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てくてくしこく~帰り道
2022年12月28日
てくてくと歩いてゆく。
八十八番札所から一番札所へ。
円を描くように、つたって巡るかえり道。
徳島港から南海フェリーで和歌山港へ。
電車とケーブルカーとバスを乗り継いで、高野山へお礼参り。
杉木立のなかの奥の院。
近くのゲストハウス、居心地よかったな。
お遍路さんや、外国からの旅人さんもいて、晩ごはんにいったり、話したり。
あくる朝、尼僧さんと再会。
ほのかな灯りみたいな人。
2011年の春、お遍路の途中で会い、ときどき一緒に歩き、時を経て、今年の春からご住職に。
車にのって、那智勝浦へ。
お寺に滞在させて頂いた4日間。
花火大会をみたり、温泉にいったり、カレーを作ったり、ヨガしたり、本当にたくさんのおしゃべりをした、充実した日々。
読経のときの声のやさしさ。
心から感謝。ありがとうございました。
紀勢線、名古屋に泊、東海道線、小田急線で鶴川に着きました。
八十八番札所から一番札所へ。
円を描くように、つたって巡るかえり道。
徳島港から南海フェリーで和歌山港へ。
電車とケーブルカーとバスを乗り継いで、高野山へお礼参り。
杉木立のなかの奥の院。
近くのゲストハウス、居心地よかったな。
お遍路さんや、外国からの旅人さんもいて、晩ごはんにいったり、話したり。
あくる朝、尼僧さんと再会。
ほのかな灯りみたいな人。
2011年の春、お遍路の途中で会い、ときどき一緒に歩き、時を経て、今年の春からご住職に。
車にのって、那智勝浦へ。
お寺に滞在させて頂いた4日間。
花火大会をみたり、温泉にいったり、カレーを作ったり、ヨガしたり、本当にたくさんのおしゃべりをした、充実した日々。
読経のときの声のやさしさ。
心から感謝。ありがとうございました。
紀勢線、名古屋に泊、東海道線、小田急線で鶴川に着きました。
てくてくしこく~立冬
2022年12月28日
11月7日、立冬。
紅葉に染まる淵から、山道へ入ってゆく。
急登を一歩ずつ、足早にならず、確かめながら。
峠について一服。素晴らしい讃岐平野の景色。ボトルの水の冷たさ。
今度は下り坂。あとひと息。
夕刻、八十八番札所の大窪寺に到着。
山門をくぐり、お参り。
手をあわせて祈るとき。
ベンチでばったりお遍路さんと再会。
わぁ~、ここでまさか!
飾りのない笑顔や言葉に励まされながら、気づきを頂きながら、歩けたこと。
じんわり、しみじみ、うれしい。
宿のおばあちゃん、なんだかいい味だしてたな。
おかげさまで、結願することが出来ました。
ありがとうございました。
紅葉に染まる淵から、山道へ入ってゆく。
急登を一歩ずつ、足早にならず、確かめながら。
峠について一服。素晴らしい讃岐平野の景色。ボトルの水の冷たさ。
今度は下り坂。あとひと息。
夕刻、八十八番札所の大窪寺に到着。
山門をくぐり、お参り。
手をあわせて祈るとき。
ベンチでばったりお遍路さんと再会。
わぁ~、ここでまさか!
飾りのない笑顔や言葉に励まされながら、気づきを頂きながら、歩けたこと。
じんわり、しみじみ、うれしい。
宿のおばあちゃん、なんだかいい味だしてたな。
おかげさまで、結願することが出来ました。
ありがとうございました。
てくてくしこく~うどん・うどん!
2022年12月27日
お遍路で、香川へ。
まるっこい山とたくさんのため池、凸凹の地形。
こんぴら参りや瀬戸芸祭、あちこち道草したりしながら、歩いています。
きれいな朝焼けの空、静かな気持ちでながめるとき。
五色台遍路小屋のノートに感想をつづる。
幾多の旅人たちに続いて、みじかいひとこと。
紺のシュラフを畳んだり、歯をみがいたりして、出発。
釜からたちのぼる、ふわふわの湯気。
手早く湯きりされた麺が、丼に盛られる。
はい、どうぞ~!
お店の方の、やわらかな瞳。
いりこ出汁のスープの深み、エッジの立ったコシのある麺。
すすって味わう小さな幸せ。ごちそうさま。
赤に黄に色づいてゆく葉っぱ、秋風のなか、一歩ずつ、一歩ずつ。
(上記、今年11月初旬の四国遍路の回想です。)
まるっこい山とたくさんのため池、凸凹の地形。
こんぴら参りや瀬戸芸祭、あちこち道草したりしながら、歩いています。
きれいな朝焼けの空、静かな気持ちでながめるとき。
五色台遍路小屋のノートに感想をつづる。
幾多の旅人たちに続いて、みじかいひとこと。
紺のシュラフを畳んだり、歯をみがいたりして、出発。
釜からたちのぼる、ふわふわの湯気。
手早く湯きりされた麺が、丼に盛られる。
はい、どうぞ~!
