜行バスと路線バスに乗り継いでゆく旅。
    乳頭温泉郷の終点で下車しました。

    そこから車両通行止の渓谷沿いの道を15分ほど歩いた所に宿はありました。

    どことなく山小屋を思わせる外観。
    ひとまずザックを預かってもらい、湯めぐりをすることにしました。

    天気は曇り空。時折、晴れ間が見えたり雨が降り出したり。

    先日の雪がまだ残っています。紅葉の終わりの茶色く静かな雰囲気の山並。
    それにしても寒い!


    宿が7ヶ所ほど点在していて、今日は5ヶ所の温泉につかりました。

    古い木造校舎を改築した宿。
    母屋から50mほど歩かないと辿りつかない露天風呂。
    350年の歴史ある本陣にある鶴の湯などなど。


    鶴の湯の露天風呂は最高でした。

    乳白色のお湯。足元からコポコポと泡が出てきます。
    身体はあったかくて、頭はひんやり。この気持ち良さはありません!
    まさに地球の恵みだなぁと思いました。

    ちなみに混浴で女性の方もいました。
    混浴って初めてでしたが意外なほど違和感はありませんでした。
    なんでだろ。


    お風呂上がりに頂いた山芋鍋。これがまた絶品でした。

    じゃがいもを大きくしたような“山の芋”のすり身、豚肉、しめじ、えのき、椎茸
    春菊、白滝、葱、ごぼう、セリ(!)、味噌仕立て。

    こんなにうまい鍋は食べたことないかも。
    感動の味でした。

    秋田の漬物“いぶりがっこ”もウマかったです。


    鶴の湯から宿方面に向かう巡回バスのドライバーさんから色々な話を伺う。
    趣味の山歩き。森のブナの植生。山野草。震災当日のこと。

    郷土訛りっていいな~と思いました。


    宿へ向かう道。
    渓谷の轟音のなか、ひたすら歩く。
    旅を続けられることの幸せを踏みしめて。


    宿はテレビもなく、部屋では携帯の電波も通じないようです。
    その代わり温泉は色々あるみたい。
    晩御飯は何だろう。
    お酒を飲みたいな。
    熱燗なんかいいだろな。


    明日は三陸の宮古に移動します。

    それでは、また!  


  • Posted by えだまめ at 15:54Comments(0)みちのく双六

    おひさまはらっぱ

    2011年11月13日

    こんばんは。

    週末はいかがお過ごしでしょうか。


    きれいに晴れた日、川崎の宿河原というところのお祭りに出かけました。

    緑の道というグループの主催で
    僕も手伝いをさせて頂けるとのこと。
    なんか面白い展開になりそうだなと思いつつ。


    宿河原駅からは二ヶ領用水の桜並木の緑道を歩きます。
    木漏れ陽がゆらゆらと水面に映っていました。

    祭り会場にある広い芝生。そこでは子供たちが絵を描いていました。年長さんくらいかな?

    パレットに絵の具をあけて、手を汚して、いっぱいに思い思い描いてました。

    がやがやとぶつかりながらも、自分の世界に浸ってる感じ。

    僕は絵の具で濁った水を取り替えるほかは、ぼんやりと眺めてました。


    “寝てていいよ”って言ってもらったので、芝生にごろんと寝転びました。

    冷たい土の感触。草の匂い。青すぎる空の色。
    ほどなく眠りについてました。


    夢の向こうでギターかな?と思ったら、実際にアコースティックバンドが演奏していました。
    女性ボーカルにギターに太鼓の編成。

    高田渡さんの“生活の柄”がしみました。哀しくて優しい歌声に包まれる心地。



    その後には“緑の道”の絵本・紙芝居の読みきかせコーナー。

    友人は懐かしい“ぐりとぐら”の読みきかせ。バンドは囃子を奏でたり。
    沢山の子供たちが耳を傾けてました。
    なんかすごく特別な時間が流れてる気がしました。

    そして思いました。
    特別な何かを大切にすることは、とても素敵なことだなぁと。

    たいして手伝いは出来なかったけど友人に感謝です。
    この場を借りて、いつもどうもありがとうございます。


    帰りに高田渡さんの“ごあいさつ”というCDを買って聴いています。
    昨日からビートルズにも深目にはまる感じ。

    アパートの部屋に響くギターの音色に和んでいます。


    それでは、お元気でお過ごしください~。  


  • Posted by えだまめ at 19:25Comments(3)

