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Posted by たまりば運営事務局 at

インドノート~河をみる

2015年08月26日

河に足をひたす。


白く濁ったガンジスの水。


しばらくしたら全身をつけてみる。


思っていたよりも水は冷たくて、流れがはやくて。




ヒマラヤの雪が解けて、雨季の雨によって嵩のました川面。

流されそうになりながら、心のどこかに安らぎをえるような感じ。



隣りにいる人は何回も顔までひたしながら祈る。


分あつい本をとりだして何かを唱えていた。


ガンジス河に流れる水を写実するように、目の前を見据えながら。






いま、リシュケシュに来ています。




吊り橋がふたつかかっていて、はじめの何日かは上流サイドのラッキーホテルというゲストハウスに。


後半はシュリー・ヴェド・ニケターンというヨガ・アシュラムに滞在しています。




この街は、ヨガで知られるところで、たくさんの道場があります。


初心者でも飛び入りできるコースがおおくて、こりゃやらないわけにはいかんだろう、ということで。


いくつか試しにいってみたんですけど‥。



それぞれ、教える人によって特色があるなぁ~、と。



エクササイズが中心だったり、リラックスできるものだったり。




吸って~吐いて~。



身体がたしかに伸びて、じわぁっと喜んでいる実感があります。



あぁ、この感覚ってずっと忘れていたかも‥。



大の字になって原っぱに寝そべっているような。


昼寝していたら、いつの間にか夕暮れだったような。



空間と時間がひろがってゆく感じ。





身体がかるくなって、食欲も出てきました。



アル・ゴビというじゃが芋とカリフラワーのカレー。チャパティ。サモサ。

チャイ。ハニー・ジンジャー・レモン。アップル・パイナップル・ジュース。



ちょっと前まで、ピザとコーラに偏っていたので‥、いい兆しかな。





すこし散歩して、かつてビートルズが滞在した、マハリシ・マヘーシ・ヨーギ・アーシュラムへ。


1968年に発売されたホワイト・アルバムの曲の多くが作られたところ。


いまでは苔むして、草ぼうぼうの廃墟。




流れたときを思いながら、彼らののこした楽曲に耳をかたむけています。



人のもつ優しさや、悲しみに寄り添うような、繊細な表現。


アコースティック・ギターの自然な音色。


それぞれの声のもつ温かみ。



小学生のころから聴いていた、大切な音楽。





リシュケシュは、行者さんも、観光の人も多くて。


山々や川の景色も素晴らしいし。



ずっとここに滞在している日本の人もいて、色々話せて楽しいひととき。


とても自由に旅をしている人で、なんというか、話していて学ぶことが多かったです。


感謝!


リシュケシュは、居心地がいい街でした。





明日のバスでデリーへ。



北インドから少しずつ、東へと。


旅を続けたいと思います。  


  • Posted by えだまめ at 18:45Comments(0)インドノート

    インドノート~雲をみる

    2015年08月20日

    のんびりの日々、ダラムサラ。



    山々の斜面にそって家屋がならぶ門前町。


    チベットの僧侶たちもふつうに歩いてて


    カフェでお茶してるのを見かけたりします。





    山のちかくだからか雨がおおくて、1日に1回はしっとり降ります。


    生乾きの洗濯物をたしかめつつ、空をながめては出かけたり。




    この街は、おいしい食堂が多くて、屋台食のグレードもたかい。




    チベット料理は、野菜たっぷりの麺スープ“トゥクパ”にはまってて、ほぼ毎日これ。


    塩味で、優しい味つけなんですな。



    蒸し器でふかすチベットの餃子“モモ”もおいしい。


    中華鍋みたいので油をひいて焼いたモモも香ばしくて、美味。




    すべてが徒歩圏内にあって、ダライ・ラマ公邸や寺院のあるところまであるいたり。


    山沿いのみちをあるいて、滝を見にでかけたり。





    ヨガもしました。


    宿のちかくに教室があって、飛び入り参加。


    体がめちゃめちゃかたかったから、ぽきぽきいったけど。



    ほぐれて、あたたまってゆくのがわかった!