お店の方の、やわらかな瞳。
いりこ出汁のスープの深み、エッジの立ったコシのある麺。
すすって味わう小さな幸せ。ごちそうさま。
赤に黄に色づいてゆく葉っぱ、秋風のなか、一歩ずつ、一歩ずつ。
(上記、今年11月初旬の四国遍路の回想です。)
てくてくしこく~夕焼け
2022年10月26日
やさしい夕焼けに染められるとき。
お遍路で、愛媛へ。
温泉につかったりしながら、ゆっくり歩いています。
道すがら、お接待でいただいたみかんの甘酸っぱさ。
至るところで感じる優しさに癒されながら、旅を続けています。
種田山頭火の句碑に心うたれるとき。
目にうかぶような、シンプルで味わい深い言葉。
ともに旅するお遍路さんたちから、たくさんのことを学びます。
積み重なってゆく思い出に、濾過されるような思い。
染み渡ってゆく、さりげなくあたたかな優しい光。
じんわり、じんわり、伝わることば。
鯛めし、じゃこ天、柿、蜜柑。
ご飯もとてもおいしいです(^-^)
印象的な宿にも、たくさん泊まりました。感謝!
だんだん朝晩冷え込んでくるようになってきました。
1日1日、しっかりと歩いてゆきたいと思います。
お遍路で、愛媛へ。
温泉につかったりしながら、ゆっくり歩いています。
道すがら、お接待でいただいたみかんの甘酸っぱさ。
至るところで感じる優しさに癒されながら、旅を続けています。
種田山頭火の句碑に心うたれるとき。
目にうかぶような、シンプルで味わい深い言葉。
ともに旅するお遍路さんたちから、たくさんのことを学びます。
積み重なってゆく思い出に、濾過されるような思い。
染み渡ってゆく、さりげなくあたたかな優しい光。
じんわり、じんわり、伝わることば。
鯛めし、じゃこ天、柿、蜜柑。
ご飯もとてもおいしいです(^-^)
印象的な宿にも、たくさん泊まりました。感謝!
だんだん朝晩冷え込んでくるようになってきました。
1日1日、しっかりと歩いてゆきたいと思います。
てくてくしこく~旅の途中
2022年10月14日
旅の途中。お遍路で足摺岬まで来ました。
人があたたかくて、お魚が抜群に美味しい土佐。
浦戸の渡船、浦ノ内湾の巡行船、下田の渡船。
時には小舟にのりながら、日々テクテクと歩いています。
お寺の通夜堂に独り泊まったり。地元の方に声をかけて頂き泊めてもらう、カープ談義にビール・ウィスキーの夜。
道すがらや民宿で知り合ったお遍路さんたちと、一緒に歩いたりするひととき。
かき氷を食べていたら、いただいた親切。
よぅがんばったね、と言ってくれたおばあちゃん。
懐かしい宿の方との再会。
五右衛門風呂につかりあたたまる。
今はなき人を悼みながら眠る夜。
追いかけて、忘れものを届けてくれたときの、よれた笑顔。
鰹のたたきに舌鼓。お櫃のご飯をおかわり2回。
魚つき林の、広大な森。
入り江を曲がるカーブ、寺へと登る急な石段、高知市街の路面電車。
靴ひもを結んで、しっかりと歩く。
たまたま立ち寄った浜辺の、小さなフェスティバル。
飲み干したジンジャーエール、おにぎりと卵焼きと早生みかん。
ひろがる太平洋、流れてゆく雲のかたち、波の音。
なんだかまとまらない言葉のかけらばかり思い浮かびます。
たくさん歩いて、ぐっすり眠り、早めに起きて、また歩く日々です。
おかげさまで、元気にしています。
心から、ありがとう。
目には見えない気持ちを、風船にたくすように。
ゆっくりと楽しみながら、歩きたいと思います。
人があたたかくて、お魚が抜群に美味しい土佐。
浦戸の渡船、浦ノ内湾の巡行船、下田の渡船。
時には小舟にのりながら、日々テクテクと歩いています。
お寺の通夜堂に独り泊まったり。地元の方に声をかけて頂き泊めてもらう、カープ談義にビール・ウィスキーの夜。
道すがらや民宿で知り合ったお遍路さんたちと、一緒に歩いたりするひととき。
かき氷を食べていたら、いただいた親切。
よぅがんばったね、と言ってくれたおばあちゃん。
懐かしい宿の方との再会。
五右衛門風呂につかりあたたまる。
今はなき人を悼みながら眠る夜。
追いかけて、忘れものを届けてくれたときの、よれた笑顔。
鰹のたたきに舌鼓。お櫃のご飯をおかわり2回。
魚つき林の、広大な森。
入り江を曲がるカーブ、寺へと登る急な石段、高知市街の路面電車。
靴ひもを結んで、しっかりと歩く。
たまたま立ち寄った浜辺の、小さなフェスティバル。
飲み干したジンジャーエール、おにぎりと卵焼きと早生みかん。
ひろがる太平洋、流れてゆく雲のかたち、波の音。
なんだかまとまらない言葉のかけらばかり思い浮かびます。
たくさん歩いて、ぐっすり眠り、早めに起きて、また歩く日々です。
おかげさまで、元気にしています。
心から、ありがとう。
目には見えない気持ちを、風船にたくすように。
ゆっくりと楽しみながら、歩きたいと思います。
てくてくしこく~てくてく
