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Posted by たまりば運営事務局 at

おもうもの

2014年05月05日

思いは光、という言葉を聞いたことがあります。


あたためた大切な思いは星の光みたいに旅をして
いつかはどこかへ届くもの。


そう書かれていたと、おぼろげな記憶。



近況。


先日、アパートのまえの公園に入れるようになりました。


大きな滑り台。芝生の広場。鉄棒。ベンチがふたつ。


もとは広びろとした林だったから
大切な樹が伐られるのがつらくて
公園になってゆくのが苦しくなる日々でした。



昨日はお休み。

はじめて昼の公園をベランダ越しに眺めました。

女の子がさかあがりをしていたり
男の子がお父さんに抱きかかえられていたり。

ベンチに座るおじいさん。

ご近所さんの井戸端会議。



ありふれた光景なのかも知れないけれど
なんだかとても眩しく思えました。


ジーンと心の奥に入ってゆくようなとき。



それから外出。

喫茶店で本を読みながら長居。

銭湯に入って、帰宅。


すっかり暗くなった夜空。

ベランダの先に浮かんでた細い三日月。

しばらく眺めていました。


もしかしたら月もまた何かの思いを伝えているような。


それは記憶の糸の先にある暖かな景色だったり。

これから歩いてゆく道のりのことであったり。


大切な人や忘れられない人達の幸せや無事を祈ることだったり。


心のなかが充たされてゆき
ろうそくを灯すような気持ちになりました。




思いは光。

目に見えなくて、儚く消えてしまうもの、かと思っていたけど。

思いはたしかにどこかへと届くもの。


足元を照らしたり、遥かな所へ飛んでゆく、あたたかな光。


日々の思いを大切にしようと思います。  


  • Posted by えだまめ at 18:59Comments(2)