    またあらためて、ヨガをするつもりです。





    映画は地下にあるミニシアターみたいなとこで。


    初めてみる、セブンイヤーズインチベット。




    外国でみる映画って、雰囲気があって好きです。


    今回は客はひとり、貸しきり状態だったけど‥。



    途中で停電があって、続きは翌日の朝きてねといわれたけど‥。



    でも、いいひとときだったな~。


    次はインドムービーを、にぎやかに観たいな~。





    ご飯はルンタ(風の馬)という和食レストラン。


    地元の値段にあわせた良心的なお店。


    ご近所の人たちもよく来ている、すてきな雰囲気。




    なんといってもおいしい(^^)


    ポテトサラダとかコロッケ、茄子のあげびたし。



    家庭料理がそのまんまでてくる。


    こういうのが、一番ぐっとくる気がする。




    本棚にある本をパラパラめくれるのもうれしいとき。




    もうホームシックかい?と笑うなかれ。


    こういう息ぬきも、いいんです。



    お茶をすすりながら、窓のそとをながめる。




    のぼってゆく雲をみる。


    遠くにいる人のことを、ふと想う。



    元気にしているかな、と。




    ここは、日々、祈る人のいる街。


    日々、商う人。占う人。灯す人。


    日々、伏せる人。泣く人。笑う人。




    ごしごしとブラシで掃除したり。


    柱にのぼって、配線をなおしたり。



    結び目をほどいて、糸をまた縫いなおしたり。


    映像が終わるまで、傍らで見とどけたり。



    いろいろなドラマにであうとき。





    僕もまた祈ろう。



    すべての旅人がぶじ、それぞれの場所にたどり着けますように。



    悲しみにあるひとに、限りのない安らぎがありますように。



    離ればなれの者たちが、いつかはひとつに出会えますように。









    明日からまた移動。



    ガンジス河のほとり、リシュケシュにむかいます!  