2022年10月01日
お遍路をあるきはじめてから早10日。
今日から10月、そして土佐に入りました。
室戸岬の手前、佐喜浜というあたりにいます。
出会う地元の人たち、お遍路さんたちのやさしさや、道のりの風景に、元気をいただく日々です。
吉野川の潜水橋、焼山寺、ずぶ濡れのあとのふれあいの里坂本のお風呂、太龍寺、ゲストハウス御宿日和佐、宍喰遍路小屋でみた朝焼け。
いろんなこと、もりだくさんの旅。
峠を越えて、海が見える方へ。
てくてくと歩いてゆきたいと思います。
今日から10月、そして土佐に入りました。
室戸岬の手前、佐喜浜というあたりにいます。
出会う地元の人たち、お遍路さんたちのやさしさや、道のりの風景に、元気をいただく日々です。
吉野川の潜水橋、焼山寺、ずぶ濡れのあとのふれあいの里坂本のお風呂、太龍寺、ゲストハウス御宿日和佐、宍喰遍路小屋でみた朝焼け。
いろんなこと、もりだくさんの旅。
峠を越えて、海が見える方へ。
てくてくと歩いてゆきたいと思います。
てくてくしこく~ひだまり
2022年09月22日
おだやかな波。曇天模様の雲間から陽の光が射し込んでいた。
霞む視界の向こうには阿波の山々。
知り合った自転車遍路の方と話すひととき。
道中ご無事でと言いながら、手を振りあった。
定刻より約30分遅れで、徳島港に入港。
小雨まじり、直行バスで徳島駅に向かう。
観光案内所で市街地図をもらい、ゲストハウスにチェックイン。
荷をおいて、新町川沿い~寺町~眉山ロープウェイ山麓駅あたりを散歩。
さらに二軒屋まで歩いて散髪することにした。
丸刈りに近い、こざるみたいな髪型になってしまった。
駅へともどり、アーケード商店街のうどん屋でわかめうどん。しっかりした竹輪と大粒の梅干も入っていた。
わかめおにぎり。酢の物にはすだちの酸味。おいしかった!
明日は一番札所からスタート。ゆっくりと歩きたいと思います。
霞む視界の向こうには阿波の山々。
知り合った自転車遍路の方と話すひととき。
道中ご無事でと言いながら、手を振りあった。
定刻より約30分遅れで、徳島港に入港。
小雨まじり、直行バスで徳島駅に向かう。
観光案内所で市街地図をもらい、ゲストハウスにチェックイン。
荷をおいて、新町川沿い~寺町~眉山ロープウェイ山麓駅あたりを散歩。
さらに二軒屋まで歩いて散髪することにした。
丸刈りに近い、こざるみたいな髪型になってしまった。
駅へともどり、アーケード商店街のうどん屋でわかめうどん。しっかりした竹輪と大粒の梅干も入っていた。
わかめおにぎり。酢の物にはすだちの酸味。おいしかった!
明日は一番札所からスタート。ゆっくりと歩きたいと思います。
てくてくしこく~夜の航海
さざなみ~春の車窓
2022年05月04日
4月6~7日
春の車窓。
木津川の流れにそってガタゴト。
関西本線の加茂からディーゼル非電化区間・単線。
昼下がりの眠気にうとうと。
窓辺からは春の土、菜の花の集まり。
花束みたいにまぶしくて、春風みたいなやさしい気持ち。
のりかえする駅、ホームで次を待つ、あわい水色の空。
オレンジの快速電車、もう中京圏だな。
四日市の石油化学コンビナート、インダストリアルな景色。なんだかカッコいい。
たまたまふと桑名に降りたつ。
歩いて15分ほどゆくと城跡や水濠。
春祭りの露店が軒をつらね、たくさんの人たちが花見をしていた。
揖斐川の河川敷には、七里の渡しの石碑。
かつての東海道の往来の名残。感慨深いなぁ。
今・現在の品川や川崎や京都にも、繋がっていると思えた。
名古屋に着く頃には、すっかり夕刻。
駅近くのビジネスホテルに荷をおろし、熱目のシャワーを浴びる。
外にでて、晩御飯は駅ナカの餡かけスパゲッティー。
名古屋メシ、うみゃー。
すっきりした目覚めの朝。洗面台で歯をみがく。
名古屋駅のコンコースを、颯爽と歩く。
ひたすら東海道を、東へ。
浜名湖の橋梁。右手には太平洋。
静岡にはいると長く感じる、ただただ横長の県。
退屈に思えるときも、乗り鉄にとっては幸せのひとつなんです。
幾つもの川を越えてゆく。
橋上で作業してる方やガードマン。
北斎の浮世絵みたいな、一瞬の交差。
静岡駅で下車して、お昼には黒おでん。けっこう好物。
すこし寄り道し、ローカル私鉄の静岡鉄道にのることにする。
JRと並走する路線、短い駅間。
買い物かばんをぶら提げた人、家路へと帰ってゆく姿。
終点の新清水駅から、歩いて清水駅へ。
商店街には、ちびまる子ちゃんとたまちゃんのカラーボード。なんだか可愛いなぁ。
18きっぷを改札の駅員さんにみせ、ふたたび、東海道線の旅。
富士山の上の方には雲がかかってて、ちょっと残念。。
三島、熱海と、細かい乗り継ぎ。
真鶴あたりからみえてくる相模湾、あおい海のさざなみ。
小田原からは、おなじみの小田急線。
夕方4時頃、ぶじに鶴川に着きました。
春の車窓。