    鍋に多謝

    2011年11月11日

    おはようございます。

    今日は2011年11月11日のゾロ目の日。
    こんな些細なことに喜びを感じるオレって、ちっちぇヤツだなぁと思う瞬間(笑)


    昨晩も寒かったので、今シーズン初の鍋を作って頂きました。

    とりたてて特別な鍋ではないのですが

    一応、昆布で出汁をとって、鶏肉、白菜・人参
    しめじ・えのき・椎茸・春菊の野菜セット、木綿豆腐
    醤油ベースの鍋つゆでした。

    〆は卵雑炊。


    身体が芯から暖まりました。うまかった。満足じゃ~の気分です。


    これからしばらくお世話になりそう。
    結構割高だけど、たまにはいいだろうって感じです。

    鍋のおいしい日本に生まれて育ったことに感謝です。  


  • Posted by えだまめ at 06:28Comments(2)

    北風と太陽

    2011年11月09日

    北風こっぞぉ~のかんたろぉ~♪
    遠くの町か~らやってきた~♪
    寒うござんす~♪        って歌を口ずさむ。


    こんばんは。
    今日は立冬の日。
    ちょっと肌寒いですが、風邪などひいてないでしょうか。


    寒くなると、思い出すのは氷河時代のことです。

    僕がいわゆる青春を過ごした氷河期。
    20歳くらいで阪神大震災と地下鉄サリン事件が起こりました。

    子供時代のバブルな雰囲気も弾け飛んでゆき、急速に暗くなる世相。
    あったものがなくなる喪失感を、たぶん一番感じてた世代なのかも知れません。


    大学時代の友人は、一風変わった人生を歩んでいる人も多く
    プロ野球の球団職員になったり、コンタクト屋から県庁に転職したり
    歯科技工士から行政書士になったり、ひきこもりしていたり、悲喜こもごも。

    氷河が極地方から運んでいった石。
    間氷期に溶けて、街に大きな岩となって残っている場所があります。
    フィンランドのヘルシンキではきれいな苔が生えていました。

    どこか同世代の人たちを思うと、そんな石のことを思い浮かべます。
    氷河に運ばれたり運ばれなかったり、ところがどっこいしっかり生きているなと、嬉しくなるのです。


    人はすぐ分けたがります。

    良い人と悪い人。幸せと不幸せ。勝者と敗者。犬派と猫派。などなど。

    いつのまにか自分は何々だからと思ったり
    他の人は何々だと思い、行動してしまうことって、よくある。

    その何々だからに規制されすぎるのは、つまんねぇなと思います。


    本来は、人はその多彩な面を複雑な比率で持っているはずで。
    完全にどっちか一方なんてのは、なかなかないことだから。

    人は本来は、とても混然一体としたものなんだと思います。世代では括れないくらいの。
    ひとりひとりが特別で唯一無二だなぁと思います。

    自分にとってその人が、いいやつ、苦手なやつ、ってのはあるけれど。


    きれいごとを言いたいわけではなくて、自分も今まで別れや病気のつらさを味わったりしながらも
    なんとも幸せって感じることもあるわけで。そういうのは不思議だなと思います。

    週末にひさびさに部屋掃除をしたら、やる気がめちゃめちゃ出てきました。
    新たな野望も芽生えたり、今月中に東北にもう一度行こうと思ったり、そんな感じで元気なのです。


    冴える北風も、暖かな太陽も、両方あってこその味わいだなと思うこの頃。

    さぁ、これからの冬、いろいろと楽しみです。それでは♪  


  • Posted by えだまめ at 19:32Comments(0)

    金時山ハイク

    2011年11月05日

    こんばんは。

    東京は薄曇の日、いかがお過ごしでしょうか。


    今日は電車に乗って、箱根の金時山に出かけました。
    小田急線で鶴川から新松田まで一本。車窓から見えるススキに秋を感じました。


    新松田から登山口の地蔵堂まではバスの旅。
    道すがらの足柄の山里で菊祭りがあって、30人ばかりいた乗客の大半は降りてゆきました。
    残されたのは3人。なんか拍子抜けだけど、妙に風通しのよい気分(笑)。


    地蔵堂からの緩やかな登り道。
    廃れた雰囲気の集落を歩く。金太郎の生家跡の石畳。
    おばあちゃん達が7人ほどで野菜の収穫。なんかほっとする。
    きっと若い娘のころから顔をあわせてるんだろうなぁ。
    今となってはなかなか見られない光景。目に焼き付ける。