  • Posted by えだまめ at 18:39Comments(0)インドノート

    インドノート~カシミール

    2015年08月16日

    いまはカシミール。

    シュリナガルにきています。



    予想もつかないこと多いけど、デコボコの旅が続いています。



    だいたい、いきなりパン!とタイヤがパンクして。


    レーからシュリナガルへの道沿いで、しばらく立ち往生。



    ひげ面の運転手さんがタンクトップ一枚になってバスのしたに潜り込んで。


    石を運んでいたら、たまたま通りがかったトラックにジャッキを借りたりして。


    あたりまえのようにハプニングを受け入れて。


    ちょっとやそっとじゃ動じないのが凄い…。




    なんだかんだで動きだして、歓声(^^)v



    バスに揺られながら、旅は続く。



    目的地までずっと一緒。

    それがただひとつの決めごと。



    けっこう夜はさむくて、枕がわりにしてた布袋のなかのバナナが潰れてしまった。


    真夜中の食堂でマトンカレーとチャイ。


    インド人の原子力技師と一緒にたべるとき。


    意見をそれぞれ言いあって。隠さずにさらす、今。



    やっとのことで、シュリナガル。



    ちょうど、パキスタンとインドの独立記念日が前後して、検問。


    しかたなく湖のまわりを遠回り。


    そんなのも受け入れはじめる不思議。


    いいことなのかはわからないけど。



    バスがついたら群がる客引きをまいて、ひとり歩く。


    たくさんのハウスボートの宿がならぶ。



    好奇心が働いて、泊まってみることにする。



    船のなかは家みたいに部屋がわかれていて、最初にとおされたのは居間。


    ベッドに寝ていたおじいさんは酸素の管をつけて。

    おばぁちゃんもベッドにすわっていて。


    ロン毛の不良っぽい、実は優しいお兄さん。

    目つきがやり手の弟さん。


    サリーをきれいに着こなす、超美人の奥さん。

    4ヶ月の赤ちゃん。



    部屋やファシリティーはいまいちだけど、ここに決める。


    居間で朝食にカシミールティー。


    カルダモンとシナモンと砂糖にグリーンティー。



    そしたらインド人の宝石商と中国人の女性も、居間に。


    女性は中国の広州で、中学の地理の先生をしてるという。



    意気投合したわけではないけど、小舟にのることに。



    湖をゆっくり小舟はすすんでゆく。


    船頭さんのオールが描く波紋。



    行商の果物売りの舟。


    通学の子どもをのせている舟。


    さまざまな日々の思いを浮かべながら。



    対岸についたら、今度は宝石商がバイクを用意して、三人のり。


    なんなんだ、この展開。



    ついたところはおおきめの家がならぶ住宅街にある煉瓦づくりの一軒家。


    なかから顔をだしたのは超美人!の女の子。

    それも何人もいて、自分がみすぼらしく思えるほど。



    しばらく昼寝をして、話して。



    それから近所のところにある結婚セレモニーへ。



    3日間つづくうちの1日目。


    ここからは、ネットとかでのせないでと言われたから書けないんだけど‥。


    とにかく、タブラの音楽やマトンカレー、髪結いの儀式、インスタント・タトゥー。




    また日本に帰って、話せるときのお土産ばなしにさせていただきます。


    それにしても、つかれた~。



    真夜中にやっと宿へ、ちょっと揺れるハウスボート。



    今日は今日で、フィンランドとイスラエルのカップルとご飯へ。



    日々、なにが起こるかわからないけど、一歩ずつあるいています。




    次は、ジャンムーからダラムサラへ。



    おなかの調子は、まずまず。


    たまにベジタリアン食にしたり、果物中心にしたり。


    かんがえたり、まなんだりしながら。  


  • Posted by えだまめ at 01:48Comments(0)インドノート

    インドノート~レーへ

    2015年08月12日

    それにしても凄いなぁ~と思う。


    透けるように青い空。

    太陽のしたにある人びとも草花も生き物たちも。



    ラダックのレーにいます。








    数日前は山麓の街、マナリはいい温泉があったり、でもけっこう想像以上にツーリスティックなところだった。


    デリーからの避暑地。




    そこからバスで一泊二日の旅。


    テントに泊まったり、景色はほんと世界の屋根。

    こんな景色はいままで見たことなかった!