木津川の流れにそってガタゴト。
関西本線の加茂からディーゼル非電化区間・単線。
昼下がりの眠気にうとうと。
窓辺からは春の土、菜の花の集まり。
花束みたいにまぶしくて、春風みたいなやさしい気持ち。
のりかえする駅、ホームで次を待つ、あわい水色の空。
オレンジの快速電車、もう中京圏だな。
四日市の石油化学コンビナート、インダストリアルな景色。なんだかカッコいい。
たまたまふと桑名に降りたつ。
歩いて15分ほどゆくと城跡や水濠。
春祭りの露店が軒をつらね、たくさんの人たちが花見をしていた。
揖斐川の河川敷には、七里の渡しの石碑。
かつての東海道の往来の名残。感慨深いなぁ。
今・現在の品川や川崎や京都にも、繋がっていると思えた。
名古屋に着く頃には、すっかり夕刻。
駅近くのビジネスホテルに荷をおろし、熱目のシャワーを浴びる。
外にでて、晩御飯は駅ナカの餡かけスパゲッティー。
名古屋メシ、うみゃー。
すっきりした目覚めの朝。洗面台で歯をみがく。
名古屋駅のコンコースを、颯爽と歩く。
ひたすら東海道を、東へ。
浜名湖の橋梁。右手には太平洋。
静岡にはいると長く感じる、ただただ横長の県。
退屈に思えるときも、乗り鉄にとっては幸せのひとつなんです。
幾つもの川を越えてゆく。
橋上で作業してる方やガードマン。
北斎の浮世絵みたいな、一瞬の交差。
静岡駅で下車して、お昼には黒おでん。けっこう好物。
すこし寄り道し、ローカル私鉄の静岡鉄道にのることにする。
JRと並走する路線、短い駅間。
買い物かばんをぶら提げた人、家路へと帰ってゆく姿。
終点の新清水駅から、歩いて清水駅へ。
商店街には、ちびまる子ちゃんとたまちゃんのカラーボード。なんだか可愛いなぁ。
18きっぷを改札の駅員さんにみせ、ふたたび、東海道線の旅。
富士山の上の方には雲がかかってて、ちょっと残念。。
三島、熱海と、細かい乗り継ぎ。
真鶴あたりからみえてくる相模湾、あおい海のさざなみ。
小田原からは、おなじみの小田急線。
夕方4時頃、ぶじに鶴川に着きました。
さざなみ~あすか・なら
2022年05月02日
4月5~6日
近鉄で、大阪阿部野橋から飛鳥へ。
駅前で電動自転車をかりて回ることにした。
なだらかな丘陵が波のようにひろがる。
風景のなかに時が溶けてゆく。
石舞台古墳の向こうの山には桜。
甘糟丘からみえる景色もよかったな。
まほろば、なんとなくやわらかな空気感。
駅にもどって、橿原神宮前を経て、奈良に着。
ならまち近くのゲストハウスに宿泊。
翌朝、7時頃から歩いて、新薬師寺の方から春日大社に向かう。
木々のなかをぬけてゆく緩やかな登り坂。
道すがら、木洩れ陽がさしてくる。
小椅子に腰かけて、スケッチしている人の姿。
若草山の麓から東大寺へ。
二月堂の回廊からおりてゆくと、大仏殿。
日光・月光菩薩。南大門の金剛力士像。興福寺の阿修羅像。
いろんな仏像たち。来られてよかった。
かわいい鹿もいた。
街並みをあるいて、元興寺。
ゲストハウスでリュックをピックアップ。
バスで奈良駅にでて、食堂でお昼ごはん。
関西本線にのって、東へと向かいました。
近鉄で、大阪阿部野橋から飛鳥へ。
駅前で電動自転車をかりて回ることにした。
なだらかな丘陵が波のようにひろがる。
風景のなかに時が溶けてゆく。
石舞台古墳の向こうの山には桜。
甘糟丘からみえる景色もよかったな。
まほろば、なんとなくやわらかな空気感。
駅にもどって、橿原神宮前を経て、奈良に着。
ならまち近くのゲストハウスに宿泊。
翌朝、7時頃から歩いて、新薬師寺の方から春日大社に向かう。
木々のなかをぬけてゆく緩やかな登り坂。
道すがら、木洩れ陽がさしてくる。
小椅子に腰かけて、スケッチしている人の姿。
若草山の麓から東大寺へ。
二月堂の回廊からおりてゆくと、大仏殿。
日光・月光菩薩。南大門の金剛力士像。興福寺の阿修羅像。
いろんな仏像たち。来られてよかった。
かわいい鹿もいた。
街並みをあるいて、元興寺。
ゲストハウスでリュックをピックアップ。
バスで奈良駅にでて、食堂でお昼ごはん。
関西本線にのって、東へと向かいました。
さざなみ~歩きながら
2022年04月24日
4月4日。
朝9時、待ち合わせは阪堺電車・天王寺駅前の改札。
ひさしぶりに一緒にお散歩。
ホームから車両にのって、出発進行。
がたごとと、心地よい揺れ。
住吉大社を歩きながら、おおきな石灯籠とか反橋、立派な楠、初辰さん、色んなスポットを巡ってゆく。
よく晴れた空。
昨夕、大阪に着いたときは小雨だったけど、晴天に恵まれてよかったな。
葉っぱのきれいな緑色。
1日券をつかって、停留場で乗車・下車。
堺では、いい感じの線香屋さん薫主堂によったり、河口慧海ゆかりの場所を訪ねたり。
アーケードの商店街の肉屋さんで、コロッケをたべたり。
堺伝統産業会館では、いろんな刃物!