    しばらく行くと夕日の滝に到着。
    滝壺を見るといつも興奮してしまう。
    轟音のゴーッという音に耳を奪われる。

    同い年くらいの男が三脚を立てて慎重にカメラをセットしていました。
    獲物を射るような真剣な眼差し。とても崇高に見える立ち姿でした。


    歩いてゆくと少しずつ雲が晴れてゆきました。
    すこし諦めかけてもいただけに嬉しく感じます。

    見晴らしからは富士山の大きな姿。
    ふもとの富士吉田も御殿場も見渡せます。
    小学生の女の子ふたりの親子連れと“晴れましたねぇ”と喜びを分かち合う。


    標高があがるにつれて紅葉は鮮やかさをましてゆきます。
    生命の熱を放つようなオレンジに赤に黄色。
    汗をかきながら踏みしめる朽ちた葉の感触が心地よく。

    来てよかったなぁと思いました。
    一歩一歩を確かめながら、来た道を振りかえり、山頂を目指す。


    梯子もロープも難度はなく、なんてことなく。
    途中でおじいさんが落とした落石だけはホラーでしたが。
    気を付けなくては、命にかかわるから、お互いに。


    山頂に正午に到着!
    あろうことかてっぺんに行く前に“金時娘の茶屋”に入る。
    ここの味噌汁、本当に最高なんです。なめこの大きさ。野生な感じ。
    梅干しおにぎりと一緒にいただく。ふーっ、元気を回復。


    古ぼけた(←失礼、歴史ある)茶屋の中にはたくさんの写真。
    芸能人の類も多くて、長嶋茂雄・アントニオ猪木・新田次郎なんかも。

    この3人がトリオを組んだらとちょっと空想。
    無邪気な長嶋さんを猪木さんの闘魂と新田さんの知性がつっこむ。
    なんかいいかも不思議な3人組と思ったりして…(笑)。

    新田次郎の本は大河になった“武田信玄”以外は読んだことないから読んでみよう。
    “剱岳~点の記”を観たことがあり、誰かに新田次郎を薦めて頂いたこともあるんです。


    帰りの電車では中原中也の詩集を初めて読みました。
    いままでオレが書いてたのは何だったんだろうとヘコむ瞬間。
    でもめちゃくちゃいいです。“在りし日の歌”の深い美しさ。
    出会えて良かったと思いました。

    もっと深く感じる心を持てたなら。

    読書の秋は続く…。



    お店を出るといよいよ山頂へ。


    富士山の雄姿。連なる外輪山。眼下の芦ノ湖。遠くに見える海。大きな空。

    人の混雑のなかでも、ひとり感動、幸せな時間。


    帰り道、ひさしぶりの山歩きで結構疲れました。
    笑い始めの足を感じながら。今夜はぐっすり眠れそうだなと思いながら。


    そのほかにもダイドーの自販機で当たったり、リトル・マーメイドのパンのうまさに驚いたり
    小ネタはたくさんあるのですが、ここまでということで。



    最後に晩秋の俳句。

    歩いたら 辿りついたよ 金のとき      


    駄句失礼しましたっ(苦笑)。お元気で!

      


  • Posted by えだまめ at 18:38Comments(4)

    いちょう並木

    2011年11月03日

    こんばんは。

    11月始めの秋の日、いかがお過ごしでしょうか。


    今日は仕事終わりに献血に行ってきました。
    たぶん前回の“脈”の記事からの連想。
    単純なんです(笑)


    町田の献血ルームのスタッフは気さくな方が多くて良い雰囲気。
    スタッフさん同士の会話なんかも聞こえてきて、頬が緩みます。
    思わず僕も話しかけたり。


    針をプスリと刺されると、チクッとした痛み。
    暖かな血が流れてゆく。

    ドーナツとカフェオレとコーンスープと歌舞伎揚げ
    ただだからと必要以上に頂いてしまう愚か者…(苦笑)

    血が減った気はせずに、逆にカロリーが増えた心地。
    ぽかぽかの熱に包まれる帰り道でした。


    ここ最近は街路樹の色や匂いの変化が楽しい日々。

    新たな発見をしたり、忘れていたことを思い出したり
    疎遠だった友達と連絡をとりあったり。

    他の人から見たら微々たる変化かも知れないけど
    このままともかく歩くだけ。



    それでは、お元気で。
    よい秋をお過ごしください!  


  • Posted by えだまめ at 21:00Comments(0)