    太陽があれば国家は不要というけれど。


    ボーダーを越えて生きてきた人たちはほんと逞しい。

    赤ちゃんを抱きながら笑うおばぁちゃん。



    バスのなかはフランスやベルギーやアメリカや韓国からの人。

    富裕層っぽいインドの人。


    これがすんごいたのしかった。


    前の席にいたムンバイの若者がカメラ好きすぎて窓をしょっちゅうあけしめするのには辟易したけれど‥。


    仲良くしつつ締めてくれと主張するのって骨がおれる。

    でもその交流こそが、醍醐味でもあると知る。



    車窓からみえる谷あいの棚田のような景色に懐かしさ。


    風にゆれる麦。

    羊の群れのやわらかなエクリュ。



    民族衣装をまとって籠をしよってすわっている人の姿。




    レーについたのは暗くなってから。


    目星のつけていた宿まで気合であるく。


    何人もの人に道をきいて、助けていただく。



    商店のイスラムのおじさん、ほんと親切で感動。



    宿についたころにはふらふら。


    高山病かな、とも思うがなにか口にいれないと‥。



    適当に入ったイスラム食堂でたべてチキンライス。


    米とカレーのスープと骨付きチキン。


    シンプルだが奥深い味、とてもおいしい。


    ちょっと元気をもちなおす。



    宿にもどって倒れるように就寝。



    翌朝。


    朝4時に聴こえてくるコーラン。

    またまどろんで7時。



    街にでて歩いてたら、ばったり出会った日本の人。


    ガーデンカフェみたいなところで朝食をたべながら話。

    お互いの境遇がなんだか鏡写しみたいで驚く。


    タツヤさんというオーガニック弁当屋の旅の人。



    流れで、ラマユルというゴンパ(チベット僧院)まで車をチャーターしましょう、と。



    窓をあけて、ちょっと古めの車に乗ってゆく。


    ひろびろと広がる岩っぽい平原。


    ところどころに灌木と紫の花。



    道沿いにはアンズの木々が並木のよう。


    アプリコットオレンジの果実。



    チャイとトイレ休憩のときによる村。


    ところどころインド軍の施設もあり、ここが国境に近いことを感じる。


    行商のおばぁちゃんから乾燥アンズと生アンズを購入。量り売り。



    道の途中で、ドライバーさんそっくりの弟がのりこんで、しばらくゆくと降りていった。




    しばらくゆくと月の世界、とよばれる岩の風景。



    ゴンパについてたべるトゥクパというチベット麺スープ。

    飲み物はリムカ。レモン&ライムの炭酸。




    ゴンパをあるいてのぼってゆく。


    なかの仏像・仏典などの見学。




    10歳と12歳の少年僧と話。あどけないかわいらしさ、それでいて悟りきってるような姿。


    彼らは、どんな僧侶になるのだろうか、と思う。


    丘のうえにたって、風に揺れるカラフルな旗。


    時がとまるようなひととき。



    帰りの車でも、タツヤさんといろいろ話ながら。


    ご飯やブラジルや音楽のはなし、など。



    レーにもどって、メシでも食いましょう、とあるいたら。

    ばったりバスで一緒だったアメリカからのモニカに会う。


    3人でチベタン・レストランへ。



    身ぶりがキュートなモニカ。


    デリーでジェンダーの研究をしてるという。


    あまりに安かったからと鼻にワッカをつけて、息がしづらいから外したい、と肩をすくめて後悔してた。


    すごいうれしい再会のとき。



    食べおわって、肩をならべてあるく。


    おやすみなさい、と手をふって。



    宿についてシャワー。


    よく眠れた、気がする。


    アンズの食べすぎで、ちょっと腹痛。

    しのばせていた正露丸を3錠。効かなかった。


    現地の薬が必要かな、と思う。




    今朝も4時にコーラン。



    朝食にはイスラム食堂でバターナン(名称忘れた)とチャイ。


    となりの店でラッシー。本格的なナイス濃いあじ。






    レーの街中にあるチベタン寺院を見学。



    ネットカフェで回線もつながってよかった。



    今日はこれからレー王宮に散歩。



    明日にはバスで、シュリナガル経由でダラムサラにむかう予定です。



    よい旅になりますように。  


  • Posted by えだまめ at 16:25Comments(0)インドノート

    インドノート~インドに入る

    2015年08月05日

    いまデリーにいます。



    なんだかたくさんのものが入り交じる混沌。


    ゆっくり一晩ねむって、あぁここはインドなんだ、と実感。


    くるくる回るファン。



    おしりを水で濡らして洗う。


    すこしずつ慣れてゆく。







    クアラルンプールでは、ながいトランジット。


    待ち合いコーナーでは、ダーバンの人がやたら多かった。


    飛行機から眺めた、おおきなベンガル湾にうかぶ雲海がきれいだった。


    インドを雨季たらしめる雲。



    白い雲にはいると盛り上がって仲間どうし、笑いだしたり。


    笑いのつぼ、ってそれぞれだなぁ、と思う。



    空港についたらどきどき。


    リュックをぶじに受けとってあるく。



    空港ですこし両替。


    エアポートメトロでニューデリー駅へ。



    ここの人の多さ、リキシャと車と、もろもろの熱気。





    デリーに入ったなぁ、と思う。


    門という意味だという、デリーという地名。



    インド国鉄駅の構内の陸橋をわたるのだが、ここもすごい人。


    インド各地からあつまる人の坩堝るつぼ。


    ひげを蓄えたイスラムの人。


    ぱりっとしていたり、よれていたり、さまざま。



    メインバザールという一番の繁華街をあるく。




    ひっきりなしに人にはなしかけられる。



    どこからきたの、とか、どこいくの、とか。


    それを商いに結びつけるたくみな話術、と知っていたからよかった。




    足と地図でみつけたホテルにチェックイン。


    すこし広めのシングル。


    贅沢ではないが、落ち着いてすごすには充分だ。



    シャワーをあびてすっきり。


    ふたたび外へ。



    メインバザールには、薬局がならんでたり、布屋がならんでいたり。


    映画館、食堂、安宿、細い路地がつらなるところ。


    古くからの街にツーリストがふえて、今では宿屋街になっている印象だ。



    ジューススタンドでマンゴージュース。おいしい!


    なるべく地元のひとがいるところを選ぶ。


    きれいな女学生っぽい子が頼んでいた、きっと人気店。



    すこしあるくと、牛が大八車の座布団をひいていた。



    コンノートプレイスまであるいたら、またにぎやかでびっくり。



    若い学生たちと、物乞いをする一家と、おなじところに混ざりあっている。


    ただ見ている自分がいることに気がつく。




    ふたたびメインバザールへ。


    小さな商店でミネラルウォーターを購入。



    ホテル前の食堂でカレーの定食ターリを食べた。



    ちょっと満腹すぎた。


    お腹にも無理しすぎないようにせねば。


    食べてるうちに、凄いスコール。


    折りたたみ傘、あってよかった‥(^^)



    ホテルにもどって眠って、いま朝の7時。




    今日もデリー、ゆっくりと歩きます♪  


  • Posted by えだまめ at 10:24Comments(0)インドノート

    インドノート~いよいよ

    2015年08月03日

    いろいろとリュックサックにつめてゆく。




    ビーチボールの地球儀はつめていこうか。



    服はあんまりいらないかな?


    現地で涼しいの、手にいれよう!



    どのビートルズのアルバムをもっていこう♪




    その間にも、水道やガスの業者さんがきて手続きをする。





    近所のおいしいお店で、冷やし中華を腹ごしらえ。



    ベランダからの見なれた景色が、たまらなくいとおしく思えてくる。




    いろいろとたしかめて、さぁ出発‥(^^)



    しばらくインドを旅します。  


  • Posted by えだまめ at 12:52Comments(0)インドノート

    群青

    2015年08月01日

    7月の海。



    きらきらひかる昼下がりの波。



    白い泡がしぶきになって飛んでくる。


    船にのって、あっというまに岩礁へ。





    ここちよい風のなか。


    ひろびろと空の青、いつまでも波の音。





    のぞきこんだ磯だまり。



    泡をうかべて、水のなか、よこあるきの蟹。





    夏の陽ざし、江の島の海。





    緑の階段をのぼって、食堂でクリームソーダ。



    泡がのぼってアイスが白くとけてくる。





    羊羹屋から左へ、島の裏手の坂道をおりてゆく。




    砂嘴の島。にぎやかな夏のひととき。  


  • Posted by えだまめ at 07:02Comments(0)