かん袋の氷くるみ餅をいただき、南宗寺に向かう途中、ちょっと回り道。
さかい利晶の杜では立礼茶席へ、裏千家のお手前を味わうとき。パネルの古地図に想像をふくらませる。
堺市役所の展望ロビーからは、古墳や夕暮れどきの淡路島のながめ。
カメラのおじさんと話したりしながら。
駅の待合室でほおばる551蓬莱の肉まん、小腹にしみじみ、うまかった~。
南海高野線で、堺東から新今宮へ移動。
新世界をあるいて、沖縄料理の食堂のカウンターで乾杯。
ホルモンうどん。めっちゃうま~~。。
ほろ酔いで、通天閣あたりをぶらぶら。レトロな映画館やキリンの銭湯、いろいろあるんだな。
スマートボールをやってみる。
7番台、ころころ転がるガラス玉。
なんだか不思議と懐かしい気持ち。
2軒目は焼き肉屋さん。お肉を焼きながら、おしゃべり。
大阪、充実した、たのしいときになりました。本当にうれしいときでした。
ありがとうございました(^-^)
朝9時、待ち合わせは阪堺電車・天王寺駅前の改札。
ひさしぶりに一緒にお散歩。
ホームから車両にのって、出発進行。
がたごとと、心地よい揺れ。
住吉大社を歩きながら、おおきな石灯籠とか反橋、立派な楠、初辰さん、色んなスポットを巡ってゆく。
よく晴れた空。
昨夕、大阪に着いたときは小雨だったけど、晴天に恵まれてよかったな。
葉っぱのきれいな緑色。
1日券をつかって、停留場で乗車・下車。
堺では、いい感じの線香屋さん薫主堂によったり、河口慧海ゆかりの場所を訪ねたり。
アーケードの商店街の肉屋さんで、コロッケをたべたり。
堺伝統産業会館では、いろんな刃物!
かん袋の氷くるみ餅をいただき、南宗寺に向かう途中、ちょっと回り道。
さかい利晶の杜では立礼茶席へ、裏千家のお手前を味わうとき。パネルの古地図に想像をふくらませる。
堺市役所の展望ロビーからは、古墳や夕暮れどきの淡路島のながめ。
カメラのおじさんと話したりしながら。
駅の待合室でほおばる551蓬莱の肉まん、小腹にしみじみ、うまかった~。
南海高野線で、堺東から新今宮へ移動。
新世界をあるいて、沖縄料理の食堂のカウンターで乾杯。
ホルモンうどん。めっちゃうま~~。。
ほろ酔いで、通天閣あたりをぶらぶら。レトロな映画館やキリンの銭湯、いろいろあるんだな。
スマートボールをやってみる。
7番台、ころころ転がるガラス玉。
なんだか不思議と懐かしい気持ち。
2軒目は焼き肉屋さん。お肉を焼きながら、おしゃべり。
大阪、充実した、たのしいときになりました。本当にうれしいときでした。
ありがとうございました(^-^)
さざなみ~うららか
2022年04月19日
4月3日
うららかな春の日、淡い色に染まるころ。
墓地に赴き、手をあわせる。
尾道ゆきの船にのって、出航。
窓の外をながめると、庭にいる母が手をふってくれていた。
みなとについて、海岸通りをぬけて、ロープウェイで千光寺へ。
展望台からは島々の眺め、遠くあわく四国山地まで見えた。
線路には黄色い電車。向島とゆきかう渡船。
お花見の行楽客たちの、うれしそうな顔。
あおい海をみながら、石段を一歩ずつ降りてゆく。
やわらかなピンクの花びら、足どりもかるくなる。
踏切をこえて、本通り商店街へ。
お昼をいただき、駅のホームから山陽線にのる。
ありがとう、尾道。
うららかな春の日、淡い色に染まるころ。
墓地に赴き、手をあわせる。
尾道ゆきの船にのって、出航。
窓の外をながめると、庭にいる母が手をふってくれていた。
みなとについて、海岸通りをぬけて、ロープウェイで千光寺へ。
展望台からは島々の眺め、遠くあわく四国山地まで見えた。
