木の匂い
2014年01月13日
いまアパートに帰ってきました。
ベランダの先にあった木は伐られてしまい
草はあらかた刈られてしまいました。
その景色を見るのがつらくて
カーテンを閉ざしたり、涙が出たり。
大切なものを失うつらさ。
それはきっとどんな言葉も本当には癒せなくて
どれほどの歳月も意味をなさない。
きっといろいろな嬉しい悲しい日々の出来事で
どこか心の部屋にそっとしまわれるのかも知れないけど。
それでも、今はっきりと思い出せる。
夏の日にベランダに出て洗濯物を干したときの草の匂いや
たわわになった柿の実の色。枯葉の色。
ベッドに寄り掛かって眺めた枝のあいだに浮かぶ月の光。
木々の匂いはずっと僕の匂い。
いつまでも懐かしく薫る匂い。
ありがとう。
ベランダの先にあった木は伐られてしまい
草はあらかた刈られてしまいました。
その景色を見るのがつらくて
カーテンを閉ざしたり、涙が出たり。
大切なものを失うつらさ。
それはきっとどんな言葉も本当には癒せなくて
どれほどの歳月も意味をなさない。
きっといろいろな嬉しい悲しい日々の出来事で
どこか心の部屋にそっとしまわれるのかも知れないけど。
それでも、今はっきりと思い出せる。
夏の日にベランダに出て洗濯物を干したときの草の匂いや
たわわになった柿の実の色。枯葉の色。
ベッドに寄り掛かって眺めた枝のあいだに浮かぶ月の光。
木々の匂いはずっと僕の匂い。
いつまでも懐かしく薫る匂い。
ありがとう。
Posted by えだまめ at 20:48│Comments(0)