線路には黄色い電車。向島とゆきかう渡船。
お花見の行楽客たちの、うれしそうな顔。
あおい海をみながら、石段を一歩ずつ降りてゆく。
やわらかなピンクの花びら、足どりもかるくなる。
踏切をこえて、本通り商店街へ。
お昼をいただき、駅のホームから山陽線にのる。
ありがとう、尾道。
さざなみ~たきび
2022年04月16日
4月1日。
生口島の森でひらかれた、大地よろこぶ焚き火講座に参加しました。
山のなかへと舗道をのぼってゆきながら、鳥のさえずりを聞く朝。
木々のひらけた、やぎや鶏たちもいるところ。
子どもたち、イギリスからの方、福山や広島からの方、農家さんバイト仲間、島への移住者など。参加者は20名くらいだったかな。
大地再生の講師の説明をききながら、先ず場所えらび。
風や水の流れをよむこと。
近くから、枝や葉っぱをひろいあつめてくる。
穴をほって、そこをかまどにする。
講師の実演。葉っぱから火をおこし、枝で井桁を組んでゆく。
たちのぼるほのお。パチパチと乾いた音。頰にあたる熱。
きれいな火に、拍手が沸き起こるとき。
何名かのグループに分かれて、焚き火づくりへ。
一旦休憩、お昼ごはんのカレー、土鍋ごはんやナン、ソーセージ、レモン水など、おいしかった!
3名のグループで、枝をひろってきて、穴をほる。
講師がときおり回ってきてくれて、話をする。
ぶじに火がおこって、それだけでうれしくなる。
枝をくべてゆきながら、水たまりのヤゴやおたまじゃくしを発見。ひさしぶりだなぁ。。
しばらくして、熾火になってから、珈琲豆の焙煎をすることに。
じっくりシャカシャカと手網をふりながら、ときどき交代しながら。
皆それぞれ、せんべいやバウムクーヘンを焼いていた。たのしそうな声・声。
手元の豆の色が、みどりから茶色になってゆく。はぜる音。
夕方の感想会で、ミルで挽いて淹れてもらったら、めちゃめちゃうまかった!!
たのしいおいしい、充実したときになりました。ありがとうございました!
生口島の森でひらかれた、大地よろこぶ焚き火講座に参加しました。
山のなかへと舗道をのぼってゆきながら、鳥のさえずりを聞く朝。
木々のひらけた、やぎや鶏たちもいるところ。
子どもたち、イギリスからの方、福山や広島からの方、農家さんバイト仲間、島への移住者など。参加者は20名くらいだったかな。
大地再生の講師の説明をききながら、先ず場所えらび。
風や水の流れをよむこと。
近くから、枝や葉っぱをひろいあつめてくる。
穴をほって、そこをかまどにする。
講師の実演。葉っぱから火をおこし、枝で井桁を組んでゆく。
たちのぼるほのお。パチパチと乾いた音。頰にあたる熱。
きれいな火に、拍手が沸き起こるとき。
何名かのグループに分かれて、焚き火づくりへ。
一旦休憩、お昼ごはんのカレー、土鍋ごはんやナン、ソーセージ、レモン水など、おいしかった!
3名のグループで、枝をひろってきて、穴をほる。
講師がときおり回ってきてくれて、話をする。
ぶじに火がおこって、それだけでうれしくなる。
枝をくべてゆきながら、水たまりのヤゴやおたまじゃくしを発見。ひさしぶりだなぁ。。
しばらくして、熾火になってから、珈琲豆の焙煎をすることに。
じっくりシャカシャカと手網をふりながら、ときどき交代しながら。
皆それぞれ、せんべいやバウムクーヘンを焼いていた。たのしそうな声・声。
手元の豆の色が、みどりから茶色になってゆく。はぜる音。
夕方の感想会で、ミルで挽いて淹れてもらったら、めちゃめちゃうまかった!!
たのしいおいしい、充実したときになりました。ありがとうございました!
さざなみ~サイクル
2022年04月13日
3月27日。
サイクリング日和。
船にのったり、橋をわたったり、快走。
島から島へ、あわいブルーの春の空。
ほころぶ蕾、微笑むような山の桜がきれいでした。
球春、カープは好調なスタート。ええのぉ。
サイクリング日和。
船にのったり、橋をわたったり、快走。
島から島へ、あわいブルーの春の空。
ほころぶ蕾、微笑むような山の桜がきれいでした。
球春、カープは好調なスタート。ええのぉ。
さざなみ~レモンと夕日
2022年04月11日
3月9日。
レモンの収穫、なごやかなときになりました。感謝。
さざなみを染めてゆく、やさしい夕焼け。
先日、尾道から鶴川に帰ってきました。
おかげさまで、よい旅になりました。
ちょっとずつ、思い出しながら、綴ってゆきたいと思います。
レモンの収穫、なごやかなときになりました。感謝。
さざなみを染めてゆく、やさしい夕焼け。
先日、尾道から鶴川に帰ってきました。
おかげさまで、よい旅になりました。
ちょっとずつ、思い出しながら、綴ってゆきたいと思います。
さざなみ~花の写真
2022年03月07日
せとかの収穫、やわらかな風のなか。
海のみえる蜜柑畠、手のひらに実を、ひとつずつ。
汗をかきつつ、地下足袋で、でこぽんの枝にのぼってゆく。
農家さんたちと話しながら、たのしいひとときになりました。
ありがとうございます。
尾道にきてから2ヶ月が経ちました。
庭の草むしりをしたり、サイクリングしたりの日々。
今、ウクライナで起こっている戦争に、締めつけられるような気持ちになります。
巻き込まれるのは、ひとつひとつの命。
消していい命など、どこにもないから。
ロシア人の友人もいること。
丸木位里・俊美術館、ちっちゃい こえの紙芝居で出会ってからの。
声をかけあうとき。
道ばたに咲いていた白い水仙、花の写真。
海のみえる蜜柑畠、手のひらに実を、ひとつずつ。
汗をかきつつ、地下足袋で、でこぽんの枝にのぼってゆく。
農家さんたちと話しながら、たのしいひとときになりました。
ありがとうございます。
尾道にきてから2ヶ月が経ちました。
庭の草むしりをしたり、サイクリングしたりの日々。
今、ウクライナで起こっている戦争に、締めつけられるような気持ちになります。
巻き込まれるのは、ひとつひとつの命。
消していい命など、どこにもないから。
ロシア人の友人もいること。
丸木位里・俊美術館、ちっちゃい こえの紙芝居で出会ってからの。
声をかけあうとき。
道ばたに咲いていた白い水仙、花の写真。
さざなみ~漣
2022年01月26日
おだやかな波の音。
やわらかなさざなみを見つめるとき。
あおい自転車をひたすらこいでゆく。
島をいくつか渡ったら弓削佐島。
ブックカフェオカッパでだらだら。
あたたかな木のカウンター。
なつかしい再会に、あらたな出会い。
リヴァプール、ジョージ・ハリスンとかボブ・ディラン、宮沢賢治の話。
「いる」じゃんって、くどうなおこと松本大洋の絵本もよかったな。
おいしいカレーと豆花と深煎りコーヒー。ごちそうさまでした。どうもありがとう。
ここ最近は、可なり、ゆるゆるしています。。
さき部屋でみた、サニーデイサービスの、おみやげを持って。下北沢が出てて、あぁ~って思う!
冬は春のとなり。
窓の外からは、ゆきかう船の音、波のつらなり。
寒い折ですが、どうか、お元気でいますように。
やわらかなさざなみを見つめるとき。
あおい自転車をひたすらこいでゆく。
島をいくつか渡ったら弓削佐島。
ブックカフェオカッパでだらだら。
あたたかな木のカウンター。
なつかしい再会に、あらたな出会い。
リヴァプール、ジョージ・ハリスンとかボブ・ディラン、宮沢賢治の話。
「いる」じゃんって、くどうなおこと松本大洋の絵本もよかったな。
おいしいカレーと豆花と深煎りコーヒー。ごちそうさまでした。どうもありがとう。
ここ最近は、可なり、ゆるゆるしています。。
さき部屋でみた、サニーデイサービスの、おみやげを持って。下北沢が出てて、あぁ~って思う!
冬は春のとなり。
窓の外からは、ゆきかう船の音、波のつらなり。
寒い折ですが、どうか、お元気でいますように。
さざなみ~お正月
2022年01月02日
尾道から船で、瀬戸田へ。
みかん色の橋をわたり、島でのお正月です。
母と兄一家と過ごすとき。
お雑煮をたべたり、散歩したり、海をみたり、将棋を指したり、のんびり。
あけましておめでとうございます。
健やかな年になりますように。
今年もよろしくお願いいたします。
みかん色の橋をわたり、島でのお正月です。
母と兄一家と過ごすとき。
お雑煮をたべたり、散歩したり、海をみたり、将棋を指したり、のんびり。
あけましておめでとうございます。
健やかな年になりますように。
今年もよろしくお願いいたします。
さざなみ~みそか
2021年12月31日
2年振りの尾道へ、山陽線をのりついでゆく。
海が見えてきたら、なつかしい気持ちになりました。
長い商店街をぬけて、石段をのぼってゆき、みはらし亭へ。
夕暮れの渡船場の風情。年末の挨拶を交わす人たち。
偶然、同宿した人たちと、大栄湯につかり、晩ごはんを食べにゆく。
夜が更けてゆき、朝、目がさめたら、うっすら雪景色でした。
向島からのぼる日の出を、旅人たちと分かちあうひととき。
ささやかなやりとりのうれしさ。
今日はこれから実家のある島へむかいます。
今年も、あと1日ですね。
よいお年をお迎えください。
海が見えてきたら、なつかしい気持ちになりました。
長い商店街をぬけて、石段をのぼってゆき、みはらし亭へ。
夕暮れの渡船場の風情。年末の挨拶を交わす人たち。
偶然、同宿した人たちと、大栄湯につかり、晩ごはんを食べにゆく。
夜が更けてゆき、朝、目がさめたら、うっすら雪景色でした。
向島からのぼる日の出を、旅人たちと分かちあうひととき。
ささやかなやりとりのうれしさ。
今日はこれから実家のある島へむかいます。
今年も、あと1日ですね。
よいお年をお迎えください。
さざなみ~冬の旅
2021年12月29日
今は、帰省の旅の途中、京都に来ています。
六波羅蜜寺の近く、五条ゲストハウスに泊まっています。
今日は、京都駅からバスに乗って、高雄に向かいました。
標高が上がるにつれて、杉林の山々のなかに入ってゆく車窓。
家々の甍にのこる雪。北山杉の製材所も何軒か見えてきました。
終点の栂尾で下車。
苔にも雪の白さ。高山寺の境内に入ると静けさに包まれました。
模写された鳥獣戯画のやわらかな描線、遊び心。
日本最古の茶園もありました。結構、素朴。
自然に調和している雰囲気が、心地よいお寺でした。
しばらく清滝川にそって歩く。
近くにある神護寺からの眺め。
杉林に雪のかかる山肌が、東山魁夷の絵みたいだなと思うとき。
バスや嵐電を利用して、あちこちへ。
妙心寺の雲龍図の筆遣いの迫力。
衣笠丼やっぱり好きだなぁと思ったり。
嵐山付近の人の多さに辟易しつつも、天龍寺の庭をぶらつき、渡月橋をわたる。
四条大宮から京都河原町までは、阪急に乗車。
四条大橋を渡り、建仁寺へ。
枯山水の庭、白砂のゆるやかな波のかたち。ぼんやり座っていたら、心やすらいでゆくときになりました。
ゲストハウスの周囲は、古い家屋の残る街並み。
ご年輩夫婦の営むこじんまりとした中華屋さんに入る。いただいたラーメンのおいしいこと。
煮干しのおだしのスープ、細い麺、煮玉子、チャーシュー、九条葱。
やさしい滋味深い味わい。あったまりました。
学生風の若者3人組や、メンマを肴に小瓶のお酒を呑んでるおじさん。
おおきに~、って、ご夫婦ふたりの声もうれしかった。
銭湯の旭湯、ちょうどいいお湯加減で、疲れがほぐれてゆきました。
何回も訪れている京都。観光客としてしか知らない街。
自分にとって、たくさんの魅力がある街です。
あの路地、この角、色んな思いが去来してきます。
明日から、ゆっくり西に向かいます。
六波羅蜜寺の近く、五条ゲストハウスに泊まっています。
今日は、京都駅からバスに乗って、高雄に向かいました。
標高が上がるにつれて、杉林の山々のなかに入ってゆく車窓。
家々の甍にのこる雪。北山杉の製材所も何軒か見えてきました。
終点の栂尾で下車。
苔にも雪の白さ。高山寺の境内に入ると静けさに包まれました。
模写された鳥獣戯画のやわらかな描線、遊び心。
日本最古の茶園もありました。結構、素朴。
自然に調和している雰囲気が、心地よいお寺でした。
しばらく清滝川にそって歩く。
近くにある神護寺からの眺め。
杉林に雪のかかる山肌が、東山魁夷の絵みたいだなと思うとき。
バスや嵐電を利用して、あちこちへ。
妙心寺の雲龍図の筆遣いの迫力。
衣笠丼やっぱり好きだなぁと思ったり。
嵐山付近の人の多さに辟易しつつも、天龍寺の庭をぶらつき、渡月橋をわたる。
四条大宮から京都河原町までは、阪急に乗車。
四条大橋を渡り、建仁寺へ。
枯山水の庭、白砂のゆるやかな波のかたち。ぼんやり座っていたら、心やすらいでゆくときになりました。
ゲストハウスの周囲は、古い家屋の残る街並み。
ご年輩夫婦の営むこじんまりとした中華屋さんに入る。いただいたラーメンのおいしいこと。
煮干しのおだしのスープ、細い麺、煮玉子、チャーシュー、九条葱。
やさしい滋味深い味わい。あったまりました。
学生風の若者3人組や、メンマを肴に小瓶のお酒を呑んでるおじさん。
おおきに~、って、ご夫婦ふたりの声もうれしかった。
銭湯の旭湯、ちょうどいいお湯加減で、疲れがほぐれてゆきました。
何回も訪れている京都。観光客としてしか知らない街。
自分にとって、たくさんの魅力がある街です。
あの路地、この角、色んな思いが去来してきます。
明日から、ゆっくり西に向